二重の整形とドライアイには直接的な関係はないと考えられます
二重の整形を行った方が、術後に「ドライアイになりやすくなってしまった」というケースが多いようです。
しかし、実際は二重に整形したこととドライアイになることには直接的な関係がないと考えられています。
ただ、ドライアイとともに傷みがある場合、埋没した糸が角膜に当たっている可能性があります。
信頼できるクリニックで施術を受ければこのようなことは起きないといえます。
目次
二重の整形がドライアイの原因になることはまずないです
よく、二重の整形を行った方が、術後しばらくしてからドライアイが気になるという話をききます。
しかし、通常であれば、二重の整形がドライアイの原因になるとは考えられません。
万が一、二重の整形がドライアイの原因になっているのであれば、クリニックの施術方法が悪く、埋没した糸が角膜に当たっている可能性などが考えられるでしょう。
この場合、ドライアイの症状だけでなく、痛みや目の充血等の症状も同時に現れることがほとんどです。
また、切開法で二重整形の施術を行った場合であれば、施術中に涙腺を傷つけてしまった可能性が考えられます。
症状が気になるという方は、眼科で診てもらうことをおすすめします。
ただ、このようなケースは極めてまれであるといえます。
信頼できるクリニックの元で施術を行えば、二重整形が原因でドライアイになるということはまずないでしょう。
そのためにも、二重の整形を行う際には、きちんとしたクリニックでしっかりと医師のカウンセリングを受けるようにしましょう。
それでもドライアイが気になる場合、二重の整形以外に原因があると考えてよいです。
現代人はドライアイになりやすいといわれています
では、そもそもドライアイとはどのような症状のことをいうのでしょうか?
ドライアイとは、様々な要因によって涙の量が少なくなり、目の表面に傷ができてしまう病気のことを指します。
目に痛みがある、疲れ目になる、白目の部分が充血するなどの症状が見られます。
「最近、目が疲れやすい」「目がゴロゴロする」「目が乾く」「瞬きの回数が増えた」というように感じている方は、ドライアイになっている可能性があります。
パソコンやスマートフォンなどの普及により、目を酷使することの多くなったような人がかかりやすい病気で、特に夕方になると症状が重くなる傾向にあります。
ドライアイが深刻化すると、視力の低下を招いたり、角膜上皮剥離などの病気を発症してしまったりする可能性があります。
認識しているだけでも2000万人以上の方が悩んでいる症状ですから、誰がなってもおかしくない病気だといえます。
そのため、もしかすると二重の整形をきっかけにドライアイに気が付いただけであって、以前からドライアイであった可能性も考えられます。
以前から目の疲れが気になっていた、肩こりや倦怠感などを抱きやすかったという方は、ドライアイの原因が二重の整形以外にあると考えてみましょう。
二重の整形以外に様々な要因がドライアイに繋がると考えられます
二重の整形がドライアイの原因になることはまずないとご説明しました。
では逆に、ドライアイを引き起こす原因としては、どのような事が考えられるのでしょうか?
二重の整形を行うと同時にコンタクトレンズに変えたという方もいらっしゃいます。
コンタクトレンズを使用している人は、使用していない人に比べてドライアイになるリスクが高いといいます。
目がコンタクトレンズを異物と判断し、涙が正常に分泌されなくなってしまう恐れがあるのです。
そのため、目が乾き、ドライアイの原因になってしまいます。
屈折矯正手術とは、角膜をレーザーにより削ることで変形させ、乱視や視力の低下を矯正させる施術のことをいいます。
術後、半年以上もドライアイの症状が続く可能性があるといわれています。
しかし、クリニックによってはドライアイをほとんど起こさない施術を行っているところもあります。
このように、二重の整形とは全く関係のないことがドライアイの原因になっていることがあります。
二重整形の施術において、ドライアイの症状を過度に心配する必要はないといえます。
(まとめ)二重の整形をするとドライアイになるって本当?
通常、ちゃんとしたクリニックで施術を行えば、二重の整形とドライアイになることとは関係性がないと考えられています。
痛みがある場合などは、埋没した糸が角膜に当たっている可能性があるため、再度医師に診てもらう必要があるでしょう。
二重の整形がドライアイの直接的な原因になることはまずないと考えられています。
もしあるとすれば、クリニックの施術方法に問題がある場合ですが、きちんとしたクリニックで施術を受ければそのような心配はいらないでしょう。
ドライアイは目に痛みがある、目が疲れやすい、充血するなどの症状を持つ病気です。
かかりやすい病気の一つですから、二重の整形をする以前からドライアイであった可能性も十分考えられます。
コンタクトレンズを使用している人や屈折矯正手術を受けた方は、ドライアイの症状が続く可能性があるといいます。
二重整形とは関係ないことがドライアイの原因になっていることも多いため、施術において過度に不安を抱く必要はないです。