埋没法でまつ毛の生え際が見えないのは二重幅のせい?理想の目元になる方法
今回のテーマは、「埋没法でできること、できないこと」についてです。
二重整形は大きく分けて、
・埋没法
・切開法
これらの方法があるということをご存知の方は多いかと思います。
埋没法はたった15~20分ほどで終わるプチ整形であり、それに対して切開法は切って縫うことで二重のラインを作る方法になります。
整形が初めてという方や切開法の長いダウンタイムを取れないという方は埋没法を選ばれる方がほとんどではないかと思います。
ですが、埋没法をした際に、
・目をパッチリ大きくしたいのに変わらない
・まつ毛の生え際が見えるようにしたいのに見えない
などといったようなイメージ通りにいかないこともあるかもしれません。
実は埋没法はなんでも理想を叶えることができる魔法の手術ではないんです。
今回の記事では、僕が過去に3万人以上カウンセリングをしてきた経験からわかった、よくある埋没法に対する勘違いについてお話したいと思います。
最後までご覧いただくことで、
・埋没法でできること、できないこととは何か
・まつ毛の生え際が見える場合、見えない場合があるのはなぜか
・理想の目元になるためにはどのような施術が必要なのか
これらの点について知ることができます。
ぜひ参考にしてください。
2024.3.15
埋没法をしてまつ毛の生え際が見えない二重幅だと理想の目元にならない場合があるのをご存知でしょうか?まつ毛の生え際が見えない二重幅の選び方だと希望通りにならないこともあります。今回は埋没法のできること、できないことを中心に解説します。
埋没法でできること、できないこととは
QUESTION 01
5つのポイントからわかる埋没法の特徴
・①目は大きくなるか
・②まつ毛の生え際は見えるのか
・③目の形は変えられるか
・④目の左右差はは治せるか
・⑤目のたるみは治せるか
これらの点についてお話していきます。
①目は大きくなるか
QUESTION 01
必ずしも目が大きくなるわけではない
埋没法で目は大きくなるかというと、結論から言うと目が大きくなる人とならない人がいます。
埋没法と言うのはあくまでも二重の線を作るだけのプチ整形です。
まぶたを切るなどはしないため、目自体を大きくすることはできません。
ただし、元の目の状態や、選ぶ二重幅によっては目が大きくなる人もいます。
QUESTION 02
どのような人が目が大きくなるのか
・元々一重の人
この場合のみになります。
一重の場合まぶたの皮がまつ毛の生え際に覆いかぶさって見えない状態であり、瞳の一部が本来より隠れてしまっています。
このような方が、まつ毛の生え際が見える二重幅を選ぶと、覆いかぶさっていた皮膚で隠れていた瞳がしっかり出て黒目がより見えるようになります。
それにより目の開きが良くなったパッチリした印象になります。
ただしここで大事なのは、
「適切な二重幅を選んだ場合」
という点にあります。
実は一重幅の人でも選ぶ二重幅によっては、まつ毛の生え際が見えない場合もあります。
まつ毛の生え際が見える二重幅だと隠れていた瞳が出て目がパッチリとなりますが、まつ毛の生え際が見えない二重幅だとぱっちり感がなくなってしまいます。(画像1)
埋没法はあくまでも「二重の線を作る手術」であり、「目の開きを良くする手術」ではありません。
一重の人が隠れていた瞳が見えるような適切な二重幅を選ぶことが目を大きくするポイントとなります。
QUESTION 03
奥二重など二重の人の場合
埋没法をすることで二重の幅を広げると、その分見かけ上目が大きくはなりますが、黒目自体が見える量が多くなりパッチリするというわけではないことに注意しましょう。(画像2)
埋没法でパッチリしたいというご要望をよくいただきますが、
「埋没法をすることで糸がまぶたを引き上げて、目の開き自体が良くなる」
という勘違いをしている方も多く見受けられます。
埋没法はあくまでも二重の線を作るだけの手術です。
二重のラインをくっきりすることは可能ですが、目の開きを良くするパッチリさせる要素はありません。
一重の人は先ほどお話したように隠れていた瞳が出ることで一重の時よりパッチリするでしょう。
ですが、もし二重の人が目の開きを良くしてパッチリしたい場合は、目の開きを良くするような、
・眼瞼下垂の手術
・全切開
などの手術が必要です。
②まつ毛の生え際は見えるのか
QUESTION 01
二重幅の選び方がポイント
先ほどお話したように、まつ毛の生え際は選ぶ二重幅によって見える場合と見えない場合があります。
一重の人の場合、基本的に二重幅が狭ければまつ毛の生え際は見えるでしょう。
ですが、二重幅を広げていくとある段階から二重の下にまぶたの皮のたるみが生じて、逆にまつ毛の生え際が埋もれてしまいます。
どれくらいの二重幅までであればまつ毛の生え際が見えるかどうかは、こればかりは直接診察してみないとわかりません。
逆に奥二重や二重の人は、まつ毛の生え際に乗る皮膚自体がないため、どの二重幅にしてもまつ毛の生え際は基本的に見えます。
ですが埋没法は、元の二重のラインを消すことができる手術ではありません。
そのため、元の二重のラインから離れた二重幅にすればするほど、新しい二重の下に元の線が出やすくなります。
この線自体は気にしない方が多いですが、ごくまれに三重っぽいというのを気にする方がいます。
このような場合、
・二重幅を優先するか
・間のラインが出ない二重幅を選ぶか
この点が悩ましいところだと思います。
正しい二重デザインの選び方についてはYoutubeでも解説しています。
ぜひこちらの動画もご覧ください。
QUESTION 02
まつ毛の生え際の向きは変えられない
埋没法をするとまつ毛の生え際自体が上がると勘違いされている方もいますが、埋没法ではまつ毛の生えている向きを変えることはできない為、皆様手術後にまつ毛パーマなどでまつ毛を上げられています。
③目の形は変えられるか
QUESTION 01
埋没法は二重幅を選ぶ手術だということ
埋没法でのカウンセリングを多くしていると、
「埋没法で丸目にしてほしい」
「タレ目にしてほしい」
「蒙古襞のハリが強いから末広型の二重にしたらつり目が強調されるか」
などのご要望やご質問をいただきます。
ですが、「丸目」・「タレ目」・「つり目」などは目の形の話であり、二重の形の話です。
埋没法では目の形を変えられるものではなく、二重幅を選ぶ手術方法です。
形としても、元の目の形に沿って自然に仕上がるものになります。
④目の左右差は治せるか
QUESTION 01
埋没法で直せるのは二重幅だけ
ここで大事なポイントは、気にしている部分が、
・目の左右差
・二重の左右差
どちらなのかをしっかり見極めることになります。
埋没法では二重の線を作る手術であるため、二重幅の左右差を直すことはできます。
ですが、
・目の開き
・目の形
などのような左右差についてを気にしているという方が多く、これは埋没法では治せない左右差です。
目の開きの左右差が気になっている方がおっしゃるフレーズとしては、
「片目が重い」
「片目が厚ぼったい」
「片目の方がたるんでいる」
などがよく聞かれます。
これらはまさに、「目の開きの左右差」であることがほとんどです。
目の開きの左右差は切開でしか治すことができないため、そこまでして治すかどうかは悩ましい部分ではないかと思います。
Youtubeでもこの点について解説しているため、ぜひご覧ください。
⑤目のたるみは治せるか
QUESTION 01
たるみ自体は埋没法では治せない
結論から言うと、埋没法はたるみによって狭くなった二重幅を広げることはできるが、たるみ自体を改善することはできません。
埋没法はあくまでも二重の線を作るだけの手術のため、二重幅を広くすることは可能です。
ただ、たるみは皮膚が余っているということになります。
余っている皮膚自体は切らない埋没法ではどうすることもできません。
まれに奥に食いこませたらたるみがなくなるという発想の方もいらっしゃいますが、まぶたの中に自由に皮膚を食いこませるというのも不可能です。
アイテープ等によるまぶたの伸びやたるみのレベルであれば問題ありませんが、加齢によるたるみの改善であると、
・余った皮膚を切除するようなたるみ取り併用の全切開や眉下切開
これらのような手術が必要になることがほとんどになります。
まとめ
QUESTION 01
埋没法は目の形は変えられないが、二重幅を調節すれば印象を変えられる
・①目は大きくなるか=一重だと適切な二重幅にするとまつ毛の生え際が見えて目が大きくなる
・②まつ毛の生え際は出るか=適切な二重幅でなければ見えない
・③目の形は変えられるか=埋没法は二重の線を作る手術であり、目の形は変えることは不可能
・④目の左右差はは治せるか=二重幅の左右差であれば治すことは可能だが、目の開きの左右差は治すことは不可能
・⑤目のたるみは治せるか=たるみによって狭くなった二重幅は改善できるが、たるみ自体の改善は不可能
これらの点を中心にお話しました。
皆様今回の授業もご理解いただけたでしょうか。
では、今日の授業もこの辺まで。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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湘南美容クリニック池袋東口には埋没法二重整形の執刀数全国No.1(SBC内2021年上半期・下半期、2022年上半期・下半期、2023年上半期)である赤尾健院長が在籍。また医療脱毛や医療ハイフ・ダーマペンといった小顔や美容皮膚科治療(メンズ美容含む)や脂肪吸引や豊胸術など幅広い施術を取り扱っております。
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