一重の人が奥二重を作ることはできないとされています
一重と二重のまぶたの構造は異なるため、もともと一重の方が奥二重を作ることは不可能です。
非常に稀ではありますが、一重だった人が奥二重になることはあるでしょう。
しかし、その理由は、本来は奥二重だったのが何らかの原因でまぶたが腫れてしまい、一重のままになっていたというためです。
もともとの構造が奥二重だった場合、むくみが取れることで二重になることができます。
目次
二重のりで奥二重を作る方法にはデメリットがあります
自分で奥二重を作る方法として手軽な方法とは、二重のりを使うというものです。
ドラッグストアなどで安価で売られている商品で、学生の方から社会人まで幅広い方が活用されています。
メイク感覚で奥二重が作れて、手術のような費用や痛みのリスクもありません。
二重のりとはテープやのりを使って二重のラインを作る方法で、その日の気分に合わせてラインの幅が調節できるのがメリットと言えるでしょう。
ただし、二重のりにもデメリットがあります。
それは使い続けるうちに、まぶたの皮膚がたるんでしまうことです。
テープや糊を使って皮膚と皮膚をくっつける方法で、まぶたには負担がかかっています。
一度たるんだ皮膚は多少回復しますが、完全には戻りません。
それに二重のりは粘着成分によるかぶれリスクもあるため、長時間使い続けることで皮膚が硬くなってしまう方も少なくないのです。
皮膚が硬く変質してしまえばもとに戻すことは難しく、厚ぼったいまぶたになり、二重になることは難しくなってしまいます。
二重のりを落とすときに目を擦ってしまい、それが長期間続くことで、眼瞼下垂リスクもあるのです。
眼瞼下垂とはまぶたを持ち上げる筋肉がたるんでしまうことで、手術が必要になります。
二重のりはその場限りの奥二重を作るだけの方法ですから、将来のことを考えたら避けるのが無難といえるでしょう。
マッサージはもともと奥二重だったという人には効果的な方法といえます
奥二重を作る方法として、マッサージ法が公開されていることがあります。
そのやり方を見よう見まねでやっていれば、自分でも奥二重が作れるのではないのかと考えることもあるでしょう。
たしかにマッサージの方法は、お金もかからず根気よく続けていれば、自力で奥二重を作ることに成功した人もいるようです。
しかし、その方はまぶたが何らかの原因でむくんでいて一重になっていただけで、本当に一重の人が奥二重になったとはいえません。
生まれつき一重の方がマッサージで奥二重を作る方法は現実的ではなく、刺激で皮膚がこすれて硬くなるリスクもあります。
ムリなマッサージを続けていれば、眼瞼下垂となる可能性もあるためオススメできない方法です。
普段奥二重の方がまぶたの腫れでラインが消えてしまうときには、マッサージを活用することができるでしょう。
その場合はまぶたを擦る方法ではなく、ツボを押してむくみを解消する方法を利用します。
眉下を指の腹でプッシュしたら、目の下も優しく押しましょう。
こめかみから首のリンパ腺に向かって流すようにマッサージしたら終了です。
生まれつき奥二重だったのに、何らかの原因で一重に戻ってしまった方は、むくみを解消させるマッサージを活用してみてください。
しかし、一重の方はマッサージでむくみは解消できても、自分で奥二重を作ることはできません。
一重の人が奥二重を作る方法としては整形手術がオススメです
もともと一重と二重ではまぶたの構造が違うため、一重の人が奥二重となるには、整形手術を利用する方法が効果的と言えます。
奥二重を作る整形手術は、メスを入れない埋没法と、メスを入れる切開法の2種類があります。
埋没法とはまぶたの中に糸を入れ縫い合わせる方法です。
使う糸は髪の毛よりも細く、それを2~4か所縫い合わせます。
メスを使わないためダウンタイムが短く、やり直しもできる方法です。
埋没法は時間が経つと糸が切れてラインが消えてしまうリスクがあります。
そのリスクを排除したのが、切開法です。
切開法とは二重のラインに沿ってメスを入れ、二重のラインを作ります。
このやり方ならラインが半永久的に取れることがなく、二重を維持することが可能です。
切開法でもまぶたに脂肪が多い場合は、奥二重となります。
二重のラインを幅広くしたい場合は、脂肪を除去しなければなりません。
加齢により皮膚がたるんできている方も、切開法で奥二重となるため注意が必要です。
まぶたのたるみを同時にとる場合は、二重手術の切開法を活用し、余った皮膚を切除してから縫い合わせます。
整形手術で奥二重や二重を作る場合は、その人によって適用となる術式が変わるため、カウセリングを受けて相談するようにしましょう。
(まとめ)自分で奥二重を作ることはできますか?
一重と二重のまぶたの構造は異なるため、自分で奥二重を作ることはできません。
もしなったとしたら、もともと構造は奥二重で、ただむくんでいただけに過ぎないということです。
二重のりには皮膚がたるんでしまうリスクや、まぶたがかぶれて皮膚が硬くなる問題があります。
落とすときに目を擦り続けていれば、眼瞼下垂となり手術が必要となってしまうのです。
デメリットが多いため、奥二重を作る方法としてはオススメできません。
マッサージで奥二重を作る方法は、もともと奥二重でむくみにより一重になっている方に効果的な方法です。
一重の方には効果がありませんから、刺激を与えすぎてまぶたのたるみがおこらないよう注意しましょう。
奥二重を作る整形手術には、糸で縫い合わせる埋没法と、メスを入れる切開法の2種類があります。
仕上がりや持続力により選ぶ方法は変わるため、カウセリングを受けて最適な方法を選びましょう。