埋没法による二重整形後にビューラーを使用しても問題ないです
通常、埋没法による二重整形後にビューラーを使用することについては何の心配もないと言われています。
基本的に、埋没法による二重整形の場合、瞼板や上眼瞼挙筋を医療用の糸を使って縫い留めることで美しい二重のラインを作りだすのです。
このまぶたを縫い留める糸へ負荷がかかり過ぎてしまうと、作成した二重が取れてしまうことがあります。
そのため日常生活で摩擦などによる負担を減らすことで二重のラインを維持することが大切と言えるでしょう。
ビューラーの場合、まぶたへの負担は比較的少ないと考えられているため、埋没法で作成した二重のもちにはさほど影響しないといえます。
目次
ビューラーによる負担が埋没法の寿命を縮めるわけではありません
一般的に見て、ビューラーによるまぶたへの負担が埋没法の寿命を縮めているとは考えにくいと言えます。
短時間の使用で、なおかつ、擦るなどの摩擦が生じるわけでもないビューラーが影響して二重のラインがとれる可能性は低いことが予測されるからです。
基本的に、埋没法をした後に二重のラインが消失しやすい原因として以下のようなものが考えられます。
- まぶたに脂肪がついている
- まぶたの皮膚が厚い
- まぶたを持ち上げる力が弱い
- 二重のラインが幅広いデザインにした
- アイメイクをクレンジングや洗顔で力強く落とす
- コンタクトを長時間つける
- 目元のマッサージを行う
- アトピー性皮膚炎や花粉症などが原因でまぶたをよく擦る
つまり物理的な理由以外で考えると、埋没法による二重整形が元に戻るのには一定の力が継続して与え続けられている影響が大きいと言えます。
上記に比べてまぶたへの負担が少ないと言えるビューラーによる影響は、さほど大きくないと考えてよいでしょう。
ビューラーを正しく使うことでまぶたへの負担を減らしましょう
通常、ビューラーが原因で埋没法による二重のラインが消失することは考えにくいですが、使い方によってはまぶたに負担がかかる可能性があります。
たとえばビューラーでまつ毛をカールさせる際に力強く引っ張ったりすると、まつ毛が抜けたり、まぶたの皮膚や組織に負担をかけることで腫れやたるみが生じたり、まぶたが厚ぼったくなったりする恐れがあります。
さらに誤った使い方を続けると、まつ毛が抜けるだけでなく、最悪、まつ毛が生えてこなくなる可能性があるのです。
二重整形をしているかどうかに関わらず、ビューラーのようなアイテムを使用して目元にアイメイクを施す際には気をつけましょう。
なぜなら目元の皮膚はとても薄いからです。
とくに埋没法で二重整形を受けている場合にアイメイクを行う際は、強く擦ったり引っ張ったりせず、優しく扱ってください。
ビューラーはまつ毛の根元から毛先にかけて、手の角度を変えながら徐々にカールさせるように使うのが基本となります。
まつ毛を一度にカールさせようとすると過度な力が入りすぎるため、まつ毛は小分けにカールさせるようにしましょう。
ビューラーの負担を気にせずに済む方法を選ぶのも1つの手です
ビューラーなどによる日常的な習慣に不安になることなく、美しい二重を実現されたいと望むのであれば、切開法による二重整形がおすすめです。
なぜなら切開法はまぶたそのものの構造を変えてしまうため、半永久的に二重を維持することを期待できるからです。
まず切開法においては、二重整形を行う際に、メスで切開した部分から露出した挙筋腱膜の切り口を両側の皮膚と縫合することで半永久的な二重のラインを成形します。
そしてこの縫合した傷跡に皮膚や挙筋腱膜が癒着することで二重のラインが半永久的に続くというわけです。
なお埋没法でも糸を点で留める方法ではなく線で留める方法であれば、糸全体のテンションを微調整してくれる効果が期待できるため、点留めに比べて二重のラインが維持しやすくなります。
ただ一筆書きで糸をかける場合、医師にも技量が必要です。
また二重のラインが維持しやすいと言っても永遠に維持することは難しいです。
体質やまぶたの構造、生活習慣などを考慮して、自分に適した方法を選びましょう。
(まとめ)埋没法での二重整形後にビューラーを使っても大丈夫?
埋没法による二重整形後にビューラーを使用することは二重のもちにさほど影響しないと考えてよいでしょう。
なぜならビューラーによる刺激は比較的大きな負担にならないことが推測されるためです。
埋没法による二重のラインが取れやすい原因には、まぶたの皮膚が厚いなどの物理的な理由の他に、日常的に一定の力が加わる生活習慣による影響も挙げられます。
なお上記より負担が少ないと言えるビューラーでは二重のラインは消失しにくいと言えます。
ビューラーを使用する際は、まつ毛やまぶたに過度な負担がかからないように使用することが大切です。
とくに埋没法で二重整形を受けている場合、強く引っ張ったりせずビューラーを正しく使用することで、まぶたに負担がかからないようにする必要があります。
ビューラーを使うなど、日常的な生活習慣に不安になることなく二重のラインを維持したいと考えるのであれば、切開法がおすすめです。
なお埋没法でも術式によっては埋没法を長く維持できる可能性はあります。