ハイジニーナ脱毛・VIO脱毛にはさまざまなメリットがあり、若年層を中心に人気が高まっているといいます。一般的になりつつあるとはいえ、まだ抵抗がある方もいるのではないでしょうか。本記事ではハイジニーナ脱毛について、VIO脱毛との違いや人気のデザイン、メリット・デメリットをご紹介します。
目次
ハイジニーナ脱毛とは
ハイジニーナ脱毛とは、アンダーヘアを完全に無毛にするVIO脱毛のことです。海外ではもちろんですが、日本においてもハイジニーナ脱毛をする人が増えつつあります。「ハイジニーナ」という言葉は、衛生という意味の英単語「hygiene(ハイジーン・ハイジン)」からきています。その名のとおり、デリケートゾーンを衛生的に保ち、お手入れがしやすいことがメリットのひとつです。
VIO脱毛との違いは?デザインや形について
VIO脱毛は、デリケートゾーンの脱毛です。VIO脱毛にはいくつかデザインがあり、ハイジニーナ脱毛はそのなかの1つになります。VIO脱毛は、ハイジニーナ脱毛を含めた広い意味でのデリケートゾーンの脱毛を指しますが、ハイジニーナ脱毛は無毛にする場合にのみ用いられるのが違いです。
完全に無毛にするハイジニーナ脱毛以外には、次のようなVIO脱毛のデザインがあります。
ハイジニーナにするのは少し抵抗がある、という方は毛を整えて好みのデザインにするのもよいでしょう。より自然に毛量を減らして整える程度を希望するのであれば、「ナチュラル」の形がおすすめです。
ハイジニーナ脱毛はこのような方におすすめ
ハイジニーナ脱毛は、次のような方におすすめです。
- 下着や水着からはみ出る毛が気になる
- アンダーヘアの手入れの仕方がわからない
- 定期的な自己処理がめんどくさく感じる
- 生理中のムレ・ニオイ・かゆみに困っている
- デリケートゾーンを清潔に保ちたい
一般的になりつつあるハイジニーナ脱毛
20〜30代の女性に実施したアンケートでは、上の円グラフのような結果になりました。VIO脱毛を受けたことがある方が29.6%、受けている最中の方が28.4%と、半分以上の方がVIO脱毛を受けています。さらに「これから受けてみたい」と回答した方を含めると、実に約8割以上の女性がVIO脱毛を考えているということになります。
海外では欧米を中心に、1つのエチケットとしてハイジニーナ脱毛をする方が多いといいます。日本においても若年層を中心に、新しい常識としてハイジニーナ脱毛(VIO脱毛)が浸透しつつあります。見た目の清潔感アップだけでなく、衛生的な観点からも多数のメリットがあることから、ハイジニーナ脱毛が普及しているといえるでしょう。
ハイジニーナ脱毛は医療脱毛が安心
一般的になりつつある脱毛ですが、一方で脱毛施術による肌トラブルは、4人に1人が経験しているといいます。(国民生活センターのインターネット調査より)
デリケートゾーンは、皮膚が薄く痛みを感じやすい部位です。また毛量も多く毛が太いため、ハイジニーナにするには回数を重ねて脱毛する必要があります。
脱毛には、医療脱毛とエステ脱毛があります。医療脱毛は、国家資格を有する医療従事者が施術をおこない、発毛組織に高出力で照射することで半永久的な脱毛効果がある脱毛です。エステ脱毛は、エステサロンのスタッフが施術を担当し、低出力の機器で照射して脱毛します。資格や免許のないスタッフが施術するため、何らかの肌トラブルが生じた場合も対応が難しいといえるでしょう。また脱毛効果が薄く何度も通う必要があり、効果も「減毛」程度にとどまります。
安心安全にハイジニーナ脱毛するなら、医療従事者がおこなう医療脱毛が断然おすすめです。
医療脱毛 | エステ・サロン脱毛 | |
効果 | 発毛組織を破壊できるため、一度照射した毛(※)はもう生えてこない | 発毛組織を破壊できないため、継続した実施が必要 |
パワー | 高出力 | 低出力 |
痛み | 輪ゴムで弾かれたような痛みで毛の濃さによって度合いが異なる 毛が薄くなるにつれ、痛みは和らぐ |
じんわりとしたあたたかさと合わせて痛みを感じる |
施術期間 | 1年程度 | 2〜3年程度 |
施術間隔 | 2〜3ヶ月に1回 | 2週間〜1ヶ月に1回 |
施術回数 | 5〜6回 | 10〜15回以上 |
費用 | 高額 しかし、施術期間を加味すると総額としては抑えられる |
低額 継続しておこなう必要があるため、総合的にみると高額になる可能性がある |
安全性・リスク | 医療機関でしか取り扱えない医療脱毛器を使用 | 医療機関でなくても扱えるサロン用の脱毛器を使用 |
施術者 | 医療従事者のみ | 資格や免許不要 誰でも施術できる |
アフターケア | 医療機関のため、万が一のトラブルにも、すぐに適切な対応が可能 | 医療行為ではないため、トラブルがあった場合は、他医療機関での受診が必要 |
※成長期のことを指します。退行期や休止期に関しては、照射しても効果はございません。
※痛みや効果に関しては、毛の濃さや肌の状態等の個人差が影響致します。
ハイジニーナ脱毛のメリット
ハイジニーナ脱毛は、VIO脱毛のなかでも最も衛生的な脱毛です。見た目の清潔感向上以外にも、以下のようなメリットがあります。
生理中の不快感やかぶれを抑えられる
生理中のデリケートゾーンは、生理用品の長時間の使用により不快感やかぶれがともないます。経血がアンダーヘアに付着することで、デリケートゾーンが不衛生になりがちです。しかしハイジニーナ脱毛で無毛にすることで、デリケートゾーンの通気性が改善され、生理中でも衛生的に保ちやすくなるメリットがあります。
ムレ・ニオイ・かゆみを軽減できる
毛が密集しているデリケートゾーンは多湿でムレやすく、これによってニオイやかゆみも引き起こします。しかしハイジニーナ脱毛でムレにくくなり、ニオイやかゆみを抑えられ、清潔感が向上します。
好みの水着を着こなせる
ビキニラインのムダ毛が気になって、好みの水着を選べないという方もいるでしょう。ハイジニーナにすれば、このお悩みが解消できます。好きなデザインの水着や下着の選択肢が広がり、よりファッションを楽しめます。海やプールのレジャーイベントの前に、急いで自己処理をする必要もなくなります。
自己処理が不要になる
VIOはデリケートな部位であるため、自己処理も慎重におこなう必要があります。皮膚を傷付けて肌トラブルが生じるケースも珍しくありません。ハイジニーナ脱毛を事前に完了させておくことで、定期的な自己処理から開放され、ストレスも少なくなります。
事前に介護脱毛ができる
将来介護されることを考えて事前にデリケートゾーンを脱毛する「介護脱毛」が増えてきています。毛があることによる拭き取り時の手間やニオイが軽減され、介護者の負担を減らせます。また介護される側も、気を遣う精神的なストレスが軽減されるメリットがあります。
ハイジニーナ脱毛のデメリット
ハイジニーナ脱毛にはさまざまなメリットがありますが、いくつかデメリットも考えられます。以下のようなデメリットを踏まえて検討してみましょう。
他のデザインに変更が難しい
VIO脱毛は好みのデザインを選択できますが、ハイジニーナで1度無毛にしてしまったら戻すことはできません。例えば「ナチュラル」のデザインから、「スクエア」「オーバル」などに途中変更することは可能かもしれませんが、ハイジニーナは難しいでしょう。
ハイジニーナを選択する際は、後戻りが難しいことを踏まえておく必要があります。
無毛になったことで逆に目立つ
ハイジニーナ脱毛が増えつつあるとはいえ、全体的にみると日本においてまだ広く浸透していません。特に40代以上の世代で脱毛している人は、珍しいといえるでしょう。そのため、温泉やスーパー銭湯などでは無毛になったことで逆に目立ち、なかには恥ずかしさを覚える場合もあります。
形や黒ずみが気になってくる
ハイジニーナ脱毛の際は、どうしても脱毛施術者にデリケートゾーンを見られることになります。さらに無毛にしたことで、今まで気付いていなかった陰部の形や色が気になってくることもあるでしょう。ハイジニーナ脱毛することで、新たに恥ずかしさや見た目に対する悩みが生まれる場合があります。
デリケートゾーンは脱毛時に痛みがでる
デリケートゾーンは皮膚が薄く、脱毛時に痛みが最も生じやすい部位です。痛みの感じ方は個人差がありますが、痛みに弱い方は脱毛が難しいケースが考えられます。またしっかりハイジニーナになるまでは、複数回の施術が必須であることも踏まえておきましょう。
とはいえ、医療脱毛では麻酔の対応があるため痛みの軽減が可能です。実際には我慢できる程度の痛みで、無麻酔でおこなう方も多いといいます。また回数を重ねると毛は薄くなるため、痛みは緩和されていきます。
湘南美容クリニックのハイジニーナ脱毛が人気の理由
VIO脱毛を含む、当院の症例実績は1066万件以上。(2005年1月〜2024年3月末まで)デリケートな部位だからこそ、安心の湘南美容クリニックの医療脱毛が選ばれています。安心・安全であることはもちろん、人気の理由には以下のようなものが挙げられます。
選べる医療脱毛器
豊富な医療脱毛器の取り扱いのなかから、ご希望の医療脱毛器の選択が可能です。特にミスト脱毛(アバランチレイズ)は、湘南美容クリニックのみが導入している最新の医療脱毛器です。世界初の「水ミスト」による冷却システムを搭載し、高い脱毛効果はそのままに、皮膚への負担は最小限に抑えられます。このようにVIO用に負担が少ない医療脱毛器を選択できるため、痛みが不安な方も安心して脱毛できます。医療脱毛器の指定をご希望のお客様は、ご予約時にお申し付けください。
ただし、医療脱毛器を選択することで予約が取りづらくなる場合や、医療脱毛器により一部の院で取り扱いがない場合があります。
シェービング代が0円
脱毛する際は、事前に脱毛部位をご自身でシェービングしておくことが原則です。しかしデリケートゾーンなどは自己処理が難しい箇所でもあり、剃り残してしまうことがあります。湘南美容クリニックでは、10分間であればシェービングに対応しています。VIOに剃り残しがあっても、無料でシェービングできるため安心です。
ただし、10分以内で処理ができないほどの剃り残しがある場合は脱毛ができないため、事前に自己処理をしてご来院いただいています。
痛みを和らげるオプション
痛みが不安な方は、麻酔オプションとして麻酔クリームと笑気麻酔をご用意しています。麻酔クリームは、皮膚に塗布することで麻酔薬を浸透させ、照射時の痛みを緩和する麻酔です。笑気麻酔は鼻から吸うタイプの麻酔で、リラックスして施術が受けられます。
リーズナブルな価格
大手の美容クリニックだからこそコストを徹底的に落として、リーズナブルな価格のご提供が可能です。また全国にあるクリニックがあるため、ご都合に合わせて院を自由に選択できます。さらに脱毛コースの期限もないため、ご自身のペースで脱毛が完了します。高品質な施術を常に低価格で、全国に提供できるよう努めています。
技術の高いスタッフによる脱毛
湘南美容クリニックでは定期的に脱毛コンテストを実施し、スタッフの技術力の向上を推進しています。脱毛施術の技術だけでなく、接遇や対応スピードも評価されるコンテストです。コンテスト優勝者の施術は、その後のスタッフ研修にも活用され、クリニック全体の技術力の向上につながっています。
ハイジニーナ脱毛と合わせて検討したい施術
ハイジニーナ脱毛をすることで、デリケートゾーンの形や色が気になってくる方もいらっしゃいます。脱毛と合わせて検討される人気施術をご紹介します。
デリケートゾーン黒ずみ解消レーザー
毛がなくなったことで黒ずみが逆に目立ち、気になる方もいるといいます。デリケートゾーンの黒ずみは、専用のレーザーを照射することで解消できます。1箇所10分程度で完了するため、気軽に受けられます。麻酔クリームを塗布、またはテープを貼るため、痛みが少なくダウンタイムも短い施術です。
小陰唇縮小術(びらびらの切除)
小陰唇とは、デリケートゾーンのいわゆるびらびら部分のことです。ハイジニーナ脱毛によって露出したことで、大きさや形が気になり始める方もいるようです。鏡の前で直立に立ち、小陰唇が大きくはみ出している場合や、普段からこすれて痛みがある場合は、小陰唇縮小術が適応となります。大きさや左右差、見た目を改善できるほか、ニオイやムレの解消にもつながります。
大陰唇たるみとり術
大陰唇は、小陰唇の外側にあるふっくらした部位のことを指します。大陰唇は加齢とともにたるみやしわが生じる部分です。無毛になるとたるみやしわが逆に目立ってしまうことがあります。大陰唇たるみとり術で、たるんだ皮膚を切除することで、ハリのある若々しい見た目を取り戻すことができます。
ハイジニーナ脱毛の施術の流れ
ハイジニーナ脱毛の施術回数は、医療脱毛の場合5〜6回程度です。施術期間は1年程度になります。大まかな施術の流れを押さえておきましょう。
カウンセリング
電話またはWebから、まずはカウンセリング予約をしていただきます。医師との無料カウンセリングで脱毛したい部位やデザインなどの希望を伺い、皮膚の状態を確認します。その後、カウンセラーから詳しい施術の説明や料金案内を受け、実際に脱毛する日にちを決定します。当日処置は可能ですが、事前にご連絡いただけるとスムーズです。
自宅で自己処理
脱毛する翌日に、自宅で脱毛部位を自己処理します。脱毛前の2週間は、毛を抜いての自己処理はお控えください。
VIOは肌を傷つけないように注意が必要です。カミソリや毛抜きなどは使わないようにしましょう。
自己処理の手順は大まかに、次のようにおこないます。
- ハサミで毛を短くカット
- VIO専用の電気シェーバーで剃る
- よく保湿する
最初からシェーバーで剃る前に、長くなった毛をハサミでカットしておくとスムーズです。最も自己処理が難しいOラインは鏡を床に置いて、その上をまたいでしゃがむような体勢でおこなうと処理がしやすいでしょう。自己処理のあとは、デリケートゾーン専用の保湿クリームでケアするのが理想的です。
施術
施術当日は、施術用に着替えが用意されています。着替えが完了したら、肌の状態を確認してから照射を開始します。痛みが心配な方は麻酔クリームや笑気麻酔のご用意があるので、事前にご相談ください。
ハイジニーナ脱毛の場合は、30分程度で完了します。
アフターケア
照射完了後、お薬を塗布します。赤みや腫れがある場合は、医師による診察をおこない対処します。施術後はご帰宅いただけます。
脱毛のあとは肌が乾燥しやすく敏感になっているため、かゆみや炎症が起きやすい状態です。
さらに次の項目にもご注意ください。
- 入浴は翌日からとし、長湯は控える(数日はシャワーがおすすめ)
- 体温の上がる激しい運動は控える
- 締め付けの強い矯正下着や着圧ストッキングなどは避ける
- 施術後3日間は自己処理をしない
- 自己処理の際はVIO専用の電気シェーバーを使う
VIO医療脱毛のあとは肌が敏感になっているため、十分な保湿ケアと合わせて、なるべく刺激を与えないようにしましょう。
ヘアーサイクルを考慮して、1回目の施術から2ヵ月程度置き、次回の照射を受けていただく流れになります。
ハイジニーナ脱毛のよくある質問
ハイジニーナ脱毛に関する、当院によせられるよくある質問をご紹介します。
痛みはどのくらいですか?
輪ゴムでパチンと弾いたような痛みが生じます。他にもジリジリとした熱さや、冷たさとともにじんわりとした熱さを感じるなど、医療脱毛器によっても感じ方は異なります。痛みの感じ方には個人差がありますが、我慢できる程度の痛みであることが多いようです。
麻酔はありますか?
麻酔はオプションでご用意があります。当院では麻酔クリームと笑気麻酔の2種類があり、痛みを緩和することが可能です。
脱毛後に温泉に行ってもよいですか?
脱毛の2日後から入浴が可能ですので、温泉に行っても問題ありません。しかし皮膚が敏感になっているため数日間はシャワーとし、入浴は控えることが推奨されています。
まとめ
ハイジニーナ脱毛はデリケートゾーンを衛生的に保てたり、生活の質を向上させたりできる多くのメリットがあります。20〜30代のおよそ8割の女性はVIO脱毛を考えているという結果からもわかるように、若年層を中心に人気が高まっています。脱毛が一般的になる一方で、脱毛による肌トラブルも増えているといいます。デリケートな部分だからこそ、安心・安全なクリニック選びが大切です。
湘南美容クリニックは、脱毛の圧倒的な症例件数があり、技術の高い医療従事者による安心・安全な医療脱毛を提供しています。ハイジニーナ脱毛をお考え中の方は、ぜひ当院にお任せください。