奥二重のたるみが気になるときは表情筋を鍛えるのがオススメです
奥二重に関わらずまぶたのたるみの原因は、ほとんどが加齢によるものです。
年齢を重ねることでまぶたを支える筋肉が衰えてきて、皮膚のハリが失われていきます。
このときに関連するのが眼輪筋で、ここを鍛えるトレーニングで解消できる可能性があるでしょう。
現代人はスマートフォンを長時間見続けることで、まぶたの筋肉を使う機会が減っており、そのこともまぶたのたるみの原因になります。
目次
眼輪筋トレーニングは自宅で行える方法です
眼輪筋の衰えがあると、まぶたのたるみが気になるだけでなく、ドライアイの原因となることがわかってきています。
この筋肉は自分で意識して動かすことができますから、自宅でトレーニングが可能です。
実践するときは鏡を見ながら、正しくできているか確認しましょう。
まず光がまぶしいときの目の動きをします。
目を細めて下まぶたが上に持ちあがるような動きです。
次に目の端を人差し指で抑えて、まぶたを上に吊り上げ、まぶたを閉じようとします。
このときに下まぶたに力が入るのがわかるでしょう。
まぶたの中心部分を人差し指で抑えながら、上に持ち上げます。
目を閉じようとすると下まぶたが動くため、リズミカルに目を閉じようとしましょう。
次にあっかんべーのように、下まぶたに人差し指を当て押し下げます。
そのままの状態で目を閉じようとしてください。
最後は目の端を人差し指で横に広げ、そのまま目を閉じようとすると眼輪筋を使うことができます。
たくさんのトレーニング方法があってやりきれない方は、最後の動きだけでも1日数回実践しましょう。
普段眼輪筋は使っていないことが多く、意識して動かすことがまぶたのたるみ解消になります。
まぶたはたるみやすいためスキンケアに注意が必要です
奥二重の方がまぶたのたるみが気になるからと、まぶたをゴシゴシ擦るようにスキンケアをするのは避けてください。
なぜなら、目の周りの皮膚はとてもデリケートで、刺激を与えることも皮膚のしわやたるみの原因となるからです。
毎日のスキンケアでまぶたのたるみを解消したいと思うなら、スキンケア商品を擦って広げるのではなく、上に乗せるようなイメージで付けてください。
目の周りのたるみやシワ予防のためには、保湿力がある成分でのスキンケアが重要です。
普段使っている化粧水をまぶたの上に乗せるように馴染ませたら、美容液やクリームなどでケアしましょう。
保湿力がある成分は、セラミドなどのスキンケア成分です。
まぶたの皮膚は頬の半分くらいの厚さしかなく、水分が蒸発しやすくなっています。
そのため、アイケア用のスキンケアでは、保水力を高めた商品が多いようです。
目の周りに使える専用のパックも売られていますから、保湿力が足りないときに活用してください。
スキンケアをするときは、目の周りをマッサージしながら乗せる方法もあります。
美容液などを乗せたら、目の下の中心から外側に向かって指の腹を動かしてください。
次にこめかみを上に持ち上げながら、まぶたを中心から外側に向かって指の腹を動かします。
最後に目の下を目頭、目じり、こめかみのように3か所押し上げるようにマッサージして終了です。
まぶたのたるみはクリニックでの治療法もあります
まぶたのたるみが自分では対処できないほど酷くなってきたら、クリニックでの治療方法も考えてみましょう。
クリニックは美容皮膚科、美容外科などでの施術です。
これらでは多数のまぶた治療法が提供されており、その方の悩みの度合いや術後の仕上がりなどを考慮しながら、最適な方法が選べます。
たとえば、経結膜脱脂法と呼ばれるまぶたの脂肪除去の方法があります。
下まぶたの脂肪を除去し、たるみを改善させる方法です。
たるみが改善されると若々しい仕上がりとなります。
メスを使わない方法で、レーザーを用いて小さな穴を開け、そこから脂肪を除去する方法で傷跡が残りません。
眉下切開法は、眉毛ギリギリのラインで切開し余分な皮膚を切除する方法です。
傷跡が目立ちにくく、二重のラインを崩しません。
加齢とともにまぶたが下がってきた方に有効で、周りにバレにくいのがメリットです。
まぶたのたるみは加齢により誰でもおこりますが、目を酷使する方、アレルギーがあって目を擦る方、白内障の手術を受けた方、コンタクトを長時間使用している方でもおこります。
症状が進むと眼精疲労や、頭痛、肩こりの原因ともなるため、たるみ以外の症状がある方は手術で解消させましょう。
(まとめ)奥二重のたるみが気になったときの対処法とは?
奥二重に関わらず、まぶたのたるみの原因は加齢による筋肉の衰えです。
若い人もスマートフォンの利用で目の周りの筋肉が衰えやすいため、筋肉を鍛えるトレーニングを実践してみましょう。
眼輪筋のトレーニングは、さまざまなトレーニングで鍛えることができます。
たとえば、まぶしい目をしてまぶたを閉じる動きや、まぶたを上に持ち上げ目を閉じようとする動き、あっかんべーや目じりを横に引っ張るなどの動きが効果的です。
まぶたのたるみが気になる方は、毎日のスキンケアの付け方に注意しましょう。
頬よりまぶたの皮膚は薄く、水分が蒸発しやすい部分のため、保湿力を心がけるようにします。
スキンケア商品は擦り広げるのではなく、ポンと上に乗せるようなイメージです。
まぶたのたるみはクリニックでの治療法も選べます。
経結膜脱脂法はメスを使わず、レーザーを用いる方法で下まぶたの脂肪除去に有効です。
上まぶたがたるんできた方には、眉下切開法が適しています。
眉下ギリギリで切開するため傷が目立たない方法です。