二の腕脂肪吸引後の内出血を早く治すには?自宅で簡単にできる方法を紹介
二の腕の脂肪吸引は、ダウンタイム中に内出血・むくみ・痛みなど、さまざまな症状が現れます。
これらの症状には個人差があり、時間が経つにつれて軽減しますが、ケアの方法次第でダウンタイムを短くできます。
そこで今回は、二の腕脂肪吸引後の内出血・あざを少しでも早く治す方法や、自宅で簡単にできるセルフケアを紹介します。
また、内出血について理解を深めるために、以下の内容を解説していきます。
・なぜ内出血ができるのか?
・脂肪吸引後の内出血の特徴
・自宅でできる内出血を抑える方法
内出血を早く治したい方やダウンタイムが不安な方は、ぜひ参考にしてください。
2024.7.19
二の腕の脂肪吸引はダウンタイムがいつまで続くのか気になりますよね。今回は、二の腕脂肪吸引で内出血ができる原因や、内出血・あざを少しでも早く治す方法を紹介します。自宅で簡単にできる方法なので、ダウンタイムを短くしたい方は、ぜひ参考にしてください。
脂肪吸引でなぜ内出血ができるのか?
POINT 01
内出血の程度や期間は人それぞれ
内出血は、脂肪吸引の際に脂肪周りの組織が傷つくことで生じます。
私の施術では、お客様が希望する細さやデザインを意識しながら、できる限り内出血を抑える工夫をしています。
内出血を抑えるために、脂肪周りの組織へのダメージを軽減する方法はありますが、完全に内出血を防ぐ施術方法は現段階では存在しません。
脂肪吸引後の内出血の程度や期間には、個人差があります。
吸引する脂肪の量が増えると、それに伴い脂肪周りの組織を傷つける量も増えるので、内出血がひどくなる場合があります。
早い方で1週間、遅くても2週間で内出血は治まります。
ただし、日焼けしている方は内出血が目立ちにくかったり、皮膚が薄い方は内出血が治りにくかったりすることがあり、本当に人それぞれです。
二の腕脂肪吸引後の内出血を早く治す方法
POINT 01
おすすめの方法
内出血を早く抑える方法は、術後1週間とそれ以降で少し異なります。
まず、術後1週間は、冷やすことが大切です。
脂肪吸引の後はしっかりと冷やすように言われると思いますが、どのように冷やせば良いのでしょうか?
間違った冷やし方をすると全く効果がないため、正しい方法を知っておくことが重要です。
なぜ、冷やすことが良いのかというと、冷やすことで血管が縮まるからです。
血管を縮こまらせることで内出血が広がるのを防ぎ、術後の炎症を抑えて腫れやむくみを軽減できます。
また、冷やすことで術後の痛みも抑えられるのです。
脂肪吸引後の内出血を早く治すための冷やし方のポイントは以下の通りです。
・氷嚢で患部を冷やす
・1回15〜20分、1日3回を目安に冷やし過ぎない
・アイスノンや湿布はおすすめできない
それぞれ詳しく解説していきます。
POINT 02
一番おすすめの道具は氷嚢
それは、氷嚢です!
氷嚢は、スポーツ選手が使っているイメージがありますよね。
私も大学までサッカーをしていた際に、愛用していました。
二の腕の脂肪吸引をした直後から、氷嚢で冷やして大丈夫です。
氷嚢をできるだけ冷たく保つには、袋に氷を入れる際に、できるだけ空気を抜くことがポイントです。
氷が溶ける際に空気が少ない方が冷たさが持続するので、ぜひ試してみてください。
POINT 03
冷やす時間は1回15~20分
脂肪吸引後は麻酔が効いており、冷やしている感覚がないことがあるため、長時間冷やすのは避けましょう。
基本的に、氷嚢でのアイシングは低温やけど・凍傷になることはほとんどありません。
感覚がない状態で冷やすと、リスクを伴います。
凍傷になると、皮膚がヒリヒリと痛み始めて、そのうち痺れるようになり、感覚が鈍くなっていくので注意してください。
POINT 04
冷やす回数は1日3回
例えば、左腕を冷やす際は、反対の手で冷やすこともできますが、その体勢はつらいかもしれません。
おすすめはベッドに氷嚢を置き、寝そべりながら冷やす方法です。
この方法はとても楽ですよ。
二の腕脂肪吸引後は「ボレロ」という着圧着を使用しますが、氷嚢はボレロの上からでも問題ありません。
氷嚢は、ネットなどで1,000円以内で購入できますよ。
POINT 05
おすすめできない方法
例えば、よく使われているアイテムとして、アイスノンがあります。
アイスノンは、中に入っているジェルの温度が-16度まで下がることがあります。
しっかり冷やすと逆に冷えすぎてしまい、低温やけど・凍傷のリスクが高まってしまいます。
二の腕脂肪吸引後は麻酔が効いていて感覚が鈍くなっているため、アイスノンの使用はあまりおすすめできません。
貼って冷やすタイプの湿布もおすすめできません。
湿布は二の腕の表面しか冷やせず、深い層を冷やすことができないからです。
また、脂肪吸引後は皮膚が非常にデリケートになっているため、湿布の粘着物質に過剰反応してかぶれる恐れがあります。
手軽に買えるからといって、むやみに湿布を使用しないようにしましょう。
まとめ
POINT 01
正しい冷やし方で内出血を早く治そう
内出血を早く治す方法を、もう一度おさらいします。
・氷嚢で患部を冷やす
・1回15〜20分、1日3回を目安に冷やし過ぎない
・アイスノンや湿布はおすすめできない
今回紹介した方法は、必ず行わなければいけないわけではありません。
実践しなかったからといって仕上がりには影響しないので、少しでも早く治したい方は、ぜひ試してみてください。
クリニックでは、二の腕脂肪吸引の無料カウンセリングを行っております。
二の腕の太さでお悩みの方は、ぜひ気軽にお越しください。
また、脂肪吸引について分からないことがありましたら、脂肪吸引完全攻略の動画を見ていただければと思います。
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■日本救急医学会 ICLS/immediate cardiac life support プロバイダー
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