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画家、彫刻家の家系に生まれたせいか、幼い頃から絵を描いたり、物を作ったりするのが好きで、医学部卒業後は迷わず形成外科を専攻しました。
当初は手術用顕微鏡を用いて直径1mm程度の細い血管や神経をつなぐマイクロサージャリーが得意で、切断された指の再接着や癌などで摘除された全身の組織の再建手術を専門にしていました。
教授就任後は口唇裂などの赤ちゃんの顔の奇形の手術を専門にしています。
形成外科と美容外科では、必要とされる解剖学的知識や手術手技は共通のものが多いですが、治療目標の設定に大きな違いがあると感じています。
形成外科では怪我や病気をする前の状態に戻すとか、左右対称にするといったように、治療の目標を医師と患者で共有するのが比較的容易です。ところが、美容外科では正常な方が対象となりますから、治療目標を話し合って、医師がそれを正確に把握する必要があります。
治療をお受けになる方は、医師に希望が伝わっているのかどうかについて不安を感じられることが多いのではないでしょうか。私は患者様のご希望をしっかりとお聞きし、それを実現するためにこれまで培ってきた技術を駆使したいと思っております。
どうかよろしくお願いいたします。
顔のたるみはどうして起こるのでしょうか。
顔は骨に皮膚や皮下脂肪などの軟部組織が層状に付着してできています。
若い時には顔の脂肪組織は弾力のある皮膚や筋膜にしっかりと支えられていますが、年齢を重ねるとコラーゲンやエラスチンといった弾力のもととなる成分が少なくなって、脂肪組織を支えきれなくなり、重力に負けて顔がたるんでしまいます。
最近ではリフト用の糸の進歩が目覚ましく盛んに行われていますが、これは皮膚のたるみを一時的に移動させる効果が主であり、特に40、50代以上の方ではたるんだ皮膚を引き締める効果は期待できません。
フェイスリフト手術はたるんだ皮膚自体を耳周囲の目立たないところで切除する手術です。
さらに効果を高めるために皮膚の下にあるSMASと呼ばれる膜もしっかりと引き上げて顔の下1/3のたるみを確実に改善させます。
その効果の高さと持続性は糸リフトとは比べ物になりません。
時間がかかる手術であり、腰が引けるかもしれませんが、苦労されただけの効果は必ず得られますのでぜひご相談ください。
フェイスリフト手術だけでなく、耳下腺腫瘍や顔面神経麻痺といった頬の病気の豊富な治療経験を活かし、30年近い形成外科の経験を駆使した丁寧な皮膚縫合でご期待に応えさせていただきます。
口唇裂という生まれつきの病気があることをご存じでしょうか。
上くちびるが裂けた状態で生まれてくる赤ちゃんで、昔は兎唇ともよばれていました。
日本人では500人に1人の割合で発症しますからそれほど珍しい病気ではありません。
私は川崎医科大学附属病院形成外科に28年間勤務し、教授就任後の10年間はこの口唇裂治療を専門としてきました。
形成外科は病気やケガで損なわれた体の形の異常を修復する診療科ですが、その中でも口唇裂手術は最も高度な技術を必要とする手術の一つです。
3か月の赤ちゃんの小さなくちびるを正確に縫合し、変形してしまった鼻を三次元的に作り直さなければなりません。
成長による変化も考えた手術を行うのですが、大きくなると鼻の形に悩んでいる子たちが大勢いることに気づきました。
いくら生まれつきの病気であるとはいえ、鼻を高くしたり、団子鼻を直したりという手術は保険診療で行うことはできません。
治してあげることができるのにできないというのは、外科医としてとてもやるせない気持ちになります。
今回、美容外科に転向し、これまで培ってきた手術手技を保険診療の枠にとらわれずにご提供することができるようになりました。
豊富な鼻の解剖学的知識に加えて、鼻の形態を自由自在にあやつれる技術があります。
お客様のご要望をよくお聞きした上で最適な手術をご提案させていただきますので、是非一度ご相談にお越し下さい。
動物が大好きで今までインコ、猫、ハムスター、うさぎなど沢山の子を育ててきました^^
犬はまだ飼ったことがないので、落ち着いたらトイプードルをお迎えしたいと思っています(*^-^*)
写真は稲川先生の愛するハムスターのハムちゃんと、うさぎのチョコちゃん
稲川先生は川崎医大の前教授を10年勤められた形成外科28年のベテラン中のベテラン。
きっととても威厳のある話しかけにくい先生なんだろうなと先生に会う前はスタッフみんなが思っていました。
ところが実際はとても腰が低く、穏やかで癒し系の先生でビックリ!
更に、これだけの経歴をお持ちで多数の功績を残しているにも関わらず、勤勉で努力家です!
急に伺ってもいつも解剖図を描いていたり、手術動画を見直していたり、医学書を読み込んでいたりと一度も休んでいるところを見た事がありません( ゚Д゚)
逆に「先生、少し休んでください」と言いたくなるほど常に手術の事を考えていらっしゃいます。
30個以上年下のスタッフにもいつも敬語で優しく丁寧に話して下さり、スタッフが恐縮してしまうほど温厚な稲川先生^^
ユーモアもおありで、ふとおっしゃることがいつもホッコリするコメントで、あっという間にスタッフみんな先生のファンになってしまいました(*^-^*)
カウンセリングも手術も丁寧。その上ニコニコ癒し系のベテランドクター!
美容治療にお悩みで、まだ信頼できるドクターに会えていない方!
稲川先生に是非会いに来て下さい(*^-^*)
他の先生との違いがわかります!
1991年3月 | 筑波大学医学専門学群 卒業 |
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1991年6月 | 筑波大学附属病院 外科 研修医 |
1993年4月 | 国立水戸病院 整形外科 レジデント |
1993年10月 | 鳥取県立中央病院 形成外科 レジデント |
1994年4月 | 川崎医科大学 形成外科 臨床助手 |
1997年4月 | 川崎医科大学 形成外科 講師 |
2006年4月 | 水島中央病院 形成外科 医長 |
2009年4月 | 川崎医科大学 形成外科 講師 |
2010年4月 | 川崎医科大学 形成外科 主任教授 |
2020年2月 | 湘南美容クリニック入職 |
備考