脂肪吸引で抜糸なしは可能?メリット・デメリットを徹底解説!
本日は、脂肪吸引の抜糸について皆さんにお伝えしたいと思います。
結論から先に言いますと、私は、脂肪吸引を抜糸なしで行っています。
抜糸について解説している記事は、少ないと思います。
なのでこの記事で、抜糸なしのメリット・デメリットや、なぜ抜糸なしで行えるのか、そういったことを皆さんにお伝えします。
本記事で、脂肪吸引のアフターケアを含めた流れをイメージできると思うので、ぜひ最後までご覧ください。
2025.3.20
脂肪デザイン部のくずしま先生です。私は、脂肪吸引を抜糸なしで行っています。今回は、抜糸なしのメリット・デメリットや、なぜ抜糸なしが可能なのかなどを解説します。脂肪吸引のアフターケアをイメージできると思うので、ぜひ本記事を参考にしてください。
脂肪吸引の傷について
POINT 01
脂肪吸引の傷口は縫合して抜糸するのが基本
そのため、傷が全くできないわけではありません。
3mmくらいのすごく小さな穴を開けて、そこから吸引します。
傷口を開けるということは、必ず傷を閉じないと傷は綺麗になりません。
脂肪吸引をした後は、傷を縫合するという動作が必要になってきます。
傷口を作るので、それを縫った後は基本的に、抜糸をしなければなりません。
脂肪吸引を検討している方は「脂肪吸引の抜糸はいつですか」と質問する方が多い印象を受けます。
皆さん、怪我をして傷が開いてしまった経験があるかと思います。
そのままにしていたら、綺麗に治らないですよね。
そこで、傷を綺麗に縫う動作が必要になってきます。
縫い方は本当に色々なやり方があり、正解はありませんが、脂肪吸引の傷は本当に小さな傷です。
この傷をきれいに縫う方法はたくさんありますが、一番オーソドックスなやり方としては「中縫い」です。
中の組織を縫い合わせた後に、外の傷を縫うという2つの工程をすることが多いです。
そうすると、すごく傷が綺麗に治ると言われています。
私が行っている方法は抜糸不要の方法で、中をすごく綺麗に縫合する方法はしっかりと行っていますが、外縫い(外側を縫う工程)を行っていません。
これは賛否両論あると思いますが、実は私は、この方法を約4年前から行っております。

「あざむくみ抑制ドレナージュ 程度ダウンタイム療法+抜糸不要」という方法で学会でも発表していまして、僕自身としてはこの方法はとても良いと思っています。
脂肪吸引抜糸なしのメリット
POINT 01
来院回数を減らせる
縫った後に何もしないと、ずっと糸が残ってしまうので、外縫いした場合は切って糸を取る工程を約1週間後にしなければなりません。
そのため、本当は抜糸をするためだけに来院しなければいけないのですが、抜糸不要の方法を行うことで、来院する回数を減らせるんですね。
私のところには、全国からたくさんのお客様がいらっしゃいますので、遠方から来ていただくと、抜糸をするためだけに通わなければならなくなってしまいます。
沖縄から来た方が、一度帰った後に1週間後また抜糸に来るとなると、大変だと思うんです。
なので、抜糸不要の方法のメリットの1つ目としては、来院する回数を減らすことができるという点です。
遠方から来るお客様にとって、嬉しいのではないでしょうか。
POINT 02
ダウンタイムが辛いときに来院しなくて良い
なぜかと言いますと、脂肪吸引の手術は内出血やむくみが出るなど、一定のダウンタイムが出てしまいます。
最初の2日〜1週間はダウンタイムがつらい方が多いです。
ダウンタイムがつらい期間にわざわざクリニックに来る必要がないと、非常にメリットだと思います。
POINT 03
抜糸の痛みを伴わなくて済む
抜糸って意外と痛いじゃないですか。
僕は抜糸してもらった経験がありますが、やはり痛かったです。
抜糸で痛い思いをしなくていいというのも、メリットです。
抜糸をしないメリットを大きく分けると、以下の通りです。
・来院回数を減らせる
・ダウンタイムが辛いときに来院する必要がない
・抜糸の痛みを伴わなくて済む
脂肪吸引抜糸なしのデメリット
POINT 01
傷口が汚くなる可能性がある
しかし、外縫いをしないことで「傷口が汚くなるのでは」と心配するかもしれませんが、そんなことはありません。
3mm程度の傷は、中でしっかりと縫えば、外縫いしなくても綺麗になります。
脂肪吸引の傷口というのは、そもそも目立たないところ、つまり、体のシワに沿って傷口を作っています。
例えば、二の腕の脂肪吸引をした場合は、傷口を肘のシワに作っています。
肘には、絶対シワができると思います。
あとは脇の中などですね。
このように、あまり人の目につかないシワに沿って傷を作っています。

完成形の傷はシワに隠れて、僕自身もわからないことが多いです。
傷口が目立ちにくいところに作っているので、傷が目立つという心配はありません。
ただ、先生によっては肘の上に作ったり肩甲骨横の脂肪吸引をするときに、脇の中ではなく背中に作ってしまう先生もいます。
それだと、傷口は目立ってしまうので気をつけてください。
抜糸なしの方法を、僕は4年くらい前から行っています。
傷についてのトラブルも全くないので、このやり方が一番良いと私は思っています。
良くない傷口の例
POINT 01
肌を見せても目立たない傷口が良い

なぜかと言うと、手を下ろした時に傷が見えてしまうからです。

例えば、タンクトップを着たときなどに、ここに傷があると分かってしまいます。
私だったら、脇のところに作ります。

ここに傷を作れば、綺麗になるのかなと思います。
中縫いだけでも綺麗に治るのか?
POINT 01
技術がいるものの中縫いだけでも問題ない
中縫いだけで綺麗に傷を閉じられる先生は、本当に少ないと思います。
私はさまざまな先生を指導していますが、中縫いを最初からできる先生はかなり少なくて、かなりの訓練をしないとできるようにならないんです。
外縫いなしの先生がいたら、もしかしたら私が指導した先生かもしれません(笑)。
難しい中縫いですが、練習したり経験を積めばできるようになるので、私は中縫いだけで傷を綺麗に作るという方法で行っています。
縫合方法は先生ごとに考え方が違うと思いますが、私なりのメリットとデメリットがあると思っていますし、私自身、お客様に満足してもらえる結果を出したいと思っています。
これで問題が起きていたら、この方法をやっていませんが、4年間やっていて良いなと思ったので、抜糸不要の脂肪吸引の方法についてお伝えしました。
脂肪吸引はどうしても傷ができてしまうので、なるべく傷が目立たない方が皆さん嬉しいはずです。
抜糸あり・なし関わらず、体質によっては、傷が治るまでに少し時間がかかる方もいらっしゃいます。
リクエストや需要があれば、綺麗に目立たない傷口の治し方や、傷のアフターケアなどについても、今後紹介いたします。
「傷口を綺麗に治したい」
「どうやったら傷を早く治せるの?」
このように気になってる方がいましたら、今後記事にまとめていきたいと思います。
まとめ
POINT 01
脂肪吸引は抜糸なしでも大丈夫
抜糸なしのメリットは、
・来院回数を減らせる
・ダウンタイムが辛いときに来院する必要がない
・抜糸の痛みを伴わなくて済む
抜糸なしのデメリットは、
・傷口が汚くなる可能性がある
ということがわかりました。
私の脂肪吸引に対する思いも含めてお伝えできたと思いますので、本記事がお役に立てたらうれしいです。
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