二重整形は加齢によるたるみで取れる可能性があります
二重整形の埋没法で二重まぶたにしても、半永久的に二重が持続することは難しいと言われています。
埋没法の二重が取れてしまう原因の1つに、加齢が挙げられます。
加齢によって埋没法が取れるのは、まぶたのたるみにより負荷がかかって取れたことが考えられるのです。
埋没法を繰り返している方には切開法が奨められる場合があります。
また、加齢によるまぶたのたるみは眉下切開法や眼瞼下垂で改善が望めます。
目次
加齢によりまぶたがたるむと、二重のラインに皮膚が覆い被さってきます
二重整形の1つである埋没法は、施術時間も短く手軽にできる「プチ整形」と呼ばれています。
二重の持続する期間は一般的に3~5年ほどと言われています。
しかし中には10~20年美しい二重を維持している方もいるのです。
埋没法の取れてしまう、もしくは幅が狭くなってしまう理由として考えられるのは、外からの大きな衝撃や断続的な刺激、加齢によるまぶたのたるみが挙げられます。
この中でも加齢による影響は誰でも起こるものです。
肌の弾力やハリは真皮層にあるコラーゲンによって保たれていますが、コラーゲンは年齢とともに量や生産量が減少していく傾向にあります。
コラーゲンの量は20歳前後がもっとも多く、50歳前後になると20歳のときの4分の1まで減少してしまうといいます。
加齢によってコラーゲンが不足した肌は、肌の弾力やハリを失っていきます。
年齢を重ねるとシワやたるみが出るのはそのためです。
まぶたも皮膚の一部ですから、加齢による影響を十分受けると考えられます。
加齢でまぶたがたるむと、二重のラインに皮膚が覆い被さっていきます。
従って、埋没法で二重整形を受けても、加齢とともに二重のラインが狭くなったり取れてしまったりすることがあるのはまぶたのたるみが原因と考えられます。
ただ、埋没法の糸が取れてしまったからといって、何度も手術することは目元の負荷となるため推奨されていません。
加齢による皮膚のたるみは眉下切開法で改善が期待できます
加齢によって埋没法の糸が取れてしまった場合、再度埋没法の施術を受ける方法もあります。
しかし、埋没法を繰り返している方の場合は、クリニックによっては切開法を奨められることもあるでしょう。
切開法であれば、施術の時に余分な皮膚も同時に除去できるため検討してみても良いかもしれません。
また、加齢による皮膚のたるみを除去する施術として「眉下切開法」も挙げられます。
眉下切開法は「眉毛下切開」とも呼ばれます。
眉下切開法はメスを入れてまぶたの余分な皮膚を切除する施術で、術後はまぶたがすっきりとし、美しい二重が実現させることが期待できるのです。
眉毛の下のギリギリを切開するため傷も目立ちにくく、施術を行ったことがバレる心配も少ないでしょう。
ダウンタイムは個人差があるものの3~7日程度と短く、日常生活に支障をきたす可能性も低いです。
眉下切開法はまぶたのたるみが比較的軽度の方に向いている施術とされています。
まぶたのたるみは眼瞼下垂が原因の可能性があります
二重の幅が狭くなった、一重まぶたになったという方は「眼瞼下垂」と呼ばれる症状が原因の場合もあります。
眼瞼下垂というのは上まぶたを開くのに使う「眼瞼挙筋」という筋肉の力が弱まり、まぶたが下がってしまう症状です。
下がったまぶたにより視界が狭くなるのが特徴的で、肩こりや頭痛、目の痛みなどの症状を併発することもあります。
眼瞼下垂は生まれつき生じる先天性のものもありますが、加齢やコンタクトレンズの使用、目元の摩擦が原因となる後天性のものもあります。
また、動眼神経麻痺、重症筋無力症などの重大な病気が原因となることもあるので注意が必要です。
高齢者だけでなく、20~30代の若い世代でも発症する可能性があります。
眼瞼下垂の改善は重大な疾患が原因である場合を除き、クリニックで施術を受けることで可能といわれているのです。
軽度のものであれば眉下切開法で対処できる場合もありますが、眼瞼下垂の場合は眼瞼挙筋を縫い縮める施術を行います。
まずはクリニックで相談してみることが大切です。
(まとめ)二重整形は加齢で取れることはある?
二重整形の埋没法では半永久的な二重の持続が難しく、加齢によって取れてしまう可能性があります。
加齢で二重が取れてしまうのはまぶたのたるみが原因と考えられており、二重整形の切開法や眉下切開法、眼瞼下垂で対処することが効果的です。
肌の弾力はコラーゲンによって保たれていますが、その量と生産量は加齢とともに減少していく傾向にあります。
加齢でまぶたがたるむことにより、二重のラインに皮膚が覆い被さってくるため、埋没法の二重が狭くなることや取れてしまうことがあります。
加齢により皮膚のたるみが生じた場合、症状が軽度であれば眉下切開法で除去することができます。
眉下切開法では眉毛の下のギリギリを切開するため、傷も目立ちにくく施術を受けたことがバレる心配も少ないです。
まぶたのたるみは、眼瞼挙筋が弱まる眼瞼下垂と呼ばれる症状が原因の可能性があります。
加齢やコンタクトレンズの使用、目元の摩擦などが原因となる後天的なものもあり、クリニックで眼瞼下垂の施術を受けることで改善が望めるのです。