埋没法の施術後3日程だけまぶたのむくみが起こります
埋没法による二重整形の施術後、3日間程はむくんだような状態になります。
しかし、これは決して病的なものではなく、体が正常に反応している証拠なのです。
また、二重整形の施術後は約半年間、朝起きたときにまぶたのむくみが起こると言われています。
これは睡眠時に頭と心臓が同じ高さになることで起こるのですが、起床後30分程度で治まっていくとされています。
いずれのむくみの場合も、まぶたを冷やす、こめかみや耳の前あたりを軽くマッサージするなどでリンパや血液の流れを良くすると、むくみが解消できます。
目次
埋没法施術後のむくみは3日間程度でおさまります
二重整形では埋没法に限らず、切開法でもむくみは起こります。
ただし、この場合はむくみというよりも腫れというほうが適切と言えます。
埋没法も切開法も、一時的にまぶたの組織に傷をつけることになります。
そして、人の体は、その傷を修復するために内部で炎症物質や発痛物質が放出されます。
それらの物質を洗い流し、さらには組織修復に必要な酸素や栄養素を供給するために、血液が集まってきます。
これがむくみや腫れの原因となります。
ですから、施術後にむくみが起こらないことのほうが、問題となります。
しかし、埋没法と切開法では、施術後にむくみや腫れが続く期間に差があります。
切開法では1週間程度むくみが続くのに対して、埋没法では3日間程度で治まります。
それだけ、まぶたへの負担が少ないと言って良いでしょう。
このように、埋没法施術後のむくみは、体が組織を修復しようとする正常な反応なのです。
加えて、埋没法施術後のむくみは短期間でおさまり、1週間も経過すると、むくみはほぼ気にならない程度にまで落ち着いてきます。
埋没法施術後のむくみを軽くする方法があります
埋没法施術後は、むくみと同時にまぶたの赤みや熱感があります。
この熱は何の対処もなければ、自然と空気に触れることで熱が奪われるのをただ待つだけになってしまいます。
そのため、まぶたに空気よりもやや低い温度のものを当ててあげることでこの熱を奪い、赤みを抑えることができます。
また冷やすことはまぶた内部の血管を細くし、血液が集まるのを抑えてくれる作用も持っています。
小さめの保冷剤などをハンカチで包み、まぶたの上の方に当ててあげましょう。
埋没法の糸を通した部分を冷やすと、刺激が強くなり痛みが増してしまいます。
埋没法の糸を通した部分では、毛細血管が切れることは避けられません。
切れた血管から血液が漏れて組織がむくみ、血液の渋滞が起こってまぶたの周辺がむくむという悪循環が起こります。
そこで、埋没法の傷周辺を冷やすことでその部分の血管を細くして血液の流れを一時的に少なくすることで、むくみを抑えていくのです。
ただし、絶対にしてはいけないことは、埋没法の傷やその周辺をマッサージすることです。
マッサージをすると一時的にむくみが解消されたように感じるかもしれません。
しかし、マッサージは血液の循環を促進してしまいます。
まぶたで生じた発痛物質や炎症物質が、促進された血行にのり全身へ回ると、全身的な発熱を引き起こしてしまいます。
このように、まぶたを冷やすことで埋没法施術後のむくみを軽くすることができます。
朝起きたときや生活習慣でむくみが起こることがあります
埋没法施術後、朝起きたときにまぶたのむくみが気になることがあります。
しかし、これは埋没法施術の有無に限らず、ほぼすべての人に起こっている現象といえます。
埋没法を実施したことでまぶたのむくみが気になりやすくなっており、どうしてもまぶたに注目してしまう故に気になるようです。
人は起きている間、頭は心臓よりも上にあります。
脳の血流を保つために首より上の血流は確保されていますが、重力に引かれて顔の皮膚や頭皮の血流は、下へ降りていきます。
寝ている間は、頭と心臓が同じ高さになっています。
重力が作用しにくいため、顔への血流を下へ引き戻す力が働きにくいため、立っているときよりもお顔はむくみやすいのです。
ただ、このむくみは30分程度で治まりますから、心配は不要です。
また、これ以外にもまぶたにむくみを生じさせることがあります。
例えば、ファストフードやインスタント食品など、塩分を多く含むものを食べた場合です。
体内の塩分濃度が高くなると、水分の摂取量が増えます。
細胞内や血液内の塩分濃度を厳密に守ろうとする体の反応です。
これによって、細胞と細胞の間に水分が溜まり込み、むくみを引き起こします。
まぶたは非常に薄い部分ですから、ちょっとのむくみでも目立ってしまいやすいのです。
このように、生活の中の行動によってまぶたのむくみが一時的に起こることがあります。
(まとめ)埋没法の二重整形後にまぶたにむくみは起こる?
埋没法施術後のむくみは、組織を修復しようとする体の正常な反応によって起こります。
むくみが気になる場合には、顔の横をマッサージしたりまぶたを冷やしたりすると、むくみが治まりやすくなります。
埋没法施術後のむくみは、施術により生じた組織の傷を修復しようとする体の正常な反応です。
そのむくみは施術後3日間程度でおさまります。
切開法の場合には1週間程度でむくみが治まりますから、埋没法は非常に短期間のむくみで済むのです。
埋没法施術後のむくみには、まぶたを保冷剤などで冷やすのが効果的です。
これを行うことでまぶたの血行をおさえ、むくみを軽くすることができます。
ただし、施術直後にまぶたのマッサージを行うことは避けましょう。
埋没法後に限らず、朝起きたときにまぶたのむくみは起こります。
しかし、このむくみは30分程度でおさまります。
塩分を多く含む食事の摂取と、その後に起こる水分の摂取によって、まぶただけではなく全身のむくみが起こります。