二重整形で処方される飲み薬は痛み止めや抗生剤です
二重整形では、埋没法であれ切開法であれ、術後に痛みが生じる可能性があります。
そのため、施術の前後に痛み止めが処方されるのが一般的です。
また、施術により患部に感染症などが起きないように、抗生剤が処方されることもあります。
例としてブレシンやロブ、ケフポリンなどの薬が挙げられます。
ただし、美容整形において抗生剤は必ずしも必要ではないとされています。
二重整形では施術の前後に痛み止めが処方されます
二重整形には「埋没法」と「切開法」の二種類があります。
埋没法は医療用の糸をまぶたに複数箇所留めることで二重のラインを形成する方法です。
一方、切開法はまぶたをメスで切開することで二重のラインを形成する方法になります。
どちらの施術でもまぶたに負担がかかることは否めませんので、個人差はあるものの腫れを生じることがあるのです。
一般的に、埋没法では術後2~7日程度、切開法では術後1~2週間程度腫れが続くといわれています。
また、施術では痛みを伴うことがあります。
しかしながら、施術前に麻酔を使用するため、痛みが気になることは少ないでしょう。
ただ、麻酔の効果が切れたとき、まぶたに痛みが生じる可能性があります。
その痛みを和らげることを目的に、クリニックでは鎮痛剤(痛み止め)を処方するのが一般的です。
二重整形では、施術の前もしくは後に飲み薬が処方されます。
どのような飲み薬が処方されるかはクリニックによって異なりますが、例として「ブレシン」や「ロブ」などが挙げられます。
薬には用量、用法が定められているため、きちんと守って服用するようにしましょう。
二重整形では感染症予防のために抗生剤が処方されます
二重整形をはじめとした美容整形では施術中もしくは施術後に、痛み止め以外の飲み薬が処方されることもあります。
たとえば、「ケフポリン」「フロモックス」「アモキシシリン」などに代表される抗生剤です。
施術によりまぶたにばい菌が入ってしまった場合、腫れが悪化するだけでなく、炎症を起こしたり化膿したりする恐れもあります。
美容整形で施術前後に抗生剤を処方するのは、施術による患部の感染症を予防するためです。
しかしながら、二重整形においては抗生剤によって感染症の有無に違いが出たという科学的なデータは出されていません。
ですから、多くのクリニックでは抗生剤は必ずしも飲まなければならないとはしていません。
抗生剤による副作用もみられるため、過去にアレルギー症状が出た方や胃腸を悪くした方などは医師に相談してから処方した方が良いです。
通常、衛生面がきちんと管理されたクリニックで施術を受ければ、どのような心配はさほど必要ありません。
そのため、抗生剤を飲むことよりも、信頼できるクリニックで施術を受けることの方が大切といって良いでしょう。
二重整形の埋没法は腫れにくい施術法です
二重整形の埋没法の施術であれば、施術時間も短く、腫れがでにくいと言われています。
また、術後のダウンタイムも3日~1週間と比較的短く、あまり薬に頼りたくないという人は埋没法を検討してみても良いかもしれません。
しかし埋没法と言っても、各クリニックによって細かく方法が分かれているため公式サイトやカウンセリングの際に確認してみても良いでしょう。
ここでは代表的な2つの埋没法をご紹介します。
「瞼板法」と呼ばれる施術方法は上まぶたにある瞼板という部位に糸を通して固定する方法です。
この施術法は手術時間が短いことが特徴になります。
手術への恐怖心が強いという方は、こちらを選んでみても良いでしょう。
「挙筋法」と呼ばれる施術方法もあります。
この方法で施術を行った場合、まぶたの皮膚と角膜から少し離れた挙筋を糸で留めるため、眼球を傷つける心配が少ないとされています。
二重整形でトラブルに見舞われないためには、事前にしっかりとカウンセリングを受け、信頼できる医師の元で施術を受けることが何よりも大切といえるでしょう。
(まとめ)二重整形で処方される飲み薬とは?
埋没法と切開法とがある二重整形ですが、施術の前後にクリニックで飲み薬が処方されます。
1つは痛み止め、もう1つは抗生剤です。
抗生剤については美容整形で必ず必要というわけではありません。
二重整形の埋没法と切開法では施術方法や腫れ方などが違いますが、どちらも麻酔の効果が切れた時に痛みを生じる可能性があります。
そのため、クリニックでは施術の前後に「ブレシン」や「ロブ」などの痛み止めを処方するのが一般的です。
二重整形を含めた美容整形では、感染症予防のため施術の前後に抗生剤を処方されることがあります。
二重整形では抗生剤が感染症を抑えることが科学的に証明されているわけではないため、信頼できるクリニックで施術を受けることの方が大切でしょう。
二重整形の埋没法は施術時間が短く、腫れにくい方法と言われています。
瞼板法と挙筋法の2つがあり、それぞれのメリットを踏まえた上で選びましょう。
腫れや処方される薬のことなどは事前のカウンセリングで確認することが大切です。