美容外科医の選び方のポイント3選!闇医師の特徴も解説!
今回のテーマは、正しい美容外科医の選び方についてです。
世の中には数えきれないほどの美容クリニックが乱立しています。
美容医療業界に精通していない人では、
「どの美容外科医を選べばいいかわからない」
「どの美容外科クリニックを選べばいいのかわからない」
という方が多いでしょう。
ちまたの話を聞いていると、美容外科医やクリニックを選んだ理由として、
・SNSのフォロワー数が多くて有名そう
・広告でよく見るからんなく行ってみた
・安いから行ってみた
などといった安易な理由な選び方で、整形を失敗しているケースが多い印象です。
今回は美容整形を受ける上で、
・どのようにドクター選びをすれば、整形失敗を可能な限り避けられるか
このような点について3つのポイントに絞って解説していきます。
一見ありきたりなポイントに聞こえるかもしれませんが、美容外科医にある闇も一緒に暴露していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
2024.3.19
美容整形を受けたいと思う方にとって美容外科医の選び方は重要なポイントです。できることなら失敗せずに、希望の綺麗な仕上がりにしてくれるドクターに担当してもらいたいかと思います。今回は美容外科医の選び方のポイント3選と闇医師の実態について解説します。
正しい美容外科医の選び方
QUESTION 01
ポイントは3つ
・①症例数の多さ
・②症例写真の数と質
・③口コミ
これらになります。
①症例数の多さ
QUESTION 01
実力の指標となるポイント
色々な美容外科医のSNSやホームページを見ていると、その先生が過去に行った症例数などが表示されてることが多いです。
外科医の実力を知る1つの指標として症例数は非常に大事です。
いい手術を行うには技術が必要で、ドクターの技術は手術件数に比例して上達していきます。
そのため手術件数が多ければ多いほど、手術がうまい可能性が高くなっていきます。
たまにSNSでバズった1つの症例を鵜呑みにしてドクターを選ぶお客さんもいらっしゃいます。
ですが、症例数を見ることで、
・バズった症例はただの奇跡の1枚だったのか
・たくさんの手術経験があるなかの1例なのか
このような部分を判断する1つの目安となります。
QUESTION 02
症例数が書いていないところ
また最近では多くの美容外科医がSNSで、
「施術件数ナンバー1!」
と書いてるものをよく見ますがこれも実は要注意になります。
ナンバー1でも症例数を書いていないものはあまり意味がありません。
どういうことかというと、
・100件でナンバー1なのか
・1万件でナンバー1なのか
などといったように雲泥の差があるからです。
このようなことから症例数はよく見ておくことが重要です。
QUESTION 03
本当の数字を書いていないパターンもある
なぜかというと、本当の数字を書いてない闇医師が多々いるからです。
様々なSNSを見ていると、明らかに症例数を嘘をついて何倍も盛っているアカウントを見かけることがあります。
僕は過去に2万件近く手術をしてきているため、この数を達成するには
・1日の症例件数や
・何日ぐらい出勤しないといけないのか
・どれぐらいSNS等で人気なのか
・それを何年間続けられているのか
などというのはなんとなく分かります。
明らかにここと乖離した数字を書いてる闇医師が実際かなり存在しています。
正直これはどう調べても一般の方には分かりかねる数字です。
そのため、症例数はあくまで1つの目安程度にしておくことが大事とご理解いただけたらと思います。
しいて言えば、
・SNSで公開している症例写真の数
・バリエーションの豊富さ
これらの点については多少なりとも実際行ってる症例数と比例することが多いです。
SNSで公開してる数が多ければその分多くの年数症例実績を重ねている目安にもなります。
QUESTION 04
実力を偽った美容外科医のSNSアカウント
ですが、公開してる症例写真が少ない場合はあまり信用しないほうがいいでしょう。
最近ではSNSのフォロワーを買って人気であるように見せることも可能です。
他にもX(旧Twitter)などでご意見番として過激な発言をして有名になっているような口だけの医師もいます。
このような医師に限って実際公開してる症例写真が少なく実力を疑うような医師もかなり多くいるのでご注意ください。
これに関しては次のポイントでも追加で解説してきます。
②症例写真の数と質
QUESTION 01
症例写真でチェックするべきポイントとは
QUESTION 02
症例写真の数
先ほどの1つ目のポイントでも症例写真の話が出てきましたが、症例写真の数は過去にどれだけ多くの手術を行ってきたかについての1つの証明にもなります。
この症例写真はSNSのみならず、その医師が在籍してる公式ホームページ内に記載されている執刀を担当した症例写真なども参考になります。
また、色々なバリエーションのビフォーアフター画像があることも大事です。
目だけでも1人1人違いがあります。
そのため、バリエーションが多いということはそれだけいろいろな目元に対応できるという証明になります。
QUESTION 03
二重整形の場合
・二重幅が幅広いものや狭いもの
・末広型や平行型
・出目や奥目
などのようなバリエーションです。
その先生はもしかしたら、
・狭い二重しか作れないかもしれない
・こだわりが強すぎて狭い二重しか作ってくれない
などのような可能性が考えられます。
そのため、バリエーションを多く載せていることが大事と言えます。
また、同じ写真ばかり使い回してあたかもたくさんの症例写真があるように見せかけている医師もいるので、過去数ヶ月分見返すのも大事なポイントになります。
QUESTION 04
症例写真の質
・仕上がりの綺麗さ
・写真・動画の統一感
・長期の経過が載っている
それぞれ解説していきます。
QUESTION 05
仕上がりの綺麗さ
整形をするということは、
「可愛くなりたい」
「綺麗になりたい」
「かっこよくなりたい」
などということがほとんどだと思います。
そのためにはやはり仕上がりがちゃんと綺麗な症例が多いかどうかが1つの目安となります。
たった1つのバズリ症例だけではなく、他にも綺麗な症例がたくさんあることがとても大事です。
他にもたくさんあればそれは安定的にいい結果をしっかり出せているという証拠にもなります。
QUESTION 06
写真・動画の統一感
症例写真や動画を見る際は、必ずビフォーアフターがセットであることが大前提になります。
たまにアフターだけを載せている先生や、アフターの写真だけなりたい目元で持参さるお客様もいらっしゃいます。
ですが、症例写真を見る際は必ずビフォーとアフターがセットであることが大事です。
整形は何でもかんでも叶えられる魔法の手術ではありませんが、ビフォーが同じような状態であれば、アフターも似た状態にできる可能性があるというものです。
症例写真を見る際には、ビフォーとアフターの写真が似たような条件かどうかを見ることも大事です。
例えば、
・ビフォーアフターで明るさが同じかどうか
・片方が画像でもう片方が動画など、写真や動画の角度に統一感があるかどうか
などです。
また、写真は暗い方が綺麗に見えず、明るい方が綺麗に映えて見えます。
そのため手術前をライトなしで撮影して、アフターで照明を明るくして映えを狙った撮影をする医師が一部います。
ビフォーアフターの片方は画像でもう片方が動画なのも、どちらかが都合が悪く隠すために条件を変えているパターンもあります。
このように、写真の角度や正面の明るさに統一感があるのも非常に大事なポイントです。
これらの点が統一されてない医師はあまりこだわりがなく雑である可能性もあります。
これは症例写真だけではなく、手術でも同じ性格が出る可能性があるので要注意です。
QUESTION 07
長期の経過が載っている
先ほども症例写真を見る際にビフォーアフターをセットで両方見ることが大事ということを言いました。
さらに言うと、アフターでは必ず経過を載せているかどうかも非常に大事です。
完成までにかかる期間の目安として、
・埋没法:1~3ヶ月
・切開系・脂肪吸引・豊胸:6ヶ月
これぐらい術後からかかります。
アフターの経過としてその途中までの経過しか載せてない場合、完成形ではそこからさらに変化して違うものに仕上がってしまってる可能性があります。
そのため検討してる手術の完成の期間をしっかりと把握して、その完成形の時期まで症例写真が載っているのを確認することが非常に大事です。
例えば埋没法で、手術直後や1週間後の経過だけを載せている場合だった、それのみを参考にするのは非常に危険です。
しっかり完成の1~3ヶ月と合わせて比較しなければ、完成のタイミングで思ったものと違うものに仕上がってる可能性もあります。
③口コミ
QUESTION 01
正しい見方が必要になる
最近ではどの業種でもクチコミサイトが充実しているかと思います。
飲食店なら食べログ、美容院ならホットペッパービューティーなど、とても参考になります。
美容外科も口コミが色々見れる時代になってきました。
ただし口コミの見方を知らないと間違った情報に騙される可能性があります。
美容外科医の口コミといえば、
・Googleの口コミ
・X(Twitter)
・トリビュー
などの口コミアプリなどがあります。
QUESTION 02
口コミを書くきっかけ
・何らかのポイントがもらえるなどの見返り
・本当にだれかの参考になってほしい
などのきっかけがない限り書かないでしょう。
口コミを書くこと自体時間もかかり、面倒なため、わざわざ良い口コミを書く人も少ないと言えます。
よくお買い物した後に、アンケートのLINEやメールなどがくるかと思います。
これもポイントなど何らかの報酬があるか、よほど気分が良いか、暇ではない限り皆さんも答えないのではないでしょうか。
それに対して悪い口コミは、クレームのようなものが多いため通常は悪い口コミの方が書かれることが多いです。
しかも匿名でアカウントを何個も作れるものだと、相手を落とし入れたいためにアカウントを変えて何回も書くような悪質な場合もあります。
また、その悪い口コミは
・100件中の1件なのか
・1万件中の1件なのか
このような割合の違いによっても重みが全然変わってきます。
その口コミが何件中の1件なのか考えずに。たった1件の口コミを鵜呑みにして間違った判断をする人も非常に多いので注意が必要です。
QUESTION 03
口コミを依頼しているパターンもある
どういうものかというと、自分のところにはいい口コミをたくさん書かせて、強豪のとこには悪い口コミを書かせるような悪質なものです。
つまり実際施術を受けてない人もサクラとして書き込まれるということになります。
そのため、口コミが本当なのかどうか見極めるのが非常に大事になります。
ちなみに、
・Googleの口コミ
・X(Twitter)
これらはここまで説明したことがよくあることなので個人的には全く参考にならないと思っております。
これらで見た情報は鵜呑みにせず噂の1つぐらいで参考にする程度がおすすめです。
QUESTION 04
おすすめはトリビュー
なぜかと言うと、
・トリビューはスマホ1端末で1アカウントかしか作ることができない
・経過を載せるには、実際手術を受けた見積書と支払いをした領収書を登録しないと経過が載せられない
このような理由があるからです。
トリビューでは、実際の経過も赤裸々に書かれているため非常に参考になります。
実際の自分の経過を載せてるため、なりすましができないシステムにもなっています。
また、経過を載せることでその人自身にポイントがつき、次の美容整形に使えるというメリットがあります。
そのため、忖度なく口コミを書く動機にもつながります。
これらのことから口コミを見るとしたら個人的にはこのトリビューというアプリ一択だと思います。
このような口コミサイトを見れば、先ほどポイントでお話した症例数についても、ある程度本当か嘘かも分かります。
症例数の数が多く書かれているにも関わらずそれに対しての口コミの数があまりにも少なかったら、実際その施術を受けている人が少ない可能性があります。
もちろん、
・口コミサイトに登録されてからの年月
・サイト内の広告に費用をよりかけているクリニック
などによっても差が出てくると思いますが1つの目安にはなると思います。
QUESTION 05
専門医かどうか
・形成外科専門医
・美容外科専門医
このような専門医なのかどうかも関係あるのではないかと思う人も少なからずいらっしゃるかと思います。
ですが、結論から言うと専門医かどうかは全く意味がありません。
実は専門医というのは、ただのペーパー試験と過去に経験した手術のレポートを提出するだけのものになります。
つまり、大学病院に入って形成外科医になり、通常通り仕事をしていれば誰でも手に入る資格ということです。
実技試験があるわけでもないため、実力とは全く関係のない資格と言えるでしょう。
また、形成外科医になって最初の5年はあまり手術をやらせてもらえないケースが多いです。
形成外科という科は普通の障害外科や整形外科と比べ、圧倒的に手術の件数が少ない上にかなり特殊なものが多いです。
経験年数が5年目以上のより上の先生がメインで手術することが多くなります。
専門医は5年前後で取れることが多いのですが、専門医を取ったばかりだと手術件数が少ない人がほとんどです。
単純に専門医でも形成外科専門医よりも
・消化器外科専門医
・整形外科専門医
などの方が圧倒的に手術の経験も多く、手先が器用なケースが多いです。
また形成外科で美容目的の手術はほとんどないため。専門医だから美容整形の手術がうまいとは全く言えません。
美容外科では、いかに美容外科の手術をたくさんやってきたかの方が大事です。
しいて言えば、形成外科医として10年以上従事してきた先生であれば、その間に美容整形手術も経験していて上手である可能性が高くなります。
そのため、美容外科専門医も従事していて、かつ形成外科と美容外科を合わせて10年以上行ってる人であれば、ある程度実力が担保されると言ってもいいのではないかと思います。
日本人はこのような肩書きを気にしがちですが、実際の手術の上手さは肩書きではありません。
大事なのは過去に経験してきた症例数や仕上がりの画像の方です。
QUESTION 06
大学病院の教授は手術がうまい?
教授は通常、教授選という選挙で選ばれます。
同じ大学病院の他の科の教授たちの投票で選ばれ決まります。
どのような人が選ばれるかというと、
・その人が教授になって大学病院の地名度が世界的に上がる場合
・教授同士のコネ
このような場合がほとんどになります。
大学病院の地名度が世界的に上がるというのは、手術の上手さではなく、
・執筆してきた論文の数
・その論文の影響力
これらがほとんどです。
なので教授になる医師の多くは、手術よりも研究を頑張ってきて論文をたくさん書いてきたことの方が多いです。
つまり手術が下手な先生もかなり多くいるのが実情です。
大阪大学の教授選考基準が公開されていましたが、やはり研究や論文の実績は重視されていることが明らかでした。
そのため、もし僕が手術を受けるとしたら、絶対教授ではなく現役でたくさん手術している医師を選ぶと思います。
まとめ
QUESTION 01
正しい情報を見極めて鵜呑みにし過ぎないことが大事
・①症例数の多さ:嘘の場合もあるため鵜呑みにし過ぎない
・②症例写真の数と質:仕上がりの綺麗さ・写真・動画の統一感・長期の経過が載っているか
・③口コミ:本当の口コミか見極めるのが大事であり、トリビューがおすすめ
これらを中心にお話しました。
皆様今回の授業もご理解いただけたでしょうか。
Instagramやtiktokでもたくさんの症例写真や動画を公開してるので、ぜひそちらもご覧ください。
質問も大募集中です。
ぜひコメント欄に気軽にご質問ください。
では今日の授業もこの辺まで。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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