二重整形でどれくらい腫れるかは、手術方法によって違います
二重整形後にまぶたが腫れる原因は、麻酔の影響、まぶたにメスで触れることによる内出血、手術の方法そのものなどが挙げられます。
とくにメスを入れるタイプの手術方法では、術後に腫れや内出血が長引きやすいという傾向があります。
二重整形の後どれくらい腫れるかが気になって手術を躊躇っている方は、まぶたを切らずに行える「埋没法」がおすすめです。
埋没法なら、1ヶ月程度もすれば腫れはおさまります
二重整形の手術のうち「埋没法」は、いわゆる「切らない手術」として知られる方法です。
「プチ整形」という言い方で耳にする機会も多いかもしれません。
メスを使って皮膚を切除する「切開法」とは異なり、髪の毛よりも細い医療用の糸をまぶたの瞼板という組織部分に2~4箇所結びつけ、二重のラインを作ります。
手術時間が短くて済むことに加えて、腫れのリスクも切開法に比べて少ないのが大きなメリットです。
経過には個人差もありますが、大部分の腫れは短くて2日、長くても7日ほどで目立たなくなることが一般的です。
手術日を含めて4~5日間休養すれば、メイクで隠せるくらいに落ち着くでしょう。
体質的に腫れやすいという方でも、1週間お休みを取ることができれば安心といえます。
腫れが完全に引くのは3~4週間後で、それまでは日によって二重が太く見えたり、安定したりを繰り返すといわれています。
予定した二重のラインになるには、1ヶ月程度かかると考えておきましょう。
腫れを長引かせないための術後ケアも重要です
手術の後は必ず、多少は腫れが出てしまうものです。
一度腫れが大きくなってしまうと、引くまでの時間がさらに長くなりますので、手術の後は必要以上に腫らさないことを意識して、以下のことに気をつけてみましょう。
手術が終わってから1~2日の間ですが、起きている間だけでも構わないためこまめに冷やすようにしましょう。
冷凍庫に残っている保冷剤などを布でくるんで、まぶたにあてるなどすると効果的です。
ただあまりに冷やし過ぎてしまうと逆効果になってしまう場合もあります。
軽くあてて気持ちいい程度にしてください。
術後は安静にしていようとばかりにベッドでずっと横になっていると、重力の働きにより腫れが出やすくなります。
日中はなるべく椅子に座るのが無難です。
顔の位置を心臓より低くしないことがポイントなので、大きな腫れが引くまでは枕の位置をいつもより少し高くして寝てみましょう。
お風呂の湯船に長く浸かったり、お酒を飲んだり、激しく体を動かしたりして血行が必要以上に良くなると、腫れが出やすくなります。
術後2~3日はシャワーで済ますのがベターでしょう。
お酒や運動は1週間後からにして、腫れを悪化させないよう注意してください。
術前のカウンセリングで医師とよく話し合いましょう
ひとくちに「埋没法」といっても、細かいやり方は美容クリニックによってもさまざまです。
埋没法の種類と設定した二重の幅によって腫れの経過は変化しますから、腫れが少なくて済む手術方法はあります。
しかしもっとも大切なのは、「医師と事前に話し合うこと」といえます。
単純に手術方法を変えるよりかは、どの医師がどのような希望に添って手術をするかによっても、腫れや術後の経過が大きくが変わってくるといえます。
きちんとした医師であれば、手術方法による腫れ方の違いや、リスクなどについても詳しく説明してくれます。
どのくらい腫れるのか、あなたのまぶたの状態や希望に添う方法はどれなのか、しっかり説明してくれない医師やクリニックでの手術は止めておきましょう。
最初のカウンセリングは無料で行っているところも多いため活用してみましょう。
その場ですぐに手術を決める必要はまったくありません。
信頼できる医師が見つかるまで何度でも話し合い、納得した上で手術をするかどうか決めてください。
(まとめ)二重整形はどれくらい腫れるの?
二重整形後にまぶたが腫れる原因はさまざまですが、メスで切開する手術方法だと腫れがより長引きやすいです。
まぶたが腫れる期間を少なくしたいなら、切らずに済ませられる「埋没法」がおすすめです。
「埋没法」は細い糸を使って二重を作る二重整形の方法です。
まぶたをメスで切らないため、腫れる程度や期間を抑えることができるでしょう。
ほとんどの腫れが1週間以内に引くのが一般的で、二重のラインも1ヶ月あれば落ち着きます。
二重整形の術後は必ず多少腫れます。
少しでも早く回復させるために、術後1~2日はこまめに冷やす・日中は長時間横にならず夜は枕を高くして寝る・長湯や飲酒、過度な運動を1週間は避けるなどに気をつけましょう。
もっとも大切なのは、事前のカウンセリングで医師とよく話し合うことです。
すぐに手術を決める必要はまったくありませんので、その医師とクリニックが信頼できるかも含めて、きちんと説明を受けてください。
あなたが納得するまで相談に乗ってくれるところを選びましょう。