整形の1年後でも二重が維持されている可能性は高いです
埋没法による二重整形は、切開法と比較すると持続時間に差が出るとされていますが、簡単に取れてしまうというわけではありません。
施術から1年後でも埋没法による二重が取れない可能性は高いです。
ただしまぶたに強い衝撃を与えたり、手で強くこすったりすると、縫った糸が切れてしまう可能性があるため注意が必要です。
目次
二重が取れてしまう原因は物理的な衝撃にあります
二重を埋没法による施術で作った場合、どれだけ上手に皮膚を留めたとしても、縫った糸が切れてしまう等の原因により一重に戻ってしまうというケースは考えられます。
ただし一重に戻ってしまうケースは非常に少なく、ちょっとしたことで簡単に切れてしまうということはないでしょう。
施術の1年後でも二重の状態を維持できていることが多いといわれています。
また糸が切れてしまったとしても一重に戻るだけで、特別に痛みが生じるわけでも、健康に害が及ぶわけでもありません。
埋没法の二重が一重に戻ってしまう主な原因は、物理的な衝撃にあります。
たとえばスポーツをしている最中に目にボールが当たってしまったり、相手と接触した際に目に衝撃が与えられたり、交通事故によってまぶたを負傷してしまったりといったケースが考えられます。
このほかにも、日常生活中の物理的な衝撃が蓄積されて一重に戻るというケースも挙げられるのです。
メイクを落としているときにまぶたを強くこすってしまう、アイメイクをするときにまぶたを強めに引っ張ってしまうといったことも、一重に戻ってしまうことの原因になりえるでしょう。
埋没法が取れてしまう可能性は決してゼロではありませんが、このような原因を予防することにより、5年・10年と長期間維持させることも可能といわれています。
二重を長期間維持するためにも、体調管理が大切です
物理的な衝撃以外の原因としては、まぶたの皮膚の厚さや堅さ、腫れやむくみ、まぶたに余分な脂肪がついてしまうことでも、埋没法による二重が取れてしまうことがあります。
中でもとくに注意が必要なのが、むくみと脂肪です。
皮膚の厚さや堅さについては、人によって生まれつきの厚さがある程度決まっており、生活中に変化するということはあまりないといえます。
しかしむくみや脂肪については、食生活が偏ることや生活習慣が悪化してしまうといったように、努力することによって予防できる可能性があるため、二重を長期間維持させるためにも節制をするとよいです。
むくみが原因になる理由は、埋没法によって留めた糸が引っ張られてしまうことにあります。
むくんでしまうと、留めた糸に負荷がかかってしまい、強く引っ張られた状態が続くことになるのです。
するとちょっとした衝撃だけで糸が切れてしまうことにつながる可能性があります。
できるだけ施術時の体型を維持することも、二重を長続きさせるためには必要といえるでしょう。
塩分を多量に摂取してしまうと、むくみが発生しやすいため、塩分が控えめの食事を心がけましょう。
何度も取れてしまうようなら、切開法の検討も必要です
埋没法による二重整形は、まぶたの皮膚が硬い場合や皮膚が厚い場合でも、他の人と比較して取れてしまう可能性が高いといわれています。
そのため生まれつき皮膚が硬いという人や、厚いという人の場合には、埋没法ではなく切開法が勧められるケースもあるのです。
一度取れた後に、再度埋没法によって整形するという方法もあります。
しかし何度も繰り返してしまうと、皮膚が硬くなってしまうため、この場合は切開法による整形を検討する必要があるでしょう。
具体的には2回から3回程度であれば、埋没法による再施術も問題ないといえますが、それ以上の回数になってしまうと、皮膚が硬くなり取れやすくなってしまいます。
取れてしまうたびに埋没法を用いて二重にするのもよいですが、長期間の二重を考えている場合には、切開法を選ぶのもよいでしょう。
まぶたへの負担も考慮して、切開法と埋没法、どちらを選ぶべきか迷う場合は信頼できる専門のクリニックへ相談しましょう。
(まとめ)整形した1年後も二重を維持できる?
埋没法による施術の1年後でも、二重が残っている可能性は高いです。
しかしまぶたに外からの強い物理的な衝撃を与えることによって、留めた糸が切れてしまうおそれがあるため注意が必要です。
埋没法による二重が取れてしまう主な原因は、まぶたに物理的な衝撃が与えられることにあります。
スポーツ・交通事故・日々のアイメイクやクレンジングでも取れてしまうことがあるため注意してください。
施術時よりも太ってしまったり、むくみが出てしまったりしても、留めた糸が切れてしまう原因になります。
二重の状態を長期間維持するためにも、日頃の食生活には気を使うようにしましょう。
もしも埋没法の二重が取れてしまった場合には、再度埋没法を用いて施術してもよいです。
しかし何度も埋没法を繰り返してしまうと、皮膚が硬くなり、取れやすくなってしまう可能性もあるため、切開法による施術についても検討してみるとよいでしょう。