埋没法後のまぶたの腫れは2~3日です
埋没法による二重整形の後でも、まぶたは2~3日間は腫れが続きます。
しかし、切開法後の腫れが1週間以上続くことを考えると、非常に短期間でおさまるといえます。
また、施術後に患部を冷やすなど、腫れを抑える対策を行えば、腫れをより抑えることができます。
ただし、腫れの元となるのは血流の増加ですが、これは施術部にできた傷を修復するために必要な体の反応です。
そのため、腫れを完全に抑えようと冷やしすぎることは、かえってマイナスになります。
目次
埋没法により起こる腫れは2~3日でおさまっていきます
何らかの外科的施術を行った後、腫れがおさまるまでの期間のことを、ダウンタイムと言います。
埋没法後のダウンタイムは、2~3日が一般的です。
切開法ではまぶたをメスで切り開くため、埋没法と比べ傷が大きくなってしまいます。
修復すべき傷が大きいため、傷を修復するためにより多くの血液を流す必要があります。
対して埋没法では、傷が非常に小さく、かつ少ないことがポイントです。
まぶたに針と糸を数箇所かけるのみの方法なので、皮膚の傷がとっても少ないのです。
ただし、埋没法後の腫れを完全に無くすことは不可能です。
埋没法とはいえ、まぶたの皮膚や内部の組織に針と糸を通し、元々あった組織に小さいながらも傷をつけるのです。
傷となった部分の組織を修復する必要があるために、血液を多く流すことが求められるのです。
また、施術後に細胞から放出される化学物質により細胞自体に腫れが起こり、これが血液の流れをせき止めてさらに腫れを酷くすることがあります。
これについても、この部分の組織が自身を守ろうとして起こる自然の反応なのです。
まぶたの腫れを完全に無くすことはできませんが、腫れを少しでも抑える方法はあります。
まぶたの腫れを抑える方法をご紹介しましょう
埋没法後にまぶたが腫れるのは、傷の修復のために血液が集まってくるためです。
ですから、まぶたに集まってこようとする血液の流れを抑えることで、腫れを軽くすることができます。
一つは、施術後に患部を冷やすことです。
特に腫れが強くなりやすいのは、傷そのものよりも傷の周辺です。
ですから、傷の周りで赤くなっている部分を、保冷剤などを利用して冷やすようにすると良いでしょう。
ただし、冷やすのは施術当日に抑えておくことをおすすめします。
あまり長い期間冷やすことを続けていると、血液の流れが不良になりかえって傷の治りが遅くなり、腫れが長引きます。
また、頭を少し高くして寝ることも対策の一つです。
頭の位置を心臓よりも高くすると、重力の関係で施術部に集まる血液の量を減らすことができます。
それから、普段の生活のなかで血液の流れを良くするようなことを避けるのも、対策法と言えます。
例えば、激しい運動や長く湯船につかることは全身の血流を増やすことになるので、避けるようにしましょう。
加えて、熱いものや辛い食べ物や飲み物を口にすること、あるいは塩分の多いものを食べることも、腫れやむくみを酷くする要因になります。
ですから、できるだけ穏やかに生活し、塩辛いものや香辛料の効いた食べ物は避けるのが得策です。
体質によって腫れが続く期間は異なります
施術後の腫れを抑える対策を講じていても、中には腫れやすい体質の方や、あるいは施術法によっては腫れを避けきれない場合があります。
また、傷ができるとかぶれやすい方やアトピー性皮膚炎などのアレルギー体質の方の場合、腫れが長引く傾向にあります。
さらに、施術前にすでにまぶたに炎症が起こっていたという人や、テープや接着剤など二重を形成するものを使用していた人の場合にも、腫れが長く続くことが多いです。
皮膚の厚みも含めまぶたが厚い人でも、腫れは長く続きます。
これは、厚いまぶたを二重にするため、強く糸をかけ、結ぶ必要があるためです。
同様に、二重の幅を広くするように施術した場合にも、腫れは続きます。
二重の幅を広くするために、それだけ長く糸をかけ、またまぶたの中を長く糸が通ることや、強く結ぶ必要があるためです。
もし、脂肪が多いことでまぶたが厚くなっている場合には、切開法でまぶた内部の脂肪を除去した後に二重を整形する方法をおすすめします。
切開の大きさ次第で腫れの続く期間は異なりますが、形成した後の二重がきれいになるのは大きなメリットと言えます。
(まとめ)埋没法でまぶたの腫れはどれくらい続く?
埋没法の後の腫れは、おおよそ2~3日でおさまります。
また、患部を冷やすなど腫れを抑える対策法もあります。
施術後は、傷を修復するために血流が増えることが腫れをもたらしていますので、冷やしすぎるのはかえって傷の治りを遅くしてしまいます。
埋没法後のダウンタイムは、2~3日程度です。
まぶたに針と糸を通すことで傷をつけることになるため、施術後の腫れをゼロにすることはできません。
ただし、腫れを極力抑える方法はあります。
施術当日に傷の周辺の赤く腫れた部分を冷やすと、腫れを抑えることができます。
また、頭を高くして寝る、激しい運動や長湯を避ける、また熱い食べ物や辛いもの、塩分の多いものは口にしないことで、施術後の腫れは随分と違ってきます。
皮膚の炎症が起こりやすい方や、接着剤などでまぶたを二重にしていた方では、腫れが長引く傾向です。
また、まぶたが厚い方や二重の幅を広くした場合には、糸を通す箇所が増え強く結ぶ必要があるためです。
まぶたが厚い場合には、切開法も検討してみましょう。