新宿本院皮膚科 お肌コラム【お肌のミカタ】vol.04
超大型美容クリニックの新宿本院は
美容レーザー機器グループ内最多保有!
美容皮膚科治療も最先端!
そんな新宿本院の皮膚科から専門知識を豊富にお伝えします!
お肌を知ってお肌と仲良くなりましょう♩
vol.04 肌の酸化
前回のコラムで
紫外線によるストレスが活性酸素を作り出し
肌を「酸化」させるという話を少しだけしました
今回はその「酸化」のお話し
諸行無常、肌だっていつかは、、、
QUESTION 01
肌が錆びる???
肌の細胞が酸化することです
QUESTION 02
酸化って何?
酸化とは、物質と酸素が結びつくことで起きる化学反応です
私達生物は、みな酸化反応を利用してエネルギーを作っています
ただ、過剰に発生してしまうと酸化が進行してしまい
肌が錆びてしまうのです
QUESTION 03
酸化の素
活性酸素によって引きおこされます
私達が生きていくために必要不可欠な「酸素」
呼吸で取り入れられた酸素の約2%は
高い酸化力を持つ「活性酸素」となると言われています
活性酸素は、何かにくっついて安定したい性質があります
体内でくっつかれた物質は酸化してしまい…
お肌や身体をサビさせてしまうのです
QUESTION 04
活性酸素がウイルス撃退の武器???
「免疫」という機能があります
免疫細胞の白血球がウイルスをやっつける際に
武器として使うのが活性酸素なのです!
そんな強い活性酸素に負けずに過ごしているのは
「抗酸化能力」のおかげ
両方がバランスよく働き、健康な体を作っているのです
QUESTION 05
肌が錆びるとどうなるの?
肌の弾力やハリを保つコラーゲンや
エラスチンの破壊
【シミ】
活性酸素から肌細胞を守ろうと
メラニン色素が大量に発生
【くすみ・ゴワつき・毛穴】
ターンオーバーが乱れ、バリア機能も低下
古くなった角質が剥がれ落ちずに肌に蓄積
しくみは分かった!じゃあどうしたらいいの?
QUESTION 01
①紫外線対策
肌老化の原因の約80%は紫外線によるもの!
UV-Aが吸収されると肌は活性酸素を作り出し
同時にUV-Bを受けることで
その活性酸素から肌を守ろうとメラノサイトを活性化…
しわ・たるみ・しみの完成です
季節問わず、日焼け止めを塗り、
日傘や帽子などを活用しましょう
塗り直しも忘れずに!
QUESTION 02
②規則正しい生活
肌を守る機能のバランスが崩れてしまいます
睡眠不足は自律神経を乱し
ストレスを感じて活性酸素を増やします
ストレスは抗酸化作用の強いビタミンCを
たくさん消費してしまい
増えすぎた活性酸素を蓄積させてしまいます…
規則正しい生活を心がけ
疲れが溜まっていると感じたら
意識的にストレスを発散しましょう♪
QUESTION 03
③喫煙
有害物質により酸化が進行したり
女性ホルモンの低下を引き起こしたり
抗酸化作用の強いビタミンCを「破壊」してしまいます!
禁煙を考える場合は、薬剤師や医師の指導を受けながら進めることもできます
QUESTION 04
④食習慣の改善
★活性酸素をとり除く抗酸化力を高める
ビタミンA(βカロテン)・ビタミンC・ビタミンE
【3つ合わせてビタミンACE(エース)】
★肌の健康を保つ
ビタミンB2・ビタミンB6
★肌の細胞の原料になる
たんぱく質
【毎回考えて食べるのは大変!】【こんなに食べれません!】
とどこからともなく聞こえてきました…
そこで、特に意識していただきたいことがこの3つ!
QUESTION 05
★間食や飲み物に頼る
緑茶やハーブティー、ドライフルーツやナッツ類などもおすすめ
手軽にビタミンを摂取できます
QUESTION 06
★バランスよく食べる
吸収率が上がるものもたくさんあります
いくらお肌にいいからといって
特定のものだけを食べるのではなく
様々な栄養をバランスよく摂取しましょう
QUESTION 07
★水分を摂る
酸素や栄養素を運んだりしています
せっかく摂取した栄養素をちゃんとお肌に届ける為にも
水分はこまめに摂りましょう
次回予告
QUESTION 01
次回は「糖化」
見方を変えて知識を味方に!
次回は、肌の「糖化」についてです
最近は肌の酸化とセットで
よく耳にするのではないでしょうか???
錆びるの次は「焦げる」
こんがり焼けた肌とは違う
嫌〜な焦げ方を知っておきましょう
どうぞお楽しみに♪
監修医師紹介
湘南美容グループ統括院長