二重整形の埋没法は、何年か経つと糸が取れる可能性がある
埋没法は、切開法と比べて手軽に受けられる二重整形です。まぶたを切らずに糸で固定して二重のラインをつくりますが、何年か経つと人によっては糸が取れることがあります。
埋没法は、「まぶたを切らない施術」として人気が高く、多くの方が実際に施術を受けています。まぶたを切りたくない方や、施術時間を短くしたい方、はじめて二重整形を受ける方などが、埋没法を選ぶ傾向があります。
埋没法はまぶたの腫れなど、施術後のリスクが低い分、切開法よりは二重のラインを維持する期間が短くなりやすいことを頭に入れておきましょう。
目次
二重整形の埋没法が取れかけているサインと前兆
二重埋没法の糸は急に取れることはなく、だんだんと糸の力が弱くなって取れる場合がほとんどです。完全に二重がとれてしまう前に、糸がとれかけていないか自分で確認できます。
例えば次のような二重になっていたら、埋没法の糸が取れかけているかもしれません。
二重ラインの食い込みが浅くなってきた
埋没法とはまぶたを糸で留める術式で、まぶたの皮膚が糸に沿って折り込まれていることを”二重ラインの食い込み”といいます。埋没法の糸が取れかけていると、糸が緩んで食い込みが浅くなります。
施術後半年以上経過して食い込みが浅くなったと感じたときは、埋没が取れかけているサインかもしれません。そのまま放置しても食い込みの強さがもとに戻ることはありません。
二重ラインが消えかかってきた
埋没法が取れかけると、目元のコンディションによって二重のラインが消えてしまうことがあります。日によって二重ラインが変動するのも、埋没法が取れかけているサインです。
二重ラインが三重になった
埋没法の糸が緩みまぶたを引き上げる力が弱まると、二重ラインが複数でき三重になる場合があります。むくみなどにより一時的に三重になることもありますが、三重の状態が1〜2週間続いたら、埋没法が取れかけているサインです。
二重の幅が変わってきた
まぶたを留めている糸が緩んでくると、糸の位置が変化して二重の幅が狭くなったり広くなったりします。二重幅の変化は埋没法が取れかけている大きなサインです。
二重のラインに左右差がある
左右どちらかの埋没法が取れかけ、片目だけ食い込みが浅くなったり三重になると、目の大きさに左右差が生まれます。鏡で自分の顔を見たときに左右差ができてきた場合は、埋没法が取れかけているサインかもしれません。
まばたきするとにまぶたに違和感がある
埋没法を「瞼板法」という方法でおこなった場合、ゴロゴロ感や痛みなどの違和感を生じます。このような症状が出てきた場合は、取れかけている糸が眼球を傷つける可能性があるためすぐに担当医へ相談しましょう。
二重整形の埋没法が取れる原因
埋没法の糸が取れる原因はいくつかあります。
実はちょっとしたことで取れにくくなったり、取れるのを防げたりします。埋没法を受けたい方は、事前に確認しておきましょう。
施術方法
埋没法といっても、施術方法はたくさんあります。埋没法はまぶたに糸を留めることで二重を作ります。留める箇所は1〜3点留めがあり、留める箇所が少ないほど取れやすいです。
一般的には2点留めか3点留めが多く、1点留めは二重の持続力が少し心もとない印象です。糸を留める箇所を増やすと価格も変わりますが、より強い二重を作れます。糸が取れるのが心配な方は、2〜3点留めの埋没法がよいでしょう。
厚い一重まぶたである
厚い一重まぶたの方が埋没法で二重にすると、糸が取れやすい場合があります。
埋没法の糸は、まばたきなどによる負荷がかかることで、時が経つと取れてしまうことがあります。同じくまぶたの厚みによる重さは、糸の負荷となり支えきれなくなって糸が取れてしまうことがあるのです。
厚い一重まぶたの方は埋没法のなかでも取れにくい施術を選ぶか、切開法を選択するのがおすすめです。
花粉症などで目をこする
花粉症などで目をこする癖がある方は注意が必要です。まぶたに負担がかかり、糸が取れやすくなる原因となります。
普段の洗顔やアイメイクを落とすときなども同様です。目元をゴシゴシこすりながら洗うのはおすすめしません。
ちょっとした刺激で簡単に糸が取れるということはありませんが、積み重ねで糸に負荷がかかり、糸の力を弱めてしまう原因になります。
二重の幅が広すぎる
幅広二重は華やかな印象をあたえますが、無理に二重の幅を広げて施術を受けると糸が取れやすくなります。また糸の食い込みが浅く、きっくりとした二重ラインが作れない場合もあります。
二重幅を無理に広げるのではなく、その後のリスクも含めて自分の目元に適した二重幅で施術を受けるのが理想です。
カウンセリングで医師に相談することをおすすめします。
幅広二重になるには?切開法や幅広二重に向いている方について解説 >
体重の変化やむくみ
体重が大きく増えると体型にも変化が現れ、まぶたの脂肪も増加します。まぶたの脂肪が厚くなると二重ラインにも影響し、一重に戻ってしまったり、糸が取れやすくなったりする可能性があります。
体重の変化に関わらず、顔のむくみでも二重ラインが見えにくくなる原因になり得ます。
加齢による目元のたるみ
加齢による目元のたるみや筋肉の衰えは埋没法が取れる原因の一つです。このような変化は埋没法を受けていなくても起こることで、埋没法の施術を受けてもたるみは起こります。
たるみの影響で視界が悪くなったと感じている方は、切らないまぶたのリフトアップがおすすめです。
取れかけた埋没は復活する?
取れかけた埋没法の二重ラインが復活することはありません。二重ラインの食い込みが浅くなったり消えたりするのは糸の緩みが原因ですが、一度緩んだ糸がもとに戻ることはないからです。
埋没法が取れかけているときに、二重のりやテープを使用しても根本的な解決にはならず、使い続けるとまぶたのかぶれや炎症を起こす可能性があります。
二重ラインを戻したい方は、埋没法の再施術を検討しましょう。
二重整形の埋没法が取れたときにすべきこと
埋没法の糸が緩んでいることに気付いたら、むやみにまぶたに触れたり、二重に戻そうとするのは避けましょう。糸が外れた状態から二重を再現するのは難しいです。
二重が取れたときにすべきことは次の3つです。
まぶたから糸が出ていないか確認する
まぶたから糸が出ている場合、眼球を傷つけてしまう可能性があります。埋没法は医療用の糸で、通常は害のない安心の糸です。
しかし糸が取れかかっていて違和感がある場合は、施術を受けたクリニックに相談して糸が出ていないか確認してもらいましょう。
二重整形の保証期間を確認する
埋没法には、基本的に保証が付いています。保証が付いていれば、糸が取れた場合に再施術が無料で受けられるはずです。糸を外したり、二重幅の変更なども保証の範囲内で可能なクリニックもあります。
保証内容はクリニックによって異なります。保証期間が過ぎている場合は保証の対象外となるため、ご自身が受けたクリニックの施術の保証期間と内容を確認しましょう。
クリニックで医師に診てもらう
二重ラインが消えかけてきた、違和感があると思ったら、まずは早めにクリニックで医師に見てもらうことが最善です。
自分ではわからなくても、目が傷ついている可能性もあります。基本的に診察は無料です。見てもらったあと、保証の範囲内でしっかり対応してもらえるでしょう。
二重整形の埋没法が取れたときにしてはいけないこと
埋没法が取れたとき、あやまって目を傷付けないためにも、次の3つは注意が必要です。
二重テープを使用する
二重テープを使って、二重をもとに戻そうとするのは要注意です。取れかけた糸が動いて眼球を傷付けたり、まぶたから糸がでてしまったりする可能性があります。
糸が取れたらクリニックを受診し、二重ラインを戻す場合は再施術してもらうようにしましょう。
放置する
埋没法の糸は身体に無害なものですが、糸が取れたまま放置すると、眼球を傷付けたり、まぶたが腫れる原因になります。
糸が取れたあとむやみにまぶたを触ることはよくないですが、そのまま放置することにもリスクがあります。
表面に出てきた埋没糸を自分で切る
万が一まぶたの表面から埋没糸が出てきても、ハサミについている雑菌から感染する恐れがあるため、自分で切るような行為はやめましょう。
二重整形の埋没法を取れにくくするためには
埋没法の糸はどうしても時間が経つと消耗します。とはいえなるべく持続力をキープしたいところです。埋没法を取れにくくするには、いくつかポイントがあります。
留める箇所の多い埋没法を選ぶ
二重をなるべく長持ちさせたい方や、糸が取れやすい厚めのまぶたの方は、糸留めの数が多い施術を選ぶことをおすすめします。糸を留める箇所が多いと、より強固な二重が作れます。
さらに点留めでなく線留めと呼ばれる埋没法の手法では、持続力がより高く、まぶたに糸玉が出てしまうリスクもないのでおすすめです。
しかし、3回以上埋没法の再施術を受けている方は、埋没法での二重形成が適していない可能性が高いため、切開法の検討をおすすめします。
技術の高い医師に施術をしてもらう
糸の取れやすさは、施術法だけでなく医師の技術力にも左右されます。糸の結び目の加減や留める点数などは、医師の経験と技術に基づくものです。
二重の仕上がりはもちろん、糸の持続性は医師によって差が生じやすいため、埋没法を得意とする医師を選ぶとよいでしょう。
二重幅を広くしすぎない
二重が取れやすい原因でも述べたように、二重幅を無理に広げて施術すると、取れやすくなってしまいます。
特にまぶたが厚い一重の方は、幅広二重や平行二重を作ると糸が取れやすいリスクがあり、埋没法は不向きといえます。二重の幅は可能な範囲にとどめて無理に広くしすぎないようにするか、切開法を選びましょう。
目をこすらない
目をこするなどの刺激は糸に負担がかかり、糸が取れる原因となります。かゆみが生じたときは、目薬をさしたり水で洗ったりして対処しましょう。
二重整形の埋没法を再検討している方にはSBCがおすすめ!
おすすめ理由①豊富な手術実績
湘南美容クリニックの二重症例数は累計約87万件にも上ります。(2024年6月末現在)
豊富な手術により培われた知識や経験をもとに、一人ひとりの目元の状態に合わせて施術をおこない、一重に戻りにくい埋没法をご提供いたします。
おすすめ理由②技術力の高い医師が多数在籍
湘南美容クリニックには、学会発表などもおこなう技術力の高い医師が在籍しております。そのなかでもより技術力の高い14名の厳選されたドクターは、耐久性の高い仕上がりを実現します。
おすすめ理由③安心保証制度
湘南美容クリニックでは、お客さまに安心して施術を受けていただけるよう、安心保証制度をご用意しております。
糸が取れたときや二重のラインが薄くなったとき、二重幅を変更したいときなどに再施術の対応をさせていただきます。
SBCの取れにくい埋没法をご紹介【症例写真あり】
フォーエバー二重術®
今回はフォーエバー二重術®1ヵ月後の症例写真です。フォーエバー二重術®は、糸の結び方や通し方を根本から改革し、一重に戻りにくいよう研究された埋没法です。
執刀医:飯田 誠丈 医師
クイックコスメティーク・ダブルNeo
元々一重であることに悩まれていた20代女性の方です。埋没法のなかでも腫れにくく、バレにくいクイックコスメティーク・ダブルNeoを選択されました。ご本人も大満足のキレイな二重に変身!
執刀医:赤尾 健 医師
クイックコスメティーク・トリプルNeo
糸を片目3本使用するトリプルは、クイックコスメティークNeoのなかでも耐久性が高く、さらにデザイン性が高いことが特徴です。mix型二重でイマドキ目元に!
執刀医:横谷 仁彦 医師
まとめ
埋没法は手軽に受けられる反面、時が経つにつれて糸が取れやすくなります。糸が取れる原因はさまざまで、施術法だけでなく生活習慣が要因で引き起こるものもあります。そのため二重の持続性には個人差があります。
埋没法による二重で目元に変化を感じたら、糸が取れかかっているサインかもしれません。一度施術を受けたクリニックに相談してみましょう。保証内容によっては、無料で再施術が受けられます。
湘南美容クリニックでは、高品質でかつリーズナブルに受けられる埋没法から、糸の取れにくさにこだわった技術がともなう埋没法まで、幅広い施術のご用意があります。
独自の安心保証も付いており、糸が取れた場合でも各施術の保証内容に応じて無料で再施術の対応をさせていただきます。埋没法を検討している方は、安心保証があり多くの症例実績を誇る湘南美容クリニックへぜひご相談ください。