埋没法の手術直後にまぶたにかゆみが起こることもあれば、時間が経ってから起こることもあります。
埋没法でまぶたを二重にしたあとに、かゆみを感じたという報告例が存在しますが、これらについては、糸を使ったことでアレルギー反応が起こったためだと考えられます。
その一方で、手術からだいぶ期間が過ぎているのにかゆみが起こったというデータもあります。
これらに関しては感染症の可能性が高いでしょう。
感染症であれば、糸を抜くことで問題の解決を目指せますから、速やかに専門医へ連絡をして、処置をしてもらうことが大切です。
埋没法は糸を抜いたとしても再度施術を行う事が可能ですので、不安に思う心配は要りません。
目次
埋没法が終わって間もなく、かゆみが発生することがあります
まぶたを二重にする手術は大きく分けて、「切開法」と「埋没法」に分かれます。
埋没法は、切開法と比べて早めに日常生活を再開できるというメリットがあります。
このため、理想のまぶたを手に入れたいと熱望している方々が毎年よく受けています。
とはいっても、埋没法を受けたあとに思わぬ異変が生じてしまうこともゼロではありません。
「手術を受けたあとに、予想外のかゆみや腫れが起こってショックを受けた」という体験談もあるのです。
手術を受けて1週間以内にかなりのかゆみ・腫れが発生した場合は、アレルギー反応の可能性が高いでしょう。
埋没法では、特殊な糸を利用します。
埋没法ではメスを使いませんが、まぶたの裏側をその糸で固定することで、二重のラインを生み出します。
この糸は医療用のものですが、人体にとってはあくまでも異物です。
このため人によっては、アレルギー反応が生じてしまう可能性もあるのです。
このようなケースでは、しばらく様子を見る必要があります。
しかしなかなかかゆみや腫れが消えないときは、速やかに手術を受けたクリニックに出向いて改善を求めると良いでしょう。
埋没法からしばらく経ってかゆみが発生するケースもあります
埋没法でまぶたを二重にしてから、しばらく期間が過ぎてからかゆみが発生したというケースも報告されています。
その場合は、アレルギー反応の可能性は低いでしょう。
それよりも、感染症が発生している可能性を探ったほうが建設的です。
埋没法ではメスを使いません。
しかし糸を固定する必要がある以上、特殊な針を用いてきわめて小さな穴を開けなくてはいけません。
したがって、雑菌が侵入して感染症が引き起こされるリスクはゼロではありません。
このようなケースでは、糸を抜くことでかゆみをはじめとしたトラブルを解決できる可能性があります。
大事なことは、やはり手術を受けたクリニックになるべく早急に相談することでしょう。
埋没法では、糸を抜いたあとに再び二重整形を実施することができます。
この点は埋没法のもつ大きなメリットのひとつです。
何度も手術をやり直すことは避けたほうが安全ですが、1回糸を抜いたからといって二重整形を諦めてしまう必要はないでしょう。
埋没法を受けたら、かゆみを感じても目をこすらないようにしましょう
埋没法は、特殊な糸を活用して二重のラインを維持しています。
この糸に異変が起こると、せっかく手に入れた二重まぶたが突然、元に戻ってしまうことがあります。
埋没法で使用する糸は、決して弱いものではありません。
しかし、それでも継続して強い負担をかけてしまうと、糸が取れて二重のラインが崩れてしまう恐れはあるのです。
たとえば、目をこすったりひっかいたりしたときは糸にそれなりの負荷がかかります。
アレルギー反応や感染症の例のような強いかゆみを感じたときではなくても、目にちょっとしたかゆみを感じたとき、つい人は目をかいてしまうものです。
埋没法で実現した二重まぶたを長期的に守りたいなら、普段から目に強い圧力を加えないように用心するに越したことはありません。
目にささいなかゆみを感じたときでも、目をこすらないようにするほうが無難です。
我慢できないときは、ハンカチ等で目を優しくおさえる程度に自重しましょう。
(まとめ)埋没法のあとにまぶたにかゆみを感じることはあるの?
埋没法の術後に激しいかゆみを感じた場合、手術からすぐの場合はアレルギーの可能性があります。
また、しばらく経っているなら、感染症の疑いがあるでしょう。
かゆみなど違和感を覚える際は速やかにクリニックへ連絡を入れ、対応して貰うことが大切です。
埋没法の手術後に、激しいかゆみや腫れが発生したというデータがあります。
これは、アレルギー反応の可能性が高く、埋没法で用いる特殊な糸が原因の可能性があります。
いずれにせよ、素早く医師に相談することが大切と言えるでしょう。
埋没法でかゆみが発生するのは手術終了直後とは限りません。
時間が経ってからかゆみが起こったときは、感染症の疑いがあります。
医師に速やかに相談して、抜糸のような処置を受けましょう。
糸を抜いても、やり直しはできますから気にする必要はありません。
埋没法では、特殊な糸をまぶたの裏側に固定します。
この糸が外れないようにすることが、効果を長持ちさせるためのコツです。
目をこする程度の行為も、糸にとっては負担となりますから、目にかゆみを感じても、目に刺激を与えないように自重しましょう。