クマ取りの名医が最新の論文を解説!わかりやすく説明します!
2024.10.19
クマ取り治療にまつわる最新の論文をドクター目線で解説!
この記事ではクマ取りに関する皮膚科目線の治療法の論文をドクターが解説!
論文って普段みなさんはなかなか触れる機会がないと思いますが、ドクターが日々触れている情報を知っていただくことも治療の知識を深めることに役立ちます。今回は水口先生が分かりやすく解説をしているので、これを機に興味を持っていただけたら嬉しいです😊
解説するのはGalderma(ガルデルマ)社の助成ででているクマ治療に対するフレームワークについての論文
QUESTION 01
水口先生は昔、ニキビの塗り薬、ディフェリンゲル、エピデュオ等でお世話になったそうです!その他にもcetahil(セタフィル)という保湿剤と、resthylane(レスチレン)というヒアルロン酸が有名ですが、今回の論文はこのresthylane(レスチレン)関連のお話です。
論文の内容
QUESTION 01
この論文ではクマ取り治療の失敗を無くすためにはまず適切なクマの評価が必要ではないかということで、step by step方式の評価方法を考えたというものです。
調査方法:クマについてのアンケート
QUESTION 01
<アンケートの内容>
・あなたの専攻は?
・美容関連の医師歴は何年?
・第一印象で顔のどの部分の評価に重点を置いているか? など
QUESTION 02
・アイバック(目袋)の大きさ
・ティアトラフ(目の下の内側にある窪み)の深さ
・lid-cheek junction(下まぶたとホホの間の部分)の深さ
・上眼瞼の位置
といったものが重要視されています。
この結果をもとに考えたクマの評価の仕方を見ていきましょう!
結果をもとに考えられたクマの分類フロー
QUESTION 01
次に、②中顔面のボリュームと皮膚のたるみ具合を評価。
そして③実際に触って
・眼窩縁の後退具合や上顎骨の後退
・眼球の位置と頬のトップの位置で眼球の方が出ている状態
(negative vector:ネガティブベクター)になっていないか
・靱帯の強さ
まで評価したら、その所見を基に④分類します。
実際の分類の例がこちら
QUESTION 01
症状により全部で5つのグループに分けられました。
【group a】
凹みが内側のみで、頬のトップよりも眼球の方が低い。orbital rim(眼窩縁)内側の後退がメイン。
【group 1b】
凹みが真ん中まであり、頬のトップよりも眼球の方が高くなっている。上顎骨全体の後退が見られる。
【group 1c】
上顎骨のorbital rim(眼窩縁)の部分のみ後退。全体的に後退しているわけではなく、縁の部分だけ後退していて凹んでいる。
【group 2a】
靱帯の部分に凹みが目立つ。
加齢による変化。
【group 2b】
目袋が目立つ。凹みや症例による。
この論文によると各groupごとの治療方針
QUESTION 01
・orbital rim(眼窩縁)
・リガメント直下
・SOOF
・deep midial cheek fat(ディープミドルチークファット) への注入などが記載されています。
論文の感想
QUESTION 01
見た目の目袋の出具合とかではなく、眼窩・上顎骨の形態と脂肪体の状態、靱帯の強さ、皮膚の色とたるみの状態の評価することは水口先生も日常的に行っているそう!
水口先生も診察の際には触って確認するため、触診もしっかり評価項目に入っているのは良いとのことでした。
水口先生からこの論文への評価は?
QUESTION 01
では、日々クマ取り治療に取り組む水口先生ならそれぞれのクマに対してどう治療するのでしょうか?
QUESTION 02
group1はすでに手術適応があり、脱脂や脂肪注入を軸とした治療を選択します。
脂肪注入をしたくない方、頬骨の張り具合、太っているor痩せている、などの要素で裏ハムラを選択する場合もあります。
group 2については基本的にハムラで対応し、症例に応じて脂肪注入や糸リフトによる中顔面リフトを併用を選択します。
まれにrim(眼窩下縁)が前方に出ている方がいるので、そういう場合はあえてアイバックリムーブで対応することもありますね。
皮膚の色・たるみについてはナノリッチで対応しています。
ほとんどの方が青クマや皮膚のたるみが存在しているので、ほぼすべてのクマ治療に推奨しています。
脂肪注入とヒアルロン酸は似て非なるものですが、ボリュームを補う点では類似しており、症例によりSOOFや近辺の深部の脂肪組織に部位と量を調節しながら行う点も同様です。
論文を読んだ水口先生の感想は?
QUESTION 01
評価方法については良いと思えるものだったのですが、フィラーの会社が出している論文なので、治療方針については外科医である私とは大きく違いました。
私としては、そもそもクマ治療においてヒアルロン酸の出る幕はほとんど無いと考えています。
フィラーの会社が出しているこの論文でもgroup2bくらいまで進んだクマの症状には「手術が適応」と明記されているので、この論文のおかげでgroup2bのような方が美容皮膚科でヒアルロン酸を注入されておかしな事になってしまうのが減ってくれると思うと、非常に良いことだと思いました。
ただし、group1の人もいつか必ず加齢による変化でgroup2に移行していくので、もっと早い段階で判断し治療することで、手術の内容も少なく抑えられるのではないかと考えています。
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QUESTION 01
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QUESTION 02
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QUESTION 03
②BestShotAward受賞
QUESTION 04
③美容外科歴10年のベテランドクター
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