埋没法の術後にゴロゴロするなど場合もありますがドライアイではありません
ドライアイの症状には、目がゴロゴロする、不快感があるなどがあげられます。
埋没法の術後にドライアイのような症状を感じることがあってもそれは二重整形によるものではないことが多く、その原因は糸の結び目にあるでしょう。
もしドライアイについて受診する時は、埋没法の手術を受けたことを医師へ伝えてください。またすでにドライアイの方が埋没法を受ける時にもクリニックへ伝えておきましょう。
ドライアイ改善の方法のひとつに目を温めることがありますが、術後はまぶたの腫れが悪化するため控えてください。
目次
ドライアイに似た症状は糸と関係していることがあります
埋没法の術後に目がゴロゴロする、痛みがあると感じて「ドライアイではないか」と考えることもあるでしょう。しかし症状が似ているだけでドライアイとは原因が違う場合が多いのです。
ではまず、ドライアイの症状にはどんなものがあるか見ていきましょう
・目が疲れやすい
・目が乾燥する
・目がゴロゴロする
・物がかすんで見える
・涙が出る
・目の不快感がある
・目が赤くなる
ドライアイで目がゴロゴロするのは目を守る涙の量が減って乾燥していたり、涙の質が変化したりするためです。
この原因は埋没法を行ったために引き起こされることは少なく、埋没法によってドライアイになったとは言い切れません。
症状が複数確認された時はドライアイになっている可能性もあるため、受診した方が安心でしょう。
埋没法ではまぶたを糸でとめる施術が多いですが、結び目が目に触れてドライアイの時のようにゴロゴロする場合もあります。
施術方法や使う糸によって結び目があたって異常を感じることは少ないですが、違和感があればクリニックへ相談しましょう。
ドライアイが心配で受診する時は手術後だと伝えましょう
埋没法の手術がドライアイと関係することは少ないものの、年齢や生活習慣などにより、かかりやすくなってきます。
とくに埋没法手術を受けてから8~10年経過していれば、その手術がドライアイと関係していることはまずないでしょう。
そしてドライアイの改善のために眼科を受診する時は、埋没法の施術を受けたことを医師に伝えましょう。
二重整形の手術を受けたことを話すのは恥ずかしいと感じるかもしれませんが、眼科の医師にとって二重整形は珍しいことではありません。
より確かな診断を受けるためにも、先に埋没法のことを伝えておきましょう。
術後にドライアイのような目の違和感があり、糸を外したいと考える場合があるかもしれません。
そのため事前に術後の保証について確認をしてから埋没法を受けると安心です。ただし糸をはずす、結び直すなど内容によって保証期間に差があるためあらかじめ確認しておきましょう。
すでにドライアイで埋没法を受ける時は術後のケアに注意しましょう
ドライアイの症状がある状態で埋没法を受けようと考える時は、クリニックにドライアイであることを伝えておきましょう。もし目薬をさすなどしている場合は、必ずそのことを話しておいてください。
3人に1人がドライアイの症状を抱えていると言われるため、その症状があれば埋没法が受けられないとも限りません。
しかし重度のドライアイである場合には、事前に相談し施術方法を検討した方が術後の生活も快適になるでしょう。
アイメイクをまぶたの粘膜までしている場合、ドライアイになる可能性があります。それは目には眼球の油分を補うマイボーム腺がありますが、化粧品によってその部分がふさがってしまうことがあるのです。
その場合、目を温めれば詰まっていた化粧品の成分を流しやすくなりますが、埋没法の術後、ダウンタイムの間は温めると腫れがひどくなるため避けましょう。
よくメイクを落とす必要がありその影響も心配されるため、濃いアイメイクはダウンタイムが過ぎてからの方が安心です。
(まとめ)埋没法をするとドライアイになることがあるの?
ドライアイの症状を埋没法術後に感じることもありますが、結び目が原因の場合が多いでしょう。もしドライアイについて受診する時は二重整形の術後と伝えてください。
またすでにドライアイがあって埋没法を受けた場合、症状緩和のため温めたくても控えましょう。
埋没法を受けてから、目がゴロゴロする、不快感があると感じた場合ドライアイを疑うかもしれません。しかし埋没法の糸が触れていることが原因の場合もあり、ドライアイが原因とは言い切れないのです。
異常を感じた時は早めに受診しましょう。
ドライアイの原因は埋没法である可能性は低く、加齢や日常生活で症状が出やすくなります。眼科を受診する時は埋没法の術後であることを伝えると適切な対処が受けられるでしょう。
もし糸を外したい時は施術を受けたクリニックで相談しましょう。
ドライアイがあり埋没法を受ける時はクリニックへドライアイの症状を伝えておきましょう。すると目の状態に合った適切な施術を選びやすくなります。
またドライアイを温めて改善する方法がありますが、埋没法術後は避けましょう。