二重整形の手術では希望によって全身麻酔を使うこともできます
二重整形は基本的に局所麻酔によって行われますが、埋没法と切開法のどちらでも全身麻酔を利用することはできます。
ただし局所麻酔よりも料金が高額になる可能性があるので、コースに麻酔料金が含まれているものを選ぶと費用が分かりやすくなります。
全身麻酔を使うことで、まぶたに針やメスで傷をつけることへの恐怖心を和らげるメリットがあり、眠っている間に手術が終わっているという状態になるのです。
目次
二重整形は基本的に局所麻酔で行います
二重整形の場合、埋没法も切開法も、基本的には局所麻酔で行われるようになっています。
全身麻酔を初めからお勧めするわけではないことには、以下のようなメリットが局所麻酔にあるからです。
手術を行う部分にだけ麻酔が効くようにするので、手術をする以外の箇所にまで負担をかけずにすみ、使用する麻酔の量も少なくなるため覚めるまでの時間も短くなります。
呼吸や循環も安定し、アレルギーの少ない薬剤が使われる点もメリットです。
なりたい形にこだわりのある方ほど局所麻酔を選んだ方が良いと言えます。
なぜならば、局所麻酔にすることで、手術中でも目の形などを確認することができるからです。
もし全身麻酔にしてしまうと、手術が終わるまで意識がないままですから、どのように変わったのかをご自分で確認することはできません。
麻酔をかける範囲が狭くなれば、その分使用する麻酔薬の量や管理の方法が変わってくるため、大幅に費用を下げることが可能になります。
場合によっては全身麻酔にも対応してもらえます
局所麻酔の場合、どうしても手術中に音が聞こえてしまうので恐怖心を感じることもあります。
痛みは局所麻酔で感じないようになってはいるものの、不安で強いストレスを感じると強くまぶたを閉じてしまい、その結果、術後に腫れが強く出てしまう方もいます。
そのため、二重整形では全身麻酔を希望すると対応してもらえるクリニックもあるので、ご自分の希望に合う麻酔方法でクリニックを選んでも良いでしょう。
全身麻酔を選択すると眠っている間に二重整形が終了しているので、手術中の恐怖は感じずにすみます。
ただ、施術途中で形の確認ができないため、細かい部分を医師にお任せするという方であれば十分施術が受けられます。
もし細部までこだわりたいときは、やはり局所麻酔での施術をおすすめします。
局所麻酔は注射で行いますが、全身麻酔の場合、笑気麻酔という吸入するタイプのもので行うため、注射が苦手な方でも安心して麻酔を使うことができます。
笑気麻酔に使うガスは酸素に低濃度の亜酸化窒素を混ぜたもので、これを吸うと眠るまではいきませんがリラックスして心地よくなり、落ち着いた状態で手術を受けられるようになるのです。
眠るほどの麻酔は静脈麻酔で、手術中に静脈点滴で麻酔薬を入れながら行うものです。
しかし静脈麻酔は覚めるまでに時間がかかるので、ガスの吸入をやめれば早くに覚める笑気麻酔をおすすめします。
麻酔について詳しく説明を受けると不安感を取り除きやすくなります
二重整形の手術を行う前には必ず医師によるカウンセリングがありますが、その中で疑問や不安に思っていることをしっかりと質問しておけば安心して手術に臨むことができます。
もし、二重整形についてあまり知らないままで「怖いから全身麻酔にしよう」と思っている場合、その他のデメリットについて、気づきにくくなってしまうこともあります。
ですから、医師からいろいろな情報を教えてもらってから、ゆっくり判断をすることがおすすめです。
もちろん、麻酔の方法はご自分で決定することになりますが、ひとりひとりの希望や状態に合わせて医師は総合的な判断をして施術方法のアドバイスを行います。
そのため、ご自分が思っていたものとは違う麻酔方法が提案されたとしても、なぜそちらがすすめられているのかを尋ねることをおすすめします。
そして、しっかりと納得をすることによって、ご自身にとってよりメリットのある施術を受けることができるようになると言えるでしょう。
（まとめ）二重整形で全身麻酔が使われることはあるの？
二重整形には局所麻酔を使うことが多いですが、場合によっては全身麻酔を利用して手術を受けることもできます。
その分麻酔代がかかりますが、コース内に麻酔料金が含まれたものもあり、それなら料金もはっきりしているため利用しやすいのではないでしょうか。
埋没法と切開法は基本的には局所麻酔で行われますが、その理由はあらゆるメリットがあるためです。
例えば、手術する以外の箇所へ負担をかけない、意識があるため途中で確認ができる、料金が抑えられるなどがあります。
局所麻酔では手術中の様子が分かりますが、それが怖いという方には全身麻酔をおすすめします。
特に笑気麻酔であれば、意識が完全になくならずリラックスした状態で手術が受けられるほか、ガスの吸入をやめると早めに目覚めることが可能です。
二重整形を決める前に行われる、医師によるカウンセリングの中で麻酔についての疑問もよく尋ねて不安を解消しましょう。
何も知らないままで麻酔方法を決めてしまうよりも、医師と相談しアドバイスを受けてから決めると安心です。
切らない二重術（埋没法）
極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。
切る二重術（切開法）
まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。
目元形成
目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。
眼瞼下垂
まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。
目元のたるみ取り
目の下のふくらみ（脂肪）やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。
