二重整形をした後のかゆみは、アレルギーだけでなくさまざまな要因が考えられます
二重整形をした後のダウンタイム中に目もとの腫れとともにかゆみも出てしまうというケースもあります。
かゆみの原因として考えられるのは、糸のアレルギーや消毒薬などによるかぶれ、結膜炎などの感染症が考えられます。
埋没法に用いられる糸が原因となってアレルギーへとつながる可能性は非常に低いため、もしもかゆみが出たらほかに原因があることも考えてみましょう。
かゆみが酷かったりおさまらなかったりしていた場合には、専門家に相談をしてください。
目次
かゆみの原因として考えられるのはアレルギーとかぶれ、感染です
二重整形をした後にはかゆみが出てしまうこともありますが、このとき出たかゆみの原因は、必ずしもアレルギーというわけではありません。
埋没法に使用される医療用のナイロンの糸は、人体との相性もそれほど悪いというわけではなく、糸のせいでアレルギー反応が出ることは稀といえます。
したがってもしもかゆみが出た場合には、糸に原因があるとは考えにくく、その他の可能性を考えてみてもよいでしょう。
アレルギー以外の原因には、かぶれや感染などが挙げられます。
施術時に使用される消毒液によってかぶれを引き起こしてしまったり、また日常生活中の何かが原因となってかぶれてしまったりというケースもあります。
かゆみの原因がかぶれだった場合、皮膚を清潔な状態に保つことと、かかないことでかゆみは少しずつ引いていくでしょう。
感染して結膜炎が発生したというケースについては、施術によってできた小さな傷口から菌が侵入することによって引き起こされることになり、こちらは点眼薬を用いて治療する必要があります。
いずれが原因であるにせよ、かゆみが出た場合には、施術したクリニックに報告して相談した方がよいでしょう。
かゆみが引くのかどうかを診てもらい、ダウンタイム中の過ごし方の方針を決めていくようにしましょう。
まぶたに刺激を与えてしまうと、腫れが長引くことにつながります
かゆみが出てしまっている状態だと、どうしても手で引っ搔いてしまう方もいるでしょう。
しかしダウンタイム中に患部を手で刺激してしまうと、腫れが長引いてしまう可能性がありますので、できれば触れずに我慢しておいた方がよいです。
また埋没法の場合にはとくに留めた糸が切れてしまうことにもつながりますので、手で直接刺激を加えるのはできるだけ避けた方がよいでしょう。
軽いかゆみであった場合には、少し工夫して我慢するのもよいです。
たとえばアイシングをしてみるのもかゆみを抑えることにつながります。
冷たい氷をビニール袋に入れてタオルでそれをくるみ、患部を冷やすと、かゆみを抑えることにもつながることに加え、冷やすことによって腫れを引かせやすくするという効果も期待できます。
このほか、どうしてもかゆみに耐えられないという場合には、清潔なタオルやハンカチなどを使い、少しだけ手でおさえるといった程度にしてください。
かゆいからといって搔きむしってしまうことや、患部に刺激を与えることだけは避けるようにしましょう。
皮膚への負担が少ない施術方法もあります
人によって健康状態がそれぞれ違い、個人によって体質なども異なりますので、施術方法についても体に合った方法を選択した方がよいです。
そのためのすり合わせがカウンセリングで、施術前には術後の腫れやかゆみについてもしっかりと相談しておくとよいでしょう。
一般的には、皮膚の負担が少なく、施術後比較的短い期間で回復する施術とされているのが埋没法です。
中でも低負担で二重を作れる腫れもダウンタイムもほとんどない施術も開発されています。
切開法の二重術については皮膚への負担はあるものの、腫れも引いた後は糸が切れてしまうといった心配もなく、半永久的に二重のままであるというメリットもあります。
埋没法も切開法も、どちらにも長所がありますので、選択する際には体の健康も踏まえた上で選べるよう、カウンセリング時に相談してみてください。
(まとめ)二重整形後のかゆみはアレルギーが原因?
かゆみの原因には、アレルギーやかぶれ、結膜炎などの感染が考えられ、必ずしもアレルギーだけが原因となるわけではありません。
もしも酷いかゆみが出ていたり、かゆみがおさまらなかったりした場合には、クリニックに相談をしてみましょう。
かゆみが発生してしまう原因はアレルギーのほかにも、かぶれてしまったことや感染してしまうという可能性が考えられます。
かゆみが酷い場合には、施術クリニックへと相談をするようにしましょう。
患部を手で引っ搔いて刺激を与えてしまうと、施術後の腫れを長引かせることにもつながります。
また埋没法の糸が切れたり切れやすくなったりする可能性もありあますので、できれば避けるようにしてください。
基本的に埋没法は、皮膚への負担が少ない施術方法といえます。
一方で切開法は半永久的に二重を維持した人におすすめの方法です。
カウンセリング時には術後の腫れやかゆみについて相談して、ご自身の体に合った施術方法を選ぶようにしてください。