二重整形では、眼瞼下垂と逆さまつ毛に保険が適用される場合があります
※湘南美容クリニックの美容整形・美容外科手術は健康保険適用外となります。
二重整形は美容のために行われるものだと認識されていますが、日常生活に支障が出る症状の改善に対して、保険適用となる場合があります。一重まぶたを二重にしたいという理由では、美容目的の施術になるため保険適用とはなりません。
しかし、眼瞼下垂や逆さまつ毛に関しては、保険の適用が認められる可能性があります。眼瞼下垂や逆さまつ毛は日常生活が送りづらいだけではなく、まぶたや目以外の場所に影響を及ぼす恐れがあります。
もし眼瞼下垂や逆さまつ毛でお悩みであれば、保険が適用されるかどうか医師に尋ねてみましょう。
目次
眼瞼下垂とはまぶたが下がって開けづらい症状のことです
眼瞼下垂とは、まぶたが黒目の付近まで垂れ下がってくるために、日常生活に支障をきたしている症状のことです。加齢によるまぶたのたるみが原因になることもあれば、生まれつきまぶたの筋肉や神経が未発達であるために起こることもあります。
まぶたを開ける力が弱いせいで視界が悪くなり、さまざまな健康被害が見られるため、二重整形では保険適用が認められているのです。
まぶたが下がりやすいと、視界を広くしようとして顎を上げるクセがつきます。
不自然な姿勢になるので、肩の筋肉が緊張して肩こりがひどくなります。
肩こりがひどくなると、緊張性頭痛が起こりやすくなるのです。
歯の食いしばりも頭痛が起こる原因のひとつだといわれていますが、眼瞼下垂が歯の食いしばりの原因になっていることがあります。
なかなか寝つけなかったり、夜中に何度も目が覚めたりする症状は、睡眠障害に当てはまるでしょう。
睡眠障害も、眼瞼下垂が引き起こしているのではないかといわれています。
原因不明とされることが多い自律神経失調症では、冷えや多汗、便秘や下痢などがたびたび起こります。
これらの症状も、眼瞼下垂が影響しているという説があるのです。
逆さまつ毛は、まつ毛の生え方が原因で起こる症状です
逆さまつ毛は、まつ毛が眼球に向かって生えているために、目の痛みや異物感を伴う症状です。自分でまつ毛を抜いて対処しても、また同じ方向に向かって生えてくるので効果は期待できません。
信頼できるクリニックのもとで、適切な施術を受ける必要があります。
・目やにが多い
・まぶしさを感じて目を開けづらい
・涙がよく出る
・まばたきの回数が増える
・目が充血しやすいこのような症状は、眼瞼下垂によく見られる症状の一部です。
逆さまつ毛には2つの種類がありますが、どちらの逆さまつ毛であっても保険適用の上、二重整形を受けられる可能性があります。
まつ毛の生える向きが一定ではなく、生まれつきふぞろいな状態です。
一部のまつ毛の先が眼球に触れるため、異物感やチクチクとした痛みを感じます。
まつ毛の生える方向に問題はないのですが、下のまぶたの内側が眼球と近いため、まつ毛の先が眼球に触れて刺激を感じます。
生まれつき眼瞼内反症であるケースと、加齢や外傷などによって眼瞼内反症になるケースがあるでしょう。
保険適用の二重整形では注意したいポイントがあります
二重整形を保険適用で受けたい時は、医師に相談して医師の判断を仰ぐ必要があります。患者さん本人の意思だけでも決められるものではないので、必ず医師と相談してください。
また、自由診療の二重整形と違い、二重のラインをどのようにするかなどの希望は通りづらくなります。保険適用での二重整形は、あくまで美容を目的としない範囲です。
その点を踏まえて、保険適用で施術を受けるか考えましょう。保険適用で二重整形を受ける最大のメリットは、通常よりも安い料金で施術を受けられることです。
クリニックによって料金設定は異なりますが、眼瞼下垂と逆さまつ毛のいずれの場合も数万円で施術が可能になります。保険が適用されない通常の施術では、数十万円単位で費用がかかることがあるのを考えると、かなり金額が抑えられます。
メリットとデメリットを考慮して、最適な方法を選びましょう。
（まとめ）二重整形は保険適用になる？
二重整形では、美容目的の施術では保険が適用されませんが、眼瞼下垂や逆さまつ毛に関しては保険適用が認められる可能性があります。眼瞼下垂や逆さまつ毛に悩んでいるのであれば、保険適用されるかどうか医師に確認しましょう。
眼瞼下垂は、まぶたが黒めのあたりまで下がってくる症状のことです。生まれつきまぶたの筋肉や神経が未発達のせいで起こることもあれば、加齢も原因になります。
肩こりや頭痛、自律神経失調症などを引き起こす恐れがあります。
逆さまつ毛は、まつ毛が眼球に向かって生えているために起こる症状です。まつ毛を抜いても改善されず、信頼できるクリニックで施術を受けなければなりません。
原因が先天性であっても後天性であっても、保険適用で二重整形を受けられる可能性があります。
二重整形を保険適用で受ける時は、注意点が2つあります。医師の承認が必要であることと、二重のデザインを自分で決められないことです。
料金を抑えた施術が受けられるメリットを踏まえ、医師と相談しましょう。
切らない二重術（埋没法）
極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。
切る二重術（切開法）
まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。
目元形成
目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。
眼瞼下垂
まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。
目元のたるみ取り
目の下のふくらみ（脂肪）やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。
