埋没法の食いこみが強いのはなぜ?強さは調節できるのか解説!
今回のテーマは、「二重整形で二重の食いこみの強さは選べるか」についてです。
二重整形のカウンセリングをしていると、
「二重の食いこみの強さを強くしてほしい」
「食いこみが強いので弱くしてほしい」
などのようなご要望をいただくことがあります。
長年アイテープなどで二重を作っていた方の中には、
「テープだとしっかり食いこまないので、食いこみの強い二重になりたい」
「二重整形したことがバレたくないため、テープで作った二重ぐらいの食いこみの浅い二重にしたい」
などのようなご要望をいただきます。
これらのご要望のように、二重整形で二重の食いこみの強さは選べるかについてお話していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
2024.3.19
埋没法で二重の食いこみが強いか弱いかはどのようにして決まるかご存知でしょうか。二重整形において二重の食いこみ加減の調節ができるかどうかは気になるポイントだと思います。今回は埋没法の食いこみを強いものや弱いものに調節できるのかを中心解説します。
二重整形で二重の食いこみの強さは選べる
QUESTION 01
二重の食いこみの強さはその人本来のもの
なぜ二重整形で二重の食いこみ加減が調整できないのかというと、二重整形の二重は天然の二重と原理が全く同じだからです。
埋没法を始めとした二重整形では、この筋肉の枝分かれと同じ構造を糸を使って作る手術になります。(画像2)
つまり、天然の二重と二重整形の二重は原理が全く同じということです。
そのため、二重整形で二重にしてもその人が天然で二重だった場合と全く同じものに仕上がります。
逆に言えば、二重の食いこみ加減はその人自身のまぶたの状態で異なり、その人が天然で二重だった場合と同じようにしかならないと言えます。
二重の食いこみ加減を決める要素
QUESTION 01
3つの要素がある
・①まぶたの厚み
・②希望の二重幅
・③目の開き加減
これらによって異なります。
QUESTION 02
①まぶたの厚み
QUESTION 03
まぶたが厚い人の場合、食いこむ箇所の皮膚や脂肪が厚い分、より食いこんでいるように見えます。(画像3)
逆にまぶたが薄い人の場合、食いこむもの自体が少ないため、食いこみはより弱く見えます。(画像4)
ただ、まぶたが厚いから不自然に食いこむなどしているわけではありません。
先ほどもお話したように天然の二重と二重整形の二重は原理は同じものです。
そのため、二重整形で作られた二重の食いこみ加減はその食いこみ加減がその人にとって自然なものだということになります。
QUESTION 04
②希望の二重幅
ご自身のまぶたを触ってみていただくとわかりますが、まぶたの厚みはまつ毛の縁に近ければ近いほど皮膚は薄く、眉毛の方に近づけば近づくほど皮膚は厚くなっていきます。(画像5)
これは先ほどのまぶたの厚みと二重の食いこみの関係の部分で話した内容と似ているかと思います。
二重幅が広ければ広いほど、まぶたの皮膚が厚い部分に二重が食いこむことになるため、より強く食いこんでいるように見えます。
逆に、二重幅が狭ければ狭いほどまぶたの皮膚が薄い部分に二重が食いこむことになるため、より食いこみが浅く見えるのが本来あるべき姿と言えます。
QUESTION 05
③目の開き加減
目を閉じた時二重は、二重の食いこみなどがなく真っ平な状態になります。(画像6)
そして目を開くと共に徐々にまぶたの裏から眼瞼挙筋の枝で引っ張られて、正面を向いた時にしっかりと食い込んだ二重になる原理になっています。(画像7)
つまり、目が開ききっていない伏し目の状態では、二重の食いこみはうっすらとしか入らないのが通常です。
これがまさに目の開き加減と二重の食いこみが関係する理由です。
QUESTION 06
目を開く筋肉が強いかどうか
逆に力を抜いたようなぼーっとした時のような目をすると、二重の部分が余り引っ張られず食いこみが浅く見えるようになります。
意識をせずに目を開けている時の開き加減は人それぞれ異なります。
周りの人を見ていただくと分かるかと思いますが、目がぱっちりしている人もいれば目の開き加減が眠そうに見える人もいるかと思います。
これらの目の開き加減が人によって違うのは、目を開ける筋肉の強さが人それぞれ異なるためです。
また、同じ人でも左右で筋肉の強さが異なります。
イメージとしては、右利きの人が右腕の筋肉の方が強いのと同じです。
つまり、元々目の開く筋肉の力が強くてぱっちりしている人の方が二重の食いこみが強く、目の開きが弱い人の方が食いこみが浅くなるというのが本来あるべき姿になります。
埋没法をすると目を開けやすくなるのか
QUESTION 01
埋没法はあくまでも二重の線を追加するだけ
埋没法するとまぶたの裏から糸で引っ張られることで、目を開けやすくなるのではないかという勘違いをされている方がいらっしゃいます。
ですが、埋没法はあくまでも二重の線を追加するだけのプチ整形になるので、目の開きなどの機能は全く変わりません。
ただし、一重の人の場合、まぶたの皮がまつ毛の生え際にかぶさっていて本来の瞳の一部を隠してしまっている状態になります。(画像8)
そのためこのような場合に二重整形をしてまつ毛の生え際が見える二重にすると、隠れていた瞳の一部が現れ、結果として目の開きが良くなったように見えることがあります。(画像9)
二重の人の場合は一重と異なり、まぶたの皮で瞳が覆いかぶさっているということもないため、埋没法をしても目の開きが良くなったように見えるようなことも一切ありません。(画像10)
Youtubeでも、「埋没法でできること・できないこと」について動画で解説しています。
ぜひこちらもご覧ください。
まとめ
QUESTION 01
二重整形では二重の食いこみの強さは選べない
・二重整形は自然の二重と同じ原理の二重のため、食いこみの強さはその人本来のものになり、強さを選ぶことはできない
・二重の食いこみ加減を決める要素は①まぶたの厚み、②希望の二重幅、③目の開き加減
・まぶたが厚い、希望の二重幅が広い、目の開きが強いほど強い食いこみになる
・埋没法は二重の線を作る手術で、目の開きを良くするものではない
これらを中心にお話しました。
皆様、今回の授業もご理解いただけたでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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