二重整形のダウンタイム中の冷えピタは意味がない?効果を徹底検証!
今回のテーマは、「二重整形のダウンタイム中の冷えピタは本当に意味あるのか」についてです。
巷では二重整形の手術後に、目の周りを冷えピタで冷やすといいなどとよく聞くかと思います。
実際ダウンタイムの経過動画などを見ていると、冷えピタを貼りまくっている光景をよく見ます。
これは果たして意味があるのでしょうか。
以前、Youtubeの動画でもダウンタイムの正しい過ごし方について解説したのですが、手術後に炎症を抑えるために冷やすこと自体はとても良いことだと思います。
二重整形・埋没法の「正しい」ダウンタイムの過ごし方〜これを知れば腫れや内出血が早く治る・短くできる〜
二重整形・埋没法の「正しい」ダウンタイムの過ごし方2〜手術後から72時間は冷やす、それ以降はどうすればもっと早く治るの?これを知れば腫れ・内出血はさらに短くできる〜
ですが、これは炎症が起きているところ自体を直接冷やさないと意味がありません。
二重整形の場合まぶた自体を手術していますが、冷えピタを貼るのはおでこや目の下になるかと思います。
今回の記事では、おでこと目の下に冷えピタを貼ったらまぶたが冷えるのか検証してみたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
2024.3.13
皆さんは二重整形のダウンタイム中に冷えピタで冷やす方法を聞いたことがあるでしょうか?おでこや目の下を冷やすことが術後のアフターケアとして正しいのか気になる方も多いかと思います。今回は二重整形のダウンタイム中の冷えピタは効果があるのかを検証します。
二重整形のダウンタイム中の冷えピタは本当に意味があるのか
01
検証方法と結果
まずは、今回の検証方法についてご説明します。
①おでこ・目の下・まぶたの温度を冷えピタを貼る前に一度測定する。
②おでこ・目の下に冷えピタを貼る。
➂冷えピタを貼ってから5分後に片側を剥がして温度を測る。
④さらに5分後にもう片側を剥がして温度を測る。
このような流れになります。
では検証を開始していきます。
まず、冷えピタを測る前の温度は、
・まぶた=36.5℃
・おでこ=36.5℃
・目の下=36.5℃
となっています。
今回は右と左でそれぞれ分けて温度測っていきますので、冷えピタを半分に切って使用しました。
おでこと目の下に冷えピタを貼り、5分後に片側、もう5分後の10分後にもう片側の冷えピタを剥がし、温度を測定しました。
結果として、
・5分後:まぶた36.5℃、おでこ36.4℃、目の下36.2℃
・10分後:剥がした方の反対のまぶた36.6℃、おでこ36.2℃、目の下36.0℃
となりました。
直接冷やした部分に関してはごくわずかに温度が下がっていることがわかりますがまぶたの温度は変わっていませんでした。
02
直接保冷剤で冷やした場合
まず冷やす前の温度は先ほどと条件は一緒で、
・まぶた=36.5℃
・おでこ=36.5℃
・目の下=36.5℃
となっています。
今度はまぶたを直接冷やして、5分後の両方のまぶたの温度を確認してみると、
・測定不能、反対側は33.7℃
となりました。
ぜひこの記事をご覧になった方は、二重整形後のダウンタイム中に冷やす場合は冷えピタではなく、直接保冷剤でまぶたを冷やすようにしましょう。
二重整形のダウンタイム中のまぶたの正しい冷やし方
01
正しい冷やし方でないと凍傷になるおそれも
・手術から72時間以内のみに冷やす
・保冷剤などを直接まぶたに当てて冷やす
・1回15~20分を1時間ごとに冷たい感覚がなくなったらその場で1回終了
このような方法であり、冷やし過ぎると凍傷になってしまうため注意する必要があります。
なぜ手術から72時間以内だけかというと、それ以降どんなに腫れていても冷やしてしまうことで血流が悪くなり、ダウンタイムが逆に長引いてしまうからです。
たまに寝てる間も冷やした方がいいのか聞かれることがありますが、冷やしたまま寝てしまうと、
・長時間冷やしすぎによる凍傷の危険性
・1時間ごとに起きることで寝不足となり、免疫が落ちてしまう
などのようにつながってしまうおそれがあります。
そもそも神経質になりすぎること自体がストレスとなり治りが悪くなってしまうため、寝てる間は気にせず冷やさなくて大丈夫です。
また、手術した箇所は直接触っていいのかよく聞かれます。
まずまぶたの表面に針を作らない埋没法であれば、そもそも傷がないので傷から菌が入って感染することもありません。
まぶたの表面に針穴を作る埋没法だとしても、手術が終わって冷やすまでには針穴がかさぶたとなり塞がっています。
そのため、そこから菌が入って感染する可能性は低いでしょう。
ただ、念のために綺麗なティッシュやガーゼなどで包んで保冷剤を当てるようにしましょう。
そうすることで、ある程度清潔のまま冷えすぎず保冷剤などの結露による水も直接傷跡に当たらずにすみます。
このようなダウンタイム中の正しいまぶたの冷やし方や正しい過ごし方については、Youtubeでも詳しく解説しています。
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まとめ
01
二重整形のダウンタイム中の冷えピタは意味がない
・冷えピタでおでこや目の下を冷えピタで冷やしても、まぶたは冷えず意味がない!
ということがわかりました。
二重整形後のダウンタイム中でのまぶたの正しい冷やし方のポイントは、
・手術から72時間以内のみに冷やす=それ以降は血流不足となり、ダウンタイムが長引く
・保冷剤などを直接まぶたに当てて冷やす
・1回15~20分を1時間ごとに冷たい感覚がなくなったらその場で1回終了
となります。
凍傷に注意しながら、効果的に冷やすようにしましょう。
皆様今回の授業もご理解いただけたでしょうか。
では今日の授業もこの辺まで。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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