二重整形で二重がすぐ取れるのはまぶたの厚みやたるみが原因です
二重整形の埋没法では糸をまぶたに埋め込むことで折り目を作り、二重まぶたを形成します。
そのためまぶたの厚みがあると二重の折り目が安定しづらく、すぐ取れてしまうことがあるのです。
またまぶたがたるんでいると、皮膚が覆いかぶさることで二重の折り目が消失しやすくなります。
したがってまぶたの厚みやたるみが二重整形で二重がすぐ取れる原因と考えられるのです。
目次
まぶたの脂肪が多い人ほど二重のラインが取れやすい傾向にあります
二重整形の埋没法を行った後、後戻りをしてしまう方は少なくありません。
一般的には、5年以内に二重が取れる方は全体の20~30%くらいだといえわれています。
中には二重整形の後すぐ取れてしまったというケースもあります。
二重がすぐ取れる原因にはさまざまなものが考えられますが、その1つにもともとのまぶたの構造が挙げられます。
二重整形の埋没法は医療用の細い糸をまぶたに埋め込み、皮膚と瞼板を結び付けることで二重の折り目をつける施術です。
まぶたの脂肪が多いまたはまぶたが厚い人の場合、その圧力を糸が支えきれなくなることによって、二重の幅が狭くなっていくことがあります。
そうなると最終的に二重の折り目がつきにくくなり、二重が取れてしまう可能性が高くなります。
つまりまぶたが薄い人ほど二重の折り目がつきやすい傾向にあるということです。
通常、まぶたは上部が脂肪が多く厚くなっている一方、下部は脂肪が少なく薄くなっている傾向にあります。
そのためまぶたの脂肪が多い人がまぶたの上部を糸で留める(二重のラインが深い)場合、すぐ取れる可能性が高まります。
一方まぶたの下部で糸を留める(二重のラインを浅くする)のであればそのリスクは低くなるのです。
まぶたのたるみや眼瞼下垂も二重が取れる原因です
まぶたが開きづらい症状がある場合、病気が原因の可能性もあります。
埋没法以外の施術が必要になることもあるため、二重がすぐ取れるとお悩みの方は医師に相談することをおすすめします。
ここでは、二重がすぐ取れる原因をいくつかご紹介します。
二重のりや二重テープなどを長期間使用するとまぶたがたるみ、埋没法を行っても二重のラインに皮膚が覆いかぶさってしまうことがあります。
まぶたがたるんでいると、二重のラインを広く設定する必要があり、後戻りしやすいという悪循環が生まれてしまいます。
眉下切開等の施術を行うことで、まぶたのたるみを切除することは可能です。
まぶたを持ち上げる筋肉である「眼瞼挙筋」の力が弱く、まぶたが開きづらくなる病気が眼瞼下垂です。
眼瞼下垂は先天性のものと後天性のものがあり、視野が狭い、眠たそうな目等の症状を伴います。
眼瞼下垂の方は、埋没法や切開法などを行っても二重のラインが安定せず、すぐ取れる可能性が高いです。
そのためまずは眼瞼下垂の施術を受ける必要があるといえます。
二重整形の埋没法は挙筋法と瞼板法の二種類があります
二重整形の埋没法には2種類の施術方法があります。
それぞれ「挙筋法」「瞼板法」と呼ばれており、糸のかけ方や二重ラインの持続性などが異なります。
まず挙筋法というのは、まぶたに通した糸を眼瞼挙筋に留める方法です。
まぶたの表面に針を通すことがないため傷がつきにくく、腫れにくいのが特徴とされています。
幅の広い二重が作りやすく、仕上がりも自然になりやすい傾向にあります。
一方瞼板法というのは、まぶたに通した糸を裏側にある瞼板に留める方法です。
瞼板法では結膜側に糸の結び目ができるため、眼球に当たり違和感の原因になる可能性があります。
また結び目から糸が飛び出し、眼球を傷つけてしまうおそれがあると考えられています。
挙筋法と瞼板法ではどちらがラインの持続性が高いかというのは、医師の見解によるところがあるでしょう。
挙筋法で糸を結ぶ挙筋は柔らかい組織のため、瞼板法よりも後戻りしやすいという説もありますが、クリニックによってはそのリスクを克服する施術方法を行っているところもあります。
(まとめ)二重整形の後、二重がすぐ取れるのはなぜ?
二重整形の埋没法ではまぶたに埋め込まれた糸が二重の折り目を形成しており、まぶたに余分な脂肪や皮膚がついていると二重の折り目が安定しづらくなります。
したがってまぶたが厚かったりたるみがあったりすることが二重が取れる原因と考えられます。
二重整形の埋没法では、後戻りをしてしまう方もいます。
その原因の1つがまぶたの構造です。
埋没法では糸で皮膚と瞼板を結び付けて二重の折り目をつけるため、まぶたの脂肪が多いほど二重が取れやすい傾向にあります。
二重のりや二重テープの使用でまぶたがたるんでいる場合、二重のラインを広く設定しなければならないことから後戻りしやすくなります。
また眼瞼下垂の場合も二重のラインが安定しないため、眼瞼下垂の施術を受けてから二重整形を行う必要があります。
二重整形の埋没法には、まぶたに通した糸を眼瞼挙筋に留める「挙筋法」と、瞼板に留める「瞼板法」の2つがあります。
挙筋法と瞼板法のどちらがよりラインの持続性が高いかは、医師の見解やクリニックの施術方法によって異なります。