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ヒアルロン酸注入と脂肪注入の違いについて | 小顔整形の名医 朝野医師が解説!

小顔整形は、ただ単にボリュームを減らせばいいというものではなく、足りないところに少しボリュームを補ってあげることで
より滑らかな曲線を作り上げたり、顔に立体感を出すことによって視覚的に小顔効果を出したりというような考え方も重要になってきます。
その際に良く使われるヒアルロン酸注入と脂肪注入について解説していきます。

小顔整形におけるヒアルロン酸と脂肪注入

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小顔整形とヒアルロン酸・脂肪注入の関係

前置きとして、私が普段行っている小顔輪郭整形には大きく2種類あります。
脂肪吸引などのボリュームを減らす治療と、ヒアルロン酸や脂肪注入などのボリュームを足してあげて輪郭を整える治療です。
小顔整形は、ただ単にボリュームを減らせばいいというものではなく、足りないところに少しボリュームを補ってあげることで、より滑らかな曲線を作り上げたり、顔に立体感を出すことによって視覚的に小顔効果を出したりというような考え方も重要になってきます。
その際に良く使われるヒアルロン酸注入と脂肪注入について解説していきます。

ヒアルロン酸

hyaluronic acid 01

ヒアルロン酸のメリット

ヒアルロン酸のメリットとしては、「即効性があってかつダウンタイムが少ない」これがまず大きいかなと思います。
ヒアルロン酸の施術自体はだいたい1cc 5分から10分ぐらいで注入し終わりますので、かなり短い時間で施術を終えることができ、さらに効果もその場ですぐに実感できます。
また、その他のメリットとして、比較的施術の代金が安いこと。
それから万が一に気に入らなかった場合はヒアルロン酸溶解注射というものをすることによって溶かすことができることが挙げられます。
こういった柔軟性のあるところがヒアルロン酸の大きなメリットです。

hyaluronic acid 02

ヒアルロン酸のデメリット

デメリットは何かと言いますと、ヒアルロン酸というのは短いものですと、だいたい数ヶ月、長くても1年ぐらいで必ず吸収されてしまいます。
体内にヒアルロン酸を溶かす酵素がありますので、それによって徐々に吸収されていきます。ですので、基本的には例えば1年に1回とか、繰り返し施術を続けていかなければいけないというデメリットがあります。
また、額やこめかみなどある程度ボリュームをしっかり出す必要がある部位についてはヒアルロン酸の必要な本数が増えてしまいますので、ヒアルロン酸のメリットの1つである比較的安いというメリットが少し薄れてしまいます。
本数が増えることで、10万・20万と上がっていきますので、それだったら脂肪注入とそんなに値段が変わらないじゃないかという場合も出てきます。

脂肪注入

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脂肪注入のメリット

次に脂肪注入です。
脂肪注入のメリットとしては、自然な仕上がりとその持続性というのが大きいメリットと言えると思います。
脂肪注入というのはご自身の脂肪を使って注入治療を行っていくものですので、しっかり細かく注入していけば、ご自身の肌と全く違いがわからないような、かなり自然な仕上がりになります。
持続期間も半永久と言われています。ご自身の加齢現象に伴って、その骨格の変化や皮膚のたるみなどが出てきますので、
それによって注入した脂肪も少しずつ変化していって、元のボリューム感を一生保てると言うわけではありませんが、ヒアルロン酸と違ってかなり持続効果が長くなります。

fat grafting 02

脂肪注入のデメリット

逆にデメリットは何かと言いますと、基本的に脂肪注入っていうのは脂肪を採取する工程から始まりますので、手術になります。
ですので、手術時間が少し長くなるということと、ダウンタイムが少しありますので、ヒアルロン酸と違ってすぐに効果を実感できるというものではありません。
一度腫れて、それが落ち着いて自然な仕上がりになるというような流れになるので、満足の行く結果になるまでは、大体長くて1ヶ月ぐらいかかることがあります。
あとは、ヒアルロン酸と違って手術になる分、1回あたりの金額が少し高いということ。
脂肪注入に関しては、注入した脂肪を溶かす注射などが存在しないので、万が一に気に入らない場合に除去が大変難しくなることもデメリットです。
また、脂肪の定着率というのは個人差がありますので、1回である程度満足のいくボリュームがつく場合もあれば、2回、多くて3回ぐらい必要になるケースもあります。

まとめ

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いかがでしたか?

以上、ヒアルロン酸と脂肪注入のそれぞれのメリットとデメリットを簡単にご紹介しました。
私の意見としては、輪郭に関わり、かつボリュームをしっかり出す必要がある部位、つまりこめかみ・頬などについては、脂肪注入が適しており、ほうれい線やマリオネットラインなどのシワの部分、かつ筋肉が動きやすい部位(しゃべる時や物を食べる時に表情筋や咀嚼筋が動きます)に関しては、脂肪の定着率が少し下がってしまうので、ヒアルロン酸もすごく良い治療になると考えています。
ただ、例えば足から脂肪を採ってくる場合は、こめかみなどのボリュームがたくさんある場所に限らず、ほうれい線やマリオネットライン、目の下などちょっと細かい部位も一緒に脂肪注入はできますので、
気になるところをまとめて顔の全体的に脂肪注入をしていくという治療はすごく満足度も高いですし、おすすめできる治療です。
ですので、例えば気になるところをピンポイントで気軽にダウンタイムなしでボリューム感を出したい、シワを埋めたいという方はヒアルロン酸。しっかり手術で持続性が長い満足のいく結果を出したいという方は脂肪注入を選択されてはいかがでしょうか。

YouTubeで解説しています。

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監修医師紹介

朝野朋 医師
【銀座】Regno銀座院院長
朝野朋 医師
保有資格
・アメリカ心臓協会 ACLS(二次救命処置)資格
・NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会) パーソナルトレーナー
・茨城県緩和ケア研修 修了
・アラガンジュビダームビスタ認定医
・アラガンボトックス認定医
経歴
ソウル大学 visiting student elective program 修了
東京医科歯科大学医学部医学科卒業
総合病院土浦協同病院初期臨床研修(内科、外科、形成外科、皮膚科、救急科、麻酔科)
湘南美容クリニック入職
湘南美容クリニックRegno銀座院 院長

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