ダウンタイムなしで二重整形をすることは不可能です
基本的に、術後に生じる腫れや内出血・痛みなどが回復するまでのダウンタイムの期間なしで二重整形を行うことは不可能です。
どんな施術方法にせよ、メスや針を使ってまぶたに糸を通したり切開したりする以上、ある程度の腫れや内出血・むくみ・痛みなどは避けられません。
ただダウンタイムが少ないと言われる埋没法においては、術式によってはダウンタイムを最小限に抑えられる可能性があると言われています。
ダウンタイムを最小限に抑えられる術式はあります
人間の構造上、完全にダウンタイムを無くすことは不可能ですが、施術方法を選ぶことでダウンタイムを最小限に抑えられる可能性はあります。
ではダウンタイムを最小限に抑えることのできる術式にはどのような方法があるのでしょうか。
たとえば大まかな施術方法で言えば、針を使用する埋没法の方が腫れや内出血が少なくて済むと言われています。
また埋没法に関しては、糸の本数や結ぶ強さによってダウンタイムを短くすることができるのです。
さらに埋没法の場合、糸の留め方もダウンタイムに大きく影響すると言われています。
瞼板に糸を固定する瞼板法とまぶたを持ち上げる役割を持つ筋肉に固定する挙筋法を比べた場合、瞼板法であればダウンタイムが短期間で済む傾向にあります。
このように腫れや内出血・痛みの程度は、術式・施術の範囲・糸の本数や留め方などさまざまな要素に影響されやすいといった特徴あるのです。
ただ希望のデザインやまぶたの状態によっては、術式が限られてくることもあります。
ダウンタイムを最小限に抑えることを優先したいのであれば、希望のデザインだけでなく医師からのアドバイスも聞いてみてもよいでしょう。
ダウンタイムを抑えるには施術後の過ごし方も大切です
ダウンタイムを最小限に抑えるために、施術後は適切なケアを施すなどして注意しながら過ごしましょう。
なぜなら施術後の過ごし方によっては、腫れなどの症状が長引いたり、症状が悪化したりすることがあると言われているからです。
たとえば二重整形の施術後は、お酒を飲んだり、辛いものを食べたりするのが良くないと言われています。
お酒や辛いものを飲食することで血管が拡張して血流をよくなり、腫れなどの症状が酷くなる恐れがあるためです。
二重整形後は患部を冷やすことで、炎症を抑えることが大切だと言われています。
これは患部を冷やすことで血管が縮小して腫れや痛みが軽減される効果が期待できるためです。
このように施術後は、出来る限り血流が良くなるような行為や行動を避けながら患部をクールダウンさせることが大切になります。
他にも、施術後は運動を控える、就寝時は枕を高くする、お風呂はシャワーだけで済ますなどといった生活が望ましいです。
ダウンタイムの期間を出来る限り短く、軽減させたいのであれば、以上のことを守りながら1週間程度は安静に過ごしましょう。
信頼の置ける医師を選びましょう
二重整形の腫れや内出血は施術を施す側である医師の腕にも左右されると言われています。
ここで大切になるのが、担当する医師の腕を見極めるということです。
一般的に、医療機関を選ぶ際、医療機関がうたっている症例数を参考にされる方が多いでしょう。
しかし医師を選ぶ際に大切なのは症例数よりも医師の経歴です。
たとえば整形外科や外科の専門医資格を持っている医師であれば、資格取得までにある程度の経験を積んでいることから、高い技術を身につけている可能性があることが考えられます。
また医師を選ぶ上では、医師との相性や美的センスの方向性も気にしてみましょう。
とくに二重整形においては、医師と話し合いながらデザインや施術方法などを決めるため、これらが合わないと、迷いが生じたり、後々後悔したりする結果になる恐れがあります。
なお信頼できる医師を見つけるのには医療機関に足を運び、直接、医師と話してみるのも1つの方法です。
過去の症例写真を見る、話しながらフィーリングを確認するなどして納得できる医師を見つけましょう。
(まとめ)ダウンタイムなしで二重整形は可能?
通常、ダウンタイムなしで二重整形の施術を受けることは不可能です。
針やメスを使用して施術を行う以上、ある程度の腫れや痛みが生じることはやむを得ないことです。
ただ術式によってはダウンタイムを抑えられる可能性はあります。
施術方法や糸の本数などといった腫れなどの症状に大きく影響する要素を、あえて軽く済む方法に限定することで、ダウンタイムを最小限に抑えられる可能性があります。
ただダウンタイムを優先した場合、他の要望が通りにくくなる可能性があります。
二重整形後のダウンタイムを最小限に抑えるためには、クールダウンの処置を施したり、血流が良くなる行為、行動を控えたりするなどして注意深く過ごすことが大切です。
なおこのようなアフターケアは術後1週間程度を目安に行うとよいといわれています。
二重整形後のダウンタイムは医師の腕にもかかっています。なお医師の腕を見極める際は、医療機関の症例数を参考にするよりも、医師の経歴を参考にする方が賢明です。
また信頼できる医師を見つけるには直接会って相性などを確認することも大切です。