二重の整形では術後しばらくは目の腫れが起きます
二重の整形手術をすると、どうしても目に負担がかかり、腫れや内出血、若干の痛みなど副作用を伴います。程度には個人差があり、また手術の方法によっても異なります。
見た目でわかってしまうことが多いので、整形手術をしたことそのものや、目の腫れに気づかれたくないという人は事前準備やアフターケアをしっかりしてから二重の整形をしましょう。
目次
埋没法は腫れのリスクが少ないと言われています
二重整形には2種類、いわゆる「プチ整形」と言われる埋没法と、メスを入れて半永久的に二重にする切開法があります。埋没法の方は、糸を通す穴は開けるもののメスを入れるわけではなく、手術自体も15分程度で終わってしまうため、切開法よりも目に負担がかかりません。
そのため、腫れのリスクも切開法より少ないと考えられています。人によっては埋没法をした後でもほとんど腫れが目立たず、注意して見なければ気づかない程度の場合もあります。
また、手術後2~3日経過していれば、化粧でごまかすことも可能です。腫れた、といっても泣いた後のように赤くなったり、目元がむくんで見えたりする程度ですが、糸を通す穴を点々と開けることもあって、腫れも点々としたものになることがあるので注意が必要です。
仕事の都合などで目の腫れが目立ったり、長引いたりするのが困るという場合は埋没法がよいでしょう。ただし、人によっては埋没法でも腫れが目立ってしまう場合があります。
切開法よりは腫れがないものの、腫れないわけではありません。整形したことを気づかれたくないという場合はよく医師に相談し、仕事の休みなどをきっちり確保した上で臨んだ方がよいでしょう。
切開法は腫れるものの、半永久的な二重を得ることができます
一方で、メスを通す切開法の場合は、最低でも2週間は腫れが目立つことになります。また、最初のうちはまぶたにメスを入れた時の傷も目立ちやすく、そのままでは他人にも気づかれてしまうでしょう。
切開法の場合は2週間をピークに、1ヶ月単位でだんだんと腫れが引いてくるものの、完全に腫れが引くまでには3ヶ月~半年以上を必要とします。メスをいれた周辺が腫れるため、最初は二重幅が広く見えてしまいますが、腫れが引くにつれて二重もきれいに整っていくでしょう。
1年後にはだんだん落ち着いてくるはずです。人によっては、2年ほどしてやっと二重が整ったという人もいます。
埋没法に比べると長い時間がかかりますが、切開法による二重整形ならば、半永久的な二重を手に入れることができます。仮に、埋没法で何十年も二重をキープしたい場合、途中で何度か埋没法による手術をやり直さねばなりません。
その度に腫れを経験しなければならなくなります。気になるのであれば、最初はひとまず埋没法にして、腫れの程度や実際の見た目などを確認した上で、切開法での二重整形に踏み切るという手もあるため、自分に合った方法をよく検討しましょう。
アフターケアを万全にして目の腫れを少なくしましょう
目の腫れとは、手術の際に穴を開けることやメスを入れた場所に、傷を塞ぐために血液が送られることから起きます。そのため、手術前や手術後に少し注意しておくと、腫れを抑えることができるでしょう。
たとえば、手術前は長時間の入浴や激しい運動、マッサージなど、血流をよくする行動を控えておくのがおすすめです。血行が良いと腫れがひどくなってしまうことがあります。
手術後は、医師の指示に従い患部周辺を保冷剤などで冷やしましょう。何十分も当てて冷やしすぎると、逆に凍傷や血行不良の危険もあるため、何度もこまめに当てたり、離したりを繰り返すのがおすすめです。
ただし、触りすぎは逆に腫れを悪化させてしまうので、刺激しすぎないようにしましょう。また、寝るときに枕を少し高めにしておくと、顔に血が上りにくくなるので腫れを抑えやすくなります。
その他、アルコールや辛いものなど刺激物の摂取も控えた方が無難です。また、整形後は腫れを隠したいがために濃いメイクをすることがありますが、メイクを落とす段階で必要以上のクレンジングをすることになり、それが刺激になって腫れを悪化させてしまうことがあるため注意しましょう。
目に余計な刺激を与えず、血行に注意して過ごすのが腫れを長引かせないコツです。
(まとめ)二重整形後は目の腫れがあるって本当なの?
二重整形をするとどうしても腫れが起きてしまいます。程度には個人差がありますが、目の腫れや整形したことを気づかれたくないという人は、腫れ対策をしっかりとしてから二重整形に臨みましょう。
とにかく腫れを少なくしたいという場合は埋没法をおすすめします。埋没法はメスを使わないため、切開法より負担が少なく、腫れも抑えられます。
ただし、まったく腫れないわけではないため、絶対に気づかれたくない場合は注意が必要です。
切開法の場合は半永久的に二重になる代わり、メスを通すため腫れも大きくなります。最低1ヶ月は腫れることを承知しておきましょう。
もし気になるなら、埋没法で腫れを確かめてから切開法に踏み切るという方法もあります。
目の腫れは傷を修復するために血液が集まることで起きます。そのため、血行を促進する行為を控えることで腫れを抑えることができるでしょう。
冷やすことでも腫れが引きやすくなりますから、血行に注意し、刺激を与えないようにして過ごしましょう。