奥二重の方は脂肪取りをすすめない場合があります


まぶたが腫れぼったく奥二重のラインが見えにくいと、整形手術で脂肪取りを検討されている方もいるでしょう。

脂肪除去でたしかに目元はすっきりするのですが、脂肪取りを勧めない場合もあります。

なぜならまぶたの脂肪を除去することで、将来目がくぼんでしまうケースもあるからです。

医師のカウンセリングをしっかり受け、選ぶようにしましょう。

脂肪取りは将来目のくぼみにつながるリスクがある方法です

まぶたに付いている脂肪は、年齢とともに少なくなる傾向があります。

若いときのまぶたの厚みが気になり脂肪取りをすると、将来年齢により脂肪が少なくなったときに、目がくぼんでくる場合があるのです。

そのため、まぶたのケースによっては脂肪取りが勧められない場合があるでしょう。

そもそもまぶたの脂肪取りとは、眼窩脂肪を取る方法です。

この部分はまぶたの厚みを形成しているごく一部にすぎず、まぶたの厚みのもととなっているのは「眼輪筋」や「皮下組織の厚み」が原因となっている可能性があります。

眼窩脂肪とはまぶたの奥深くにある脂肪の部分で、ここを取り除いたからといって、まぶたの厚みが軽減されるとは限りません。

ほかにも、皮膚そのものの厚みやたるみと言った原因も挙げられるため、脂肪取り以外の埋没法や切開法などで効果が望める場合もあります。

眼窩脂肪は寝ているときに水分が溜まりやすい部分で、たとえば午前中にまぶたがむくみやすい方が除去すると、まぶたのむくみが解消されやすいため、脂肪取りのメリットが期待できるでしょう。

注意したいのが、まぶたの厚みで眼窩脂肪の割合が高い方です。

脂肪を多く除去することで、将来目のくぼみが起きる原因となる場合もあるため注意しましょう。

そのため、カウンセリングをしっかりと行っている医療機関などを受診して、まずは自分のまぶたに脂肪取りが効果的かどうかを相談してみるのもよいでしょう。

午前中にまぶたがむくむのは通常のことです


奥二重がまぶたの厚みで見えにくくなっているのなら、どの時間帯で症状があるのか調べてみましょう。

午前中のみの症状で、午後から奥二重のラインがはっきりしてくるなら、脂肪取りが必ずしも必要だとはいえません。

人は寝ているときに重力の影響を受けず、血液は水平に流れているため、昼間と比べて頭への血液が多くなっています。

そのため朝起きたときに顔がむくみ、まぶたの脂肪が水分を含み腫れあがったような状態です。

日中生活しているうちに、重力の関係で頭の血流が少なくなります。

午後になればまぶたの脂肪に蓄積していた水分が少なくなり、すっきりした印象に変わるでしょう。

この症状は誰でもおこることで自然なことですから、多少のまぶたのむくみがあっても、脂肪取りをするほどではないといえます。

ただし、午前中と午後の差が激しく、午前中に奥二重が消えるほどのむくみがあるなら、脂肪取りの効果が得られやすくなります。

午前中にあきらかにむくみが出る場合は、眼窩脂肪が関係している状態です。

脂肪が水分を溜め込むため、この部分を除去すれば午前中の激しいむくみは改善します。

眼窩脂肪を除去したとしても、まぶたの厚みが改善されることは少なく、午前中のむくみが軽減される程度のため、覚えておきましょう。

二重手術をしただけでも目元はすっきりする効果が見込めます

奥二重で目が腫れぼったいと悩まれている方は、二重となる手術を利用するだけでも、すっきりとした印象となることがあります。

腫れぼったく見えるのはまぶたが黒目に覆いかぶさっているためで、目の開きを大きくすれば解消できる可能性があるためです。

奥二重の方でも二重の幅を広くする目の手術を受ければ、まぶたが黒目を覆っていた症状は改善しやすいでしょう。

このときに注意したいのが、二重のラインを幅広にしすぎないことです。

もともとまぶたが厚ぼったいと感じられる方が幅広にすると、余計に厚みが目立ちます。

まぶたの厚みは眉毛にいくほど厚くなっており、二重の幅を広くすれば、厚みのある部分で折りたたまなければならず、腫れぼったい印象になってしまいやすいのです。

奥二重の方がすっきりとした目元を目指すなら、もともとの二重のラインより、少し幅広にする程度にとどめるとよいでしょう。

どのような仕上がりがその人にとってすっきりとした印象になるかは異なるため、医師とよく相談しながらラインを決めましょう。

脂肪取りだけが腫れぼったい目を解消する方法ではありませんから、そのことをよく理解した医師に相談することをオススメします。

(まとめ)奥二重は脂肪取りをしたほうがいいですか?

1.奥二重の方は脂肪取りをすすめない場合があります。

奥二重のラインが見えにくい場合でも、脂肪取りをすすめないこともあります。

その理由は、まぶたの脂肪を除去することで、将来まぶたがくぼんでしまうケースもあるからです。

2.脂肪取りは将来目のくぼみにつながるリスクがある方法です

まぶたの脂肪取りは、ケースによって勧められない場合があるでしょう。

まぶたの状態によってはほかの整形術で改善することがあります。

まずは、信頼できる医療機関で自分のまぶたの状態を知るところから始めてみましょう。

3.午前中にまぶたがむくむのは通常のことです

重力の関係上午前中にまぶたがむくむのは通常です。

あきらかに奥二重が消えるほどのむくみがある方は、脂肪取りの効果が得られます。

それでも午前中のむくみが改善できる程度の効果です。

4.二重手術をしただけでも目元はすっきりする効果が見込めます

奥二重で目が腫れぼったい印象がある方は、二重の幅を広げる手術で解消できる可能性があります。

このとき幅広にしすぎると逆効果なため、その方に適したラインを見つけることが重要です。

切る二重術(切開法)

まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。

目元形成

目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。

眼瞼下垂

まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。

目元のたるみ取り

目の下のふくらみ(脂肪)やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。

運営者情報

運営クリニック湘南美容クリニック 新宿本院
住所〒163-1324
東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー24F
お問い合わせ0120-5489-40
院長中村 大輔

東京都内から二重・目元整形の相談ができるクリニックを探す

都道府県から二重・目元整形の相談ができるクリニックを探す