奥二重の変な線を解消するには複数の方法があります
奥二重で変な線が入ってしまった場合は、複数の改善方法があります。
代表的なのがヒアルロン酸注射や、埋没法、眉下切開法です。
それぞれを単体で使用することもあれば、複数を組み合わせることもあります。
その方によって変な線が入る原因は異なるため、何が原因でそうなっているのか特定する必要があるでしょう。
老けて見える原因のひとつでもあるため、適切な解消が求められます。
奥二重の変な線はセルフケアで改善できない問題と言えます
奥二重に変な線が入ったときは、セルフケアで解消できるのが一番だと考えるでしょう。
しかし、この原因は眼窩内脂肪がもともと少ないことや、加齢によりコラーゲンが減少したことが原因のため、セルフケアでは解消することはできません。
眼窩内脂肪とは、まぶたの厚みを形成している脂肪のことです。
周りを覆うことで眼球を守り、適度な目のボリュームを維持しています。
眼窩内脂肪が少ない原因は生まれつきのものや、加齢により少なくなってきたもの、眼窩内脂肪を除去する手術でおこるケースがあるのです。
年齢によりコラーゲンが減少することも自然なことで、まぶたのハリが失われ変な線が入るようになります。
若い頃にはあまり気にならなかったのが、加齢とともに症状が出てきたのなら、脂肪やコラーゲンの減少が考えられるでしょう。
もともと若いころから見られる場合は、眼窩内脂肪が少ないことが挙げられます。
そのほかにも、急激なダイエットで脂肪が減少した場合や、まつ毛エクステの使用でまぶたがたるんでしまう原因もあります。
目を酷使する方は血行不良がおこりやすく、目の周りがむくんで変な線が入ることもあるようです。
長期間のコンタクトレンズの使用や、目を擦る癖があると、まぶたが下がりおこることもあります。
治療法のひとつがヒアルロン酸注入です
奥二重に変な線が入ったときの治療で、美容クリニックでも利用できるのが、ヒアルロン酸注入です。
まぶたがくぼんでいるところにヒアルロン酸を注入する方法で、手術が不要で注射を打つだけで済みます。
ヒアルロン酸は体への負担が少なく、施術時間が短く腫れや出血がありません。
上まぶたはヒアルロン酸の代謝がゆっくりで、一度受けると長い間効果が持続します。
注入されたヒアルロン酸は代謝されていくため、半永久的な効果ではなく、定期的に施術を受ける方法です。
効果の持続は3か月~12か月程度で、効果がなくなってきたら再度施術を受けます。
ヒアルロン酸を注入する際には、上まぶたに麻酔クリームを塗布します。
注射器を使ってヒアルロン酸を注入していき、10分間冷やしたら終了です。
施術の際の痛みはチクっとする程度で、麻酔クリームにより痛みを軽減させています。
注意したいのが、まぶたは薄いためヒアルロン酸を注入したところがデコボコになりやすいことです。
適切な硬さのヒアルロン酸を選び、適切な方法で注入すれば、皮膚のデコボコは防ぐことができるでしょう。
仕上がりがイメージと違っていれば、ヒアルロン酸溶解注射で溶かすこともできますから、リスクは少ないといえるでしょう。
埋没法や眉下切開法も選択が可能です
ヒアルロン酸注射を利用する場合は、定期的に治療を受ける必要があります。
そのため、効果の持続性を求めるなら、埋没法や眼瞼下垂手術を選ぶ方法もあるでしょう。
埋没法は二重手術に用いられている方法で、皮膚を二つ折りにすることでまぶたのボリュームを出します。
切開することがなく糸での縫合のみで、ダウンタイムが短いのが特徴です。
手術の所要時間は5~30分程度で、個人差はありますが、ダウンタイムは3日~1週間ほどで済むと言われています。
局所麻酔を利用し施術しますから、注射を打つときのみわずかな痛みを感じる程度です。
埋没法は切らない二重手術の方法で、術後の腫れや内出血を少なくできます。
年齢によりまぶたの皮膚がたるみ、変な線が出てきた方は眉下切開法で改善する方法もあります。
埋没法やヒアルロン酸注射で改善が見込めない場合は、眉下切開法が効果的な方法です。
左右の目の開きがアンバランスになっている方も、眉下切開法で改善しやすいでしょう。
(まとめ)奥二重で変な線が入るときの解消法とは?
奥二重で変な線が入った場合は、ヒアルロン酸注射や、埋没法、眉下切開法が利用できます。
それぞれ単体の治療法のこともあれば、複数を組み合わせる方法などさまざまな方法があるのです。
奥二重の変な線は、まぶたの脂肪の減少や加齢によるものが原因となるため、セルフケアでは解消できません。
日常生活に原因が隠れていることもありますから、原因をできるだけ取り除きましょう。
奥二重の変な線の治療法のひとつとして、ヒアルロン酸注射があります。
効果は6か月~1年で、定期的に注射を受ける方法です。
麻酔クリームを塗ってから注射を打つため、痛みは軽い程度となっています。
ヒアルロン酸注射だけでは効果が持続しないため、持続性を求めるなら二重手術の埋没法や、眼瞼下垂手術を選ぶことになります。
加齢による皮膚のたるみが原因の場合は、眼瞼下垂手術が効果的と言えるでしょう。