「エステの脱毛と比べて、クリニックのレーザー脱毛はとっても痛い」と思われている方は多いのではないでしょうか。
痛みの感じ方は人ぞれぞれですが、一般的にはエステ脱毛よりも医療脱毛のほうが痛みは強いと言われています。
医療脱毛のほうが高効率に脱毛できる場合が多いことも大きな要因ではあるのですが、とはいえ耐えられないような痛みは嫌ですよね。
医療脱毛の痛みや痛みを感じやすい部位、痛みが強いときの対処法について解説します。
医療の全身脱毛の痛み
医療の全身脱毛の痛みについて、今まで施術された方から傾向を見てみましょう。
耐えられる痛みだったケース
「全身脱毛をしたけど耐えられる痛みだった」という人は次のような特徴があります。
- そこまで毛深くない
- 毛が全体的に細い
- 皮下脂肪が多い
- 皮膚が比較的厚め
もちろん、痛覚は人によってかなりまちまちなので、これらに自分が該当するからと言って絶対に大丈夫というわけでもなければ、該当しなくても耐えられるという方もいます。
ちなみに痛みの表現も人それぞれです。
- チクチクした痛み
- ピリッとした痛み
- でも毛抜きよりは一瞬だからまだ耐えられる
というような表現が多い印象です。
とても痛かった・通うのをやめたというケース
「全身脱毛をしたけどとても耐えられる痛みではなかった」という人は次のような特徴があります。
- 比較的毛深い
- 毛が全体的に太い
- 皮下脂肪が少ない
- 皮膚が比較的薄い
耐えられる痛みだった、という方の逆ですね。
もちろん痛覚は人によってかなりまちまちなので、この点においても、必ず自分が当てはまるとは限らない、ということができます。
ちなみに耐えられない痛みの表現には次のような表現が多くみられます。
- 逃げ出したいくらい痛い
- 熱々の鉄を一瞬押し付けられるような痛み
- 毎回歯を食いしばってる
なお痛みの感じ方は本当に人それぞれなので、一度ご相談ください。
ちなみに痛みに耐えられない場合は、出力を下げたり笑気麻酔を利用したりすることも可能です。
どうしても痛いときはあまり無理せずに、気兼ねなくご相談ください。
痛みを強く感じやすい部位
強く痛みを感じやすい部位は以下の3つです。
- ワキ
- ヒザ下
- VIO
ワキ
ワキは値段も手頃で範囲も狭いので「脱毛初心者におすすめ」と言われがちですが、痛みを感じやすい部位で有名な部位でもあります。
- 毛が太い
- 毛が密集している
- 皮膚が薄い
このように痛みを感じやすい特徴を抑えているためと考えられます。
ヒザ下
ヒザ下も痛いことでよく取り上げられがちな部位でしょう。
ヒザ下は比較的薄い毛にもかかわらず、毛を全部無くしたいと希望される方の多い部位です。
そのため、機械の出力を上げる必要があるのです。
また、ふくらはぎの部分より、スネの部分は骨が近いため皮下脂肪が少ないので痛い、という側面もあります。
VIO
VIOは脱毛で痛みを感じる部位のトップランカーと言えるでしょう。
デリケートゾーンは文字どおりデリケートで痛みに敏感ですし、
- 毛が太い
- 毛が密集している
- 皮膚が薄い
といった特徴もあります。
痛みが強い部位の特徴
痛みが強い部位の特徴として、以下の点が挙げられます。
- 毛が太い
- 毛が密集している
- 皮膚が薄い
- 皮下脂肪が少ない
毛が太く濃い
毛が太いと痛みが出やすい傾向にあります。
レーザー脱毛は光を毛のメラニンに反応させて熱を発生させ、細胞にダメージを与える仕組みです。
毛が太いとそれだけ光に反応するメラニン量が多いため、痛みを感じやすいのですね。
毛の量が多い
毛の量が多い部位も痛みを感じやすい傾向があります。
光が反応する毛の数が多いため、痛みもその分大きいということになります。
その分効果が出やすいというメリットも
ただ毛が太かったり、毛の量が多かったりしたために痛みが大きいということは、それだけ毛穴の細胞がダメージを受けているということになります。
つまり効果が出やすいというメリットがあるのです。
逆に痛みを避けて出力を弱めてしまうと毛穴にも優しい刺激なってしまい、効果が少し落ちてしまうことも……。
とはいえ、無理は禁物です。
痛みが強いときの対処法
どうしても痛みが強く、耐えられないときの対処法を紹介します。
その場での対処方法としては以下の2つです。
- スタッフに相談し照射を弱くしてもらう
- 麻酔で痛みを抑える
当日になってからの対処法には次の点を注意しましょう。
- 体調が優れない日は施術を避ける
- 十分に保湿してから施術を受ける
スタッフに相談し照射を弱くしてもらう
まずはスタッフに相談してレーザー照射の出力を弱くしてもらいましょう。
もちろんレーザーの出力は強いほうが脱毛効果としては高くなりますが、「痛いから気が進まない」とクリニックから足が遠のいてしまっては逆効果です。
痛くない程度に調整してもらいながら指示どおりに通院するのがおすすめです。
麻酔で痛みを抑える
麻酔で痛みを抑える方法もあります。
当クリニックで使用する麻酔は「笑気麻酔」といって、吸引するタイプの麻酔があります。
注射も不要ですし、施術中に意識を失うこともありません。
痛みがどうしても不安な方は一度ご相談ください。
体調が優れない日は施術を避ける
当日になってからの対処法として、体調が優れない日は施術をキャンセルしてしまいましょう。
「せっかく予約したし、次いつになるかわからないから」と無理に行ってしまいがちですよね。
とくに生理前などホルモンバランスが崩れているときはお肌の調子も崩れがちです。
お肌のバリアも弱くなっているので痛みを感じやすいのです。
また、疲労や風邪などで大量不良のときも神経が敏感になりやすいので注意。
十分に保湿してから施術を受ける
前日や当日はもちろんのこと、脱毛期間中は普段にもまして十分に保湿をしましょう。
脱毛期間中はレーザーによって肌が軽いやけどのような状態となるため、より乾燥しやすい状態となっています。
肌が乾燥すると肌のバリア機能が低下し痛みをより感じやすくなっている状態のため、積極的な水分補給が必要です。
まとめ
医療の全身脱毛の痛み
「まだ耐えられる痛みだった」というケースが多くみられるのは次のような方です。
- そこまで毛深くない
- 毛が全体的に細い
- 皮下脂肪が多い
- 皮膚が比較的厚め
また、「全身脱毛をしたけどとても耐えられる痛みではなかった」というケースが多いのは、次のような方です。
- 比較的毛深い
- 毛が全体的に太い
- 皮下脂肪が少ない
- 皮膚が比較的薄い
痛みが強い部位の特徴
痛みが強い部位の特徴には次のような点が挙げられます。
- 毛が太い
- 毛が密集している
- 皮膚が薄い
- 皮下脂肪が少ない
痛みを強く感じやすい部位
強く痛みを感じやすい部位は、以下の3つである場合が多いです。
- ワキ
- ヒザ下
- VIO
痛みが強いときの対処法
どうしても痛みが強く、耐えられないときの対処法のうち、施術中に以下のような点に気をつけてもらいましょう。
- スタッフに相談し、照射を弱くしてもらう
- 麻酔で痛みを抑える
また、自分でできる施術当日の対処法は次のとおりです。
- 体調が優れない日は施術を避ける
- 十分に保湿してから施術を受ける