レーザー脱毛やサロン脱毛を受けた後、自己処理はどうしたらいいのでしょうか?いつから大丈夫なのか、どのような方法で行えばいいのか、わからないことが色々ありますよね。ここでは、脱毛後の自己処理について、正しいケア方法・知識をご紹介します。
脱毛後すぐの自己処理は危険
レーザー脱毛・サロン脱毛の直後に自己処理をすることは大変危険です。施術直後に自己処理は行ってはいけません。なぜなら脱毛直後は肌トラブルが起こりやすい状態になっており、普段なら大丈夫なこともいつも以上に負荷がかかってしまいトラブルの原因となり得るからです。
脱毛後の肌は乾燥している
脱毛後の肌は乾燥した状態になっています。脱毛とはライトやレーザーを肌に照射し、毛根に熱を発生させてダメージを与えるものです。この熱のせいで肌の水分が蒸発して乾燥してしまうのです。もともと乾燥肌でなくても、脱毛直後はいつもより乾燥した状態になっています。
脱毛後すぐの自己処理はダメージ大
脱毛直後の自己処理はダメージが大きく、肌トラブルのリスクが高くなります。脱毛直後の乾燥した肌はバリア機能が低下しており、いつも以上に刺激に敏感になっています。そのため、脱毛後の自己処理は患部を悪化させる可能性があります。
脱毛後の自己処理はいつから?
脱毛後の自己処理は、最低でも3日は待ちましょう。施術後2~3週間で毛は自然に抜け落ちていきます。できればそれまでは自己処理はせずに、自然に抜けていくのを待ちたいところです。自己処理をしなければ、肌の負担も減らすことにもつながります。
しかし施術を初めて回数がまだ浅い間は、数日でムダ毛が生えてきてしまう場合があります。そのような時にも少なくとも3日は間をあけましょう。3日後以降に自己処理をする場合も、できるだけ肌に負担の少ない方法で行います。電気シェーバーがおすすめです。
なお、次の施術を受ける直前には自己処理を行います。
脱毛後にポロポロ抜ける毛は引っ張っていい?
脱毛直後からおよそ2週間後程度はポロポロと毛が抜けますが、無理に抜かない方が良いでしょう。この脱毛後に毛が根元から抜ける現象は「ポップアップ現象」と呼ばれます。
毛を抜かない方がいい理由は以下の通りです。
- 自然に落ちる毛とそうでない毛の見分けがつきにくい
- 肌に触れる回数が増えると、肌を清潔に保てないリスクが高くなる
抜けない毛を無理に抜くと、毛周期が乱れて脱毛の効果が下がる原因となります。そのリスクを避けるために、見分けのつきにくい毛を引っ張る行為は避けた方が無難です。少なくとも無理に引っ張ることはやめましょう。
脱毛後の自己処理方法と注意点
脱毛後の自己処理の方法としては、電気シェーバーが最もおすすめです。他の方法と比べて肌への影響が最も少なくて済むからです。
また脱毛後の自己処理は、次の注意点を守って行いましょう。
- 清潔な状態で行う
- 入浴時はばい菌が侵入しやすいので避ける
- 処理の後は保湿する
カミソリ
カミソリによる自己処理はできれば避けた方がよいでしょう。カミソリは肌への負担が大きいからです。ムダ毛を剃る際に皮膚の表面の角質まで削り落としてしまい、カミソリ負けを起こすことがあります。カミソリ負けは炎症を起こしたり肌が乾燥したりする原因となります。
カミソリは脱毛後かどうかに関わらず、自己処理の方法としてはおすすめできません。特に脱毛直後にカミソリを使うのはやめましょう。
ただし、次の施術前の自己処理など、脱毛からある程度間を空ければカミソリの使用も許容できます。その際はカミソリ負けに注意して、毛の流れに沿わせる「順剃り」で行いましょう。もちろん処理の後には保湿もしっかり行ってください。
電気シェーバー
電気シェーバーは、自己処理の方法としては一番安心でおすすめできます。肌に直接刃が当たることがないので肌への影響が最も少ないからです。使用する時には次の点に注意しましょう。
- 使った後は洗浄し、シェーバーを清潔にしておく
- 処理した部位は十分に保湿する
毛抜き
毛抜きによる自己処理は絶対に行ってはいけません。施術後に限らず、脱毛中は絶対に不可です。
毛根から毛を抜くと、毛周期が不規則になる可能性があります。その結果、施術の効果が落ちてしまうのです。
毛抜きの他にも、脱毛ワックスや脱毛テープなど、抜くタイプの脱毛方はすべてNGです。
その他、脱毛クリームも肌への負担が大きいので避けましょう。
脱毛後に必要なケア
脱毛後のケアでは、肌を刺激しないようにすることが第一です。具体的にな脱毛直後のケアとしては次の2つが挙げられます。
- 脱毛患部を化粧水で保湿
- かゆみや赤みは冷やしたタオルでクールダウン
その他に注意すべきこととして、体温が上がることはやめましょう。血行が良くなると炎症が起こりやすくなるからです。体温が上がることとして、具体的には次の行為が挙げられます。これらのことは行わないようにしましょう。
- 入浴
- 激しい運動
- 飲酒
次に、具体的なケアについて見ていきましょう。
脱毛患部を化粧水で保湿
施術した部分は、いつも以上にしっかりと保湿してください。脱毛後の乾燥した肌は炎症がおこりやすい状態なので、保湿することで炎症を予防します。
普段使っている化粧水や保湿クリームを使って問題ありませんが、敏感肌用など低刺激のものがおすすめです。必要に応じて乳液なども組み合わせて使いましょう。
保湿する際は、保湿し忘れの部位がないように気をつけましょう。腕や足に比べて、腰回りやヒップなどは忘れがちなので注意が必要です。
なお、脱毛直後の肌が敏感な時期に保湿することで脱毛効果も高まると考えられています。肌が乾燥すると、ターンオーバーが乱れます。すると抜けるはずの毛が抜けにくくなるのです。皮膚を保湿して柔らかく保つことで、埋もれていた毛が出てきやすく脱毛の効果が高まると考えられるのです。
かゆみや赤みは冷やしたタオルでクールダウン
肌にかゆみや赤みがあるときは、軽く冷やして炎症やかゆみを抑えましょう。濡れタオルを使うと適度に冷やすことができます。軽く冷やすのが最も肌によいといわれています。逆に冷やし過ぎは禁物なので注意しましょう。
氷や保冷剤などを使って冷やし過ぎると、脱毛効果を下げてしまう可能性があります。レーザー脱毛・サロン脱毛は、熱で毛根にダメージを与える方法です。あまり冷やしてしまうと脱毛のための毛根のダメージまで回復させることになってしまうのです。その結果、脱毛効果下がる可能性があります。
かゆみや赤みがひどい時は、処方された軟膏やクリームを1日1~2回薄く塗布します。通常なら2~3日で良くなりますが、それでも良くならなければクリニックや担当医に相談しましょう。
まとめ
脱毛後すぐの自己処理は危険
レーダー脱毛・サロン脱毛の直後の自己処理は大変危険です。もともと乾燥肌でなくても、脱毛後はいつもより肌が乾燥しておりバリア機能が低下しています。その結果いつも以上に刺激に敏感になっているため、普段なら大丈夫なことでもトラブルの原因になってしまうのです。
脱毛後に必要なケア
- 脱毛患部を化粧水で保湿する
- かゆみや赤みは冷やしたタオルでクールダウン
保湿をすると脱毛効果が高まります。適度なクールダウンは必OKですが、氷や保冷剤を使った冷やし過ぎは、脱毛効果を下げる可能性があるため注意が必要です。
その他入浴、激しい運動、飲酒など、体温が上がることはやめましょう。
脱毛後の自己処理はいつから?
脱毛後の自己処理は、最低でも3日は待ちましょう。できれば自己処理はせずに自然に抜けていくのを待ちたいところです。自己処理する際はできるだけ肌に負担の少ない方法で行いましょう。なお次の施術を受ける直前には自己処理を行います。
脱毛後の自己処理方法と注意点
肌の負担が少ない電気シェーバーが最もおすすめです。カミソリはできれば避けましょう。毛抜きや脱毛ワックスなど毛を抜く方法の脱毛は絶対に不可です。脱毛後の自己処理は、次の注意点を守って行いましょう。
- 清潔な状態で行う
- 入浴時はばい菌が侵入しやすいので避ける
- 処理の後は保湿する