パスポートの顔写真が二重整形後の顔と違っていても大丈夫です
一般的に、二重整形後の顔がパスポートの顔写真と違うことについてはなんら問題ないと言われています。
実際に過去の事例においても、美容整形が原因で出入国を拒否されたという事実はありません。
ましてや目元が二重になった程度の変化であればなおさらです。
美容整形で顔の印象が大きく変わるほど変化していたとしても、出入国審査の際に、美容整形を受けた医療機関の診断書を見せさえすれば問題ありません。
目次
二重整形による目元の変化は問題視されないことが予想されます
通常、出入国審査において、二重整形による微妙な目元の変化は問題視されないことが考えられます。
パスポート申請用の写真で重要なのは本人が認識できる程度の鮮明な画像です。
さらにパスポートの写真には規格があり、細かい規定がさまざまあります。
たとえばカラーコンタクトを装着している状態で撮影された写真は本人確認を妨げる点で不適切だと見なされるため、撮り直しが求められます。
また笑い過ぎたりして平素の容姿と著しく異なる写真においても同様のことが言えます。
このことから、本人確認がとれないほど著しい変化が認められる写真は規格外と見なされる可能性が高いことがわかります。
つまり二重整形による目元の変化程度は規格外とは見なされないことが考えられるというわけです。
現在の顔認証システムにおいては、メイク・メガネ・ヘアスタイル・経年変化による顔の違いまで含めた上で本人確認ができるようになっています。
そのことから、二重整形による微妙な顔の変化は出入国審査に影響されないと考えてよいでしょう。
美容整形で入国を拒否された事例はありません
これまでに二重整形を理由に入国を拒否された事例はないと言われています。
というのも二重整形が入国を拒否される規定に該当していないからです。
実は、入国を拒否される理由には大きく分けて2つのことが考えられます。
1つは国の脅威になりかねない人物であるかどうかという点と、もう1つは不法就労する可能性があるか否かという点です。
たとえば入国審査の際に本人確認ができないという理由で別室に呼ばれたとしましょう。
この際に疑われているのは、なりすましではないかという点ですが、その根本にあるのは上記2点になります。
ということはパスポートの写真が本人であることさえ証明できれば何の問題もないというわけです。
なお二重整形において、本人確認がとれないほど大きく変化することはほとんどありません。
また18歳以上の方だとパスポートの期限は最長で10年用のものが申請可能で、10年もあれば人の顔貌には何かしらの変化が現れることが考えられます。
つまり二重整形による顔の変化程度で出入国審査に引っかかることはまずもってないと考えた方がよいでしょう。
二重整形を受けた医療機関の診断書をもらっておきましょう
二重整形が理由で出入国審査に引っかかるような事態を避けたいのであれば、事前に二重整形を受けた医療機関から診断書をもらっておくとよいでしょう。
一般的にそのようなケースはめったにないと言われていますが、二重整形を受けた方や検討されている方の中には、出入国審査の件で戸惑いがある方もいらっしゃるでしょう。
また出入国ができないといった事態にはいたらないにしろ、出入国審査で絶対に引っかからないとは言い切れません。
そこで二重整形を受けた方で海外に行く予定があり、なおかつスムーズな出入国審査を望む方は、医療機関からもらった診断書を携帯しておくことをおすすめします。
医療機関によっては診断書と一緒に術前術後の写真のコピーをもらえるところもありますので、心配な方は事前に医療機関へ問い合わせてみるとよいでしょう。
なお万が一診断書をもらい忘れているにも関わらず、出入国審査で引っかかってしまった場合は、審査スタッフに二重整形を受けたことと、受けた医療機関名を伝えれば問題ありません。
(まとめ)パスポートの写真と二重整形後の顔が違うのは大丈夫?
基本的に、パスポートの顔写真と二重整形後の顔が違うことについては心配する必要がないと言われています。
なおどうしても不安な時は、二重整形を受けた医療機関から診断書を書いてもらうことで問題なく出入国審査を通過することができます。
基本的に二重整形による顔の変化は、パスポート申請用の写真に求められる規格を逸脱するものではないと考えられます。
そのため二重整形による微妙な顔の変化が、出入国審査に影響する確率は低いと見てよいでしょう。
過去に二重整形が原因で出入国を拒否されたという事実はないと言われています。
また二重整形により顔が著しく変化することはほとんどないと考えられるため、本人確認ができないという理由で出入国審査に引っかかることもめったにないことが予想されます。
二重整形後の顔とパスポートの写真が違うことでお悩みの方は、二重整形を受けた医療機関から診断書をもらうことをおすすめします。
なお万が一、出入国審査に引っかかったとしても、診断書を提示することで審査がスムーズに進むことが予想されます。