二重整形埋没法で腫れないためにできること!腫れやすい場合の原因と対策を解説
今回のテーマは、「二重整形で腫れやすい場合とは」についてです。
このテーマは二重整形の埋没法を検討している方皆さんが気になるテーマだと思います。
実は二重整形で腫れやすいかどうかはある程度手術前からわかることができます。
今回の記事をご覧いただくことで、
・二重整形で腫れやすい場合とは
・どうすれば二重整形での腫れないための注意点
これらについて理解することができます。
・二重整形の埋没法を検討している方
・手術後のダウンタイム中で腫れないか心配で気になっている方
こういった方にはぜひ参考にしていただけたらと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
2023.8.11
二重整形の埋没法を受ける方はできる限り腫れないようにダウンタイムを過ごしたいのではないかと思います。実は腫れやすい人は手術前からわかることができるのをご存知でしたか?今回は二重整形の埋没法で少しでも腫れないための注意点について徹底解説します。
二重整形の埋没法で腫れやすい場合とは
01
5つの要素がある
「私の場合術後に腫れますか?」
というご質問をいただく場合が多いです。
最終的にはやってみないとわからない部分が正直大きいですが、僕が過去に15000件以上の二重整形を行ってきた経験から二重整形の埋没法で腫れやすい場合の傾向や対策がわかってきました。
それでは二重整形の埋没法で腫れやすい場合について、
・①二重幅とまぶたの厚み
・②過去のまぶたのダメージ
・③手術中に目の力を抜けたか
・④正しいアフターケア
・⑤手術方法選び
これらの5つの要素に分けてお話していきたいと思います。
①二重幅とまぶたの厚み
01
二重幅が広いほど腫れやすい理由
結論としては、
・二重幅が広いほど腫れやすい
・まぶたが厚いほど腫れやすい
このような傾向になります。
二重整形後、二重の線からまつ毛の生え際の部分が腫れることにより、一時的に二重幅が広がります。(画像1)
その腫れる面積は二重幅の広さによって変わります。(画像2,3)
つまり、
・二重幅が狭い=腫れる面積が少なく腫れが目立ちにくい
・二重幅が広い=腫れる面積が広く腫れが目立ちやすい
ということになります。
数字で例えると、二重幅が10の幅の人と100の幅の人がいたとします。
どちらも同じく二重の10%が減らされた場合どうでしょうか?
同じ10%でも10倍もの差があります。
こうしたことからも二重幅が広い方が腫れやすいという意味がわかるかと思います。
02
まぶたが厚いほど腫れやすい理由
・まぶたが薄い人=まぶたの表から裏の腫れる部分が少なく腫れが少なくなる
・まぶたが厚い人=まぶたの表から裏の腫れる部分がより多く腫れが強く出やすい
このような違いがあります。
ご自身が腫れやすいかどうかの判断の簡単な指標として、目がむくみやすいかどうかという点があります。
むくみやすいということは水がたまるスペースがあるということで、手術後の腫れも同様になりやすいといえます。
03
糸がなじむまでの食い込みが腫れて見える
天然の二重はまぶたの裏から筋肉の枝で引っ張られることにより食い込みができ、二重になります。(画像8)
二重整形の埋没法の場合この筋肉の枝の代わりに糸を縫うという手術であり、天然の二重と同じ仕組みのものが仕上がります。(画像9)
二重の食い込みは、
・目の開きの力
・まぶたの厚み
これらの要素が影響します
目の開きの力については、
・目の開きが良い=食い込みが深くなる
・目の開きは悪い=食い込みが浅くなる
まぶたの厚みについては、
・まぶたが薄い=食いこむ部分があまりないため食い込みが浅くなる
・まぶたが厚い=食いこむ部分がより多いため食い込みが深くなる
という傾向にあります。
04
偽物の二重に見慣れてしまっている場合
特にアイテープではまぶたが厚い方が食い込みにくいため、本物の二重でちゃんと食い込みが見える分、腫れていないのに腫れて見えてしまうケースもあります。
こちらのYoutubeの動画でも解説していますので、ご覧いただけたらと思います。
05
二重幅を希望より狭くしてはいけない
なぜかというと、幅を妥協してしまうと完成した際に、
「やっぱり希望通りの幅にしておけばよかった」
と後悔し再手術を希望する可能性があるからです。
次の要素でも解説しますが、再手術は腫れや内出血のリスクをさらに高めてしまいます。
そうしたことからも、最初から幅を妥協しないことが非常に大事になってきます。
二重整形の埋没法は目の負担を考えると3回が限度です。
そのため最初から希望通りに幅をしっかりと選び、ダウンタイムの期間をしっかり確保することが大事です。
カウンセリングのデザインの際はしっかり希望通りの二重幅を医師に伝えましょう。
狭い二重幅を希望する人の方が腫れを気にしやすい
余談ですが、狭い二重幅を希望する人の方が腫れを気にしやすい傾向にあります。
狭い二重幅を希望する人ほど、
・周囲にバレにくい自然な二重
というものを希望していることが多いです。
そのため、術後他人から見てもあまり気にならないような腫れを気にしてしまう場合があります。
逆に言うと、広い二重幅を希望する人はあまり整形を隠すという前提がない方が多く腫れを気にしない傾向があります。
心配するということは、ストレスにつながってしまいやすいです。
ストレスはご自身の体の免疫を下げる影響があるためなおさら腫れの治りが悪くなるという悪循環になってしまいます。
②過去のまぶたのダメージ
01
埋没法や切開法
この過去のまぶたのダメージとは、
・埋没法
・切開法
などといった二重整形の手術が代表的なものとなります。
一度手術をした箇所は中の傷が再生される過程で血管や繊維が増えて治っていきます。
その状態で再手術を行うとより腫れや内出血が出やすくなってしまうリスクがあります。
02
再手術はダウンタイムがより長いか
なぜかというと、ダウンタイムと言うのは、
・作っている二重幅
・手術中の力の抜け方
・アフターケア
・医師の技量
・偶発的に起きた内出血
などといった様々な要素で変わってくるためです。
同じ手術の様々な症例写真を比較して平均的なダウンタイムより少し長くなるかもしれないという想定ぐらいがいいと思います。
③手術中に目の力を抜けたか
01
目の血圧が上がって腫れや内出血が強く起きる
手術中どうしても怖いと目に力を入れてしまう場合があると思います。
ですが目に力を入れて目を強くつぶることで、目の血圧が上がり腫れや内出血が強く起きやすくなってしまいます。
手術は怖いという気持ちはとてもよくわかりますが、できる限り力を抜いてリラックスして手術を受けることが大事です。
手術中は目を開けて目線を自分の足元の方の下向きにすることによって自動的に目の周りの力を抜くことができます。
目を開けた状態だと針が見えたりするから怖いと思われるかもしれません。
ですが、普段の生活でもあまりにも近いものがピントが合わずに見えないように、針や道具は目に近すぎて逆に見えません。
さらに手術のライトの光が多少眩しいこともあり、見えないことがほとんどなので安心してください。
ぜひご覧ください。
④正しいアフターケア
01
ダウンタイムが2倍になる場合がある
手術後に正しいアフターケアをしっかりできていないと通常のダウンタイムが2倍以上になる場合があります。
手術後の炎症を和らげ、少しでも腫れないためのアフターケアとして、
・まぶたの冷やし方
・家でも過ごし方
・寝る時の適切な姿勢
・食事
などといったものがどうであったかが大きく影響してきます。
これらの詳しい内容は以前解説したYoutubeの動画でも見ることができます。
ぜひご覧ください。
二重整形・埋没法の「正しい」ダウンタイムの過ごし方〜これを知れば腫れや内出血が早く治る・短くできる〜
二重整形・埋没法の「正しい」ダウンタイムの過ごし方2〜手術後から72時間は冷やす、それ以降はどうすればもっと早く治るの?これを知れば腫れ・内出血はさらに短くできる〜
02
シミュレーション通りになることを信じて待つこと
稀に術後の仕上がりが心配で毎日泣いていると聞くことがあります。
ですが泣くことで目の腫れは悪化するため、ご自身でどんどんダウンタイムも悪化させてしまっているということになってしまいます。
また、先ほどお話したように心配で気にすることがストレスにつながってしまい、それにより治りが遅くなってしまうことが医学的にも証明されています。
何時間おきに鏡を見ていても治るものでもありません。
いっそのこと手術後1週間程鏡を見ないぐらいのスタンスで受けてもらうのはおすすめです。
どんと構えて最終的にシミュレーション通りになることを信じてしっかり待つことが大事です。
⑤手術方法選び
01
まぶたの表面に針穴の傷ができる手術かどうか
手術方法によって腫れや内出血などのダウンタイムに差が出ます。
一番わかりやすい目安として、
・まぶたの表面に針穴の傷ができる手術かどうか
という部分になります。
針穴の傷痕ができる手術の場合、傷ができる分炎症が強く出やすい傾向にあります。
それにより腫れや内出血も強く出やすくなります。
逆に針穴の傷痕ができない埋没法の場合、傷がない分出血もしにくく炎症が起きにくくなります。
それにより腫れも抑えられやすくなります。
02
針の太さや糸の種類
針の場合だと
・針が太いほどまぶたのダメージが大きくなり炎症が出やすい
という傾向にあります。
糸の場合、ナイロンの方が炎症が出やすい傾向にあり、
・ポリプロピレン
・アスフレックス
という種類の方が炎症が弱いとされています。
03
瞼板法と挙筋法
・瞼板法
・挙筋法
この2種類の方法があります。
瞼板法の方が腫れが強く手術方法になり、これらはまぶたの裏の縫い位置が異なりさらに糸の縛り加減も変わります。
瞼板法は糸を比較的きつく縛らないといけないため、その分腫れが強く出てしまうというものです。
逆に挙筋法は強く縛ってはいけない方法のため腫れがより少なくなります。
よくある勘違いとして瞼板法の方が糸を強く縛るから二重が取れにくいと思われがちですが、間違っています。
詳細はまたYoutube等でしっかり解説します。
公開まで少々お待ちください。
04
腫れが少ないとすぐ二重が取れる
糸をかなりゆるく結ぶと腫れは出ないものの、取れやすくなってしまう可能性が高まります。
手術の際麻酔を入れている分多少膨らんでおり、手術後にその麻酔が抜けた分を考慮して糸の縛り加減を考えないといけません。
膨らんでいるところに糸を縛ることで必ず腫れかは生じます。
つまり通常多少腫れるぐらいが正しい縛り加減になります。
SNSなどでは、術後の腫れが少ないことを売りにしている医師もいらっしゃいます。
ですが、適切な糸の縛り加減や本質をわかっている先生は手術直後多少腫れないと糸が緩すぎることがわかっているためそのようなアピールをしない人がほとんどです。
もちろん医師の技術でも大きく変わってきます。
同じ手術方法を選べば医師が異なっていても同じ結果になると勘違いしてしまっている方も稀にいらっしゃいます。
ですが我々外科医は技術職のため技術力の差は必ずあります。
・ベテラン
・美容外科医〇年
・○○専門医
などといった肩書きは実力にあまり関係ありません。
イメージとしては野球選手がベテランだからうまいとは限らなかったり、同じイタリアンのレストランでもミシュラン三ツ星レストランのお店もあれば美味しくないお店があるのと同じです。
この見分け方は非常に難しいのでこちらも今後Youtubeなどで解説していきたいと思っています。
まとめ
01
二重整形の埋没法で腫れやすい要素を理解して腫れないための対策をする
・①二重幅とまぶたの厚み=二重幅が広く、まぶたが厚いほど腫れやすい
・②過去のまぶたのダメージ=埋没法の経験があるとより腫れやすい
・③手術中に目の力を抜けたか=手術中に目線を下を向けることが大事
・④正しいアフターケア
・⑤手術方法選び
これらを解説しました。
それぞれ正しく理解することで少しでも腫れないようにするための対策ができます。
皆様今回の授業もご理解いただけたでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
CLINICクリニック案内
- 女医在籍
- モニター募集
- 駅チカ
所在地 | 東京都豊島区南池袋1-19-6 オリックス池袋ビル 2F |
---|---|
診療時間 |
AM10:00~PM7:00 ※年中無休 |
アクセス | ・JR池袋駅東口 徒歩1分 |
湘南美容クリニック池袋東口には埋没法二重整形の執刀数全国No.1(SBC内2021年上半期・下半期、2022年上半期・下半期、2023年上半期)である赤尾健院長が在籍。また医療脱毛や医療ハイフ・ダーマペンといった小顔や美容皮膚科治療(メンズ美容含む)や脂肪吸引や豊胸術など幅広い施術を取り扱っております。
都内では取り扱いの少ない最新テクノロジーを使用した黒色系の刺青(タトゥー)除去、外傷性刺青などの施術もおこなっております。
JR「池袋駅」東口より徒歩1分です♪
まずはお気軽に、お電話もしくはメールにてお問い合わせください。
監修医師紹介
アメリカ心臓病学会 BLSプロバイダー
アメリカ心臓病学会 ACLSプロバイダー
アメリカ心臓病学会 ACLS-EP
アメリカ心臓病学会 PALSプロバイダー
アメリカ集中治療学会 MCCRCコース修了
日本集中治療研究会 FCCSプロバイダー
日本外傷診療研究機構 JATECプロバイダー
千葉県緩和ケア研修 修了
日本麻酔科学会 正会員
日本心臓血管麻酔学会 正会員
日本臨床麻酔学会 正会員
厚生労働省 麻酔科標榜医
日本麻酔科学会 麻酔科認定医
ベイザー脂肪吸引認定医
アラガンボトックス認定医
アラガンヒアルロン酸認定医
Algeness認定医
日本美容外科学会(JSAS)正会員