年齢を重ねるなかで、目の下のクマが気になる瞬間が増えていませんか？しかし、ケアの方法を誤ってしまうと、効果が出ないどころか、ますます悪化してしまう場合もあります。そこで今回は、クマにはどのような種類があるのか、どのような対処方法が効果的なのかを徹底解説します。
目次
自分のクマはどのタイプ？
クマはどれも同じだと思っていませんか？実は、クマは3つに分類され、特徴や原因もそれぞれ異なります。
| タイプ | 特徴 | 見分け方 | 原因 |
| 茶クマ | 目の下にシミのようにあらわれる | 目の下を引っ張っても色が変化せず、茶色いまま | 色素沈着 |
| 青クマ | 目の下の青黒い色が目立つ | 目の下を引っ張ったとき、皮膚の色が薄くなる | 血行不良 |
| 黒クマ | 目の下の凹みによる影が黒く見える | 目の下を引っ張ったり、目元に光を当てたとき、色味が薄くなる | 生まれつき 加齢 |
茶クマ
茶クマの特徴は、シミができたように目の下がくすんで見えることで、人によっては黒ずんで見える場合もあります。目の下を引っ張っても色が変化せず茶色いままであれば茶クマです。
また、茶クマができる主な原因は色素沈着といわれています。紫外線や乾燥、摩擦などの肌ダメージによって、シミと同じようにクマとなって現れるのです。肌にあわない化粧品の使用や、アレルギーなどによる刺激によって色素沈着を起こす場合もあります。
青クマ
「クマは年配の方の悩み」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、この青クマは、年齢を問わずできる、目の下がほんのり青黒いクマです。目の下を引っ張り、皮膚の色が薄いかを確かめることで判別できます。
青クマができる主な原因は血行不良です。目の下の皮膚は薄いため、毛細血管の色が透けて見えています。健康な血液は赤い色をしていますが、血行不良を起こしていると青黒く見えてしまうのです。
血行不良の他にも、もともと皮膚が薄かったり、肌の色が白かったりする場合にも、青クマが目立つことがあります。
黒クマ
黒クマは、目の下の凹んだ部分に影ができ、影が黒く見えることで生まれるクマです。目元の血管が圧迫され、クマが赤く見える人もいます。
見分ける方法は、上を向いて目元に光を当てたあと、目の下のたるみやくぼみを引き伸ばします。そして、目元の凹凸をなくした際に色味が薄くなれば、茶クマや青クマとは違うことがわかります。
黒クマの原因は主に生まれつきと加齢に分類されます。加齢の場合、目の周りにある眼輪筋が衰え、眼球が支えきれず、脂肪が前へと出てしまうことで膨らみができ、影ができやすくなるのです。
目の下のクマの取り方とは？
ここからは、目の下のクマを取る方法を見ていきましょう。
日々のスキンケア
茶クマは紫外線や乾燥などの肌ダメージによって生じるものであるため、日々のスキンケアを見直すことで改善が期待できます。日々の紫外線対策や保湿を徹底し、肌ダメージを防ぐことが大切です。また、目元の皮膚はデリケートなので、負担を与えないよう、クレンジングや洗顔はゴシゴシこすらないようにしましょう。
さらに、色素沈着の原因は肌内部にあるメラニン色素です。そのため、肌の代謝を高めてメラニンの排出を促すことが色素沈着の改善につながります。
生活習慣の改善
青クマは、十分な睡眠を取るなど、生活習慣の見直しによって改善が期待できます。
また、食事面では、鉄分やビタミンの摂取も重要です。鉄分には血液の酸化抑制効果や血行促進効果が、ビタミンEは血行促進、ビタミンAなら疲れ目の緩和という効果があります。日頃から栄養素の高い食事を取るようにしましょう。
血行の促進
青クマは、生活習慣の見直しに加え、血行促進によっても改善が可能です。例えば、目元を温めると、目元の血流が改善されるため、青クマが目立ちにくくなります。具体的には、蒸しタオルと冷たいタオルを交互に当てることが効果的です。
他にも、ジョギングやウォーキングなど、息がはずみ、汗をかく程度の運動をすることも大切です。運動をすると心臓が普段よりも活発に動くため、目元だけでなく、全身の血行促進にもつながります。
美容医療による治療
黒クマの原因は主に遺伝的な要素や加齢であるため、日々のスキンケアや生活習慣の見直しによってすぐに改善させるのは難しいです。この場合、美容医療による治療が必要となります。
治療方法は主に、脱脂、脱脂＋脂肪注入、裏ハムラ法の3つに分類されます。
脱脂は、クマの原因である目の下の膨らんだ脂肪を取り除く施術です。
脂肪注入は、目の下にご本人から採取した脂肪を注入する施術です。この方法はどのクマのタイプにも効果があり、黒クマの場合、脂肪によってボリュームを補填することで、凹凸による影を解消できます。
裏ハムラ法は、眼球の下にある余分な眼窩脂肪を除去したうえで、加齢などでくぼんでしまった部分に脂肪を移動させる施術です。
黒クマを取りたい方は、一度クリニックを受診し、どの治療方法がご自身に合うのか医師と相談することをおすすめします。
湘南美容クリニックの目の下クマ取り
湘南美容クリニックでは、目の下のクマ取り、裏ハムラ法を導入しています。
目の下のクマ取りは、黒クマの原因となる目元の膨らんだ脂肪を、まぶたの裏側から除去します。裏側からアプローチするため、傷跡が残らないのが特徴です。
また、裏ハムラ法では、膨らんでいる部分からくぼんでいる部分に眼窩脂肪を移動させることで、膨らみと溝を同時に改善し、目元をフラットな状態にします。眼窩脂肪を切り離すことなくクマを改善できることが特徴です。
＞＞裏ハムラ方
以下では、詳しい治療の流れをご紹介していきます。
目の下のクマ取りの施術の流れ
目の下の切らないクマ取り
診察・カウンセリング
目の下のクマに関するお悩みをお聞かせください。専門医による診察・カウンセリングを踏まえ、お悩みに合った施術をご提案します。クリニックの予約状況によっては、カウンセリング当日の施術も可能です。
麻酔
施術中は笑気麻酔、安心麻酔（静脈麻酔）、局所麻酔の３種類の麻酔を使用します。安心麻酔で眠っている状態なので痛みは感じにくく、いつの間にか終わっていたという方が多いです。
切開
下まぶたの内側を切開します。
脂肪採取下まぶたの内側から余分な脂肪を除去します。裏側からのアプローチのため傷跡は残りません。
手術終了
約30分で手術は終了です。施術後はそのままご帰宅いただくことが可能です。
裏ハムラ法
診察・カウンセリング
専門医とのカウンセリングを踏まえ、お客様一人ひとりの目の下のクマに合った施術をご提案します。クリニックの予約が空いている場合はカウンセリング当日でも施術をおこなうことができます。
麻酔
局所麻酔をおこないます。ご希望によって静脈麻酔も可能です。
切開
下まぶたの裏を切開します。裏側からのアプローチのため傷跡は残りません。
調整
症状に合わせて目元が平らになるよう眼窩脂肪を調整します。
手術終了
約40分の手術が終了しましたら、そのままご帰宅いただけます。
クマ取りをおこなうクリニックの選び方
美容医療による治療を受ける場合、どこのクリニックを選ぶかも非常に重要なポイントとなってきます。ここでは、選び方のポイントを2点お伝えします。
価格が適切か
クリニックによっては医師や脂肪の除去量によって価格が変わる場合があるため、施術に見合った価格かどうか充分に検討することが必要です。
※湘南美容クリニックでご提示している価格は適切量全てを除去する価格で、脂肪の除去量によって価格が変わることはありません。
ダウンタイムを最小限に抑えられるか
ダウンタイムには個人差がありますが、湘南美容クリニックでの治療の場合は約1週間と最小限です。また、内出血や腫れが出る方・出ない方がいらっしゃいますが、脱脂のみの場合、多くの方はメイクでカバーが可能です。
目の下の切らないクマ取りに関するよくある質問
費用はどれくらいかかる？
クマの程度が軽い場合、費用は113,000円（税込）です。膨らみの程度が重い場合や目元に凹みが同時に存在してる場合は脂肪注入が必要となるため、330,800円（税込）となっています。また、眼窩脂肪を移動させる裏ハムラ法の場合、費用は334,070円（税込）です。
通院は必要？
通院の必要はありません。
どれくらい効果がある？
効果の持続性は半永久的です。また、一度脂肪を取り除けば再発しにくく、セルフケアと比較して効果が長期間持続します。
日常生活への影響は？
洗顔、メイク、シャワーは、施術の翌日から可能です。入浴やコンタクトは1週間後から可能となります。
まとめ
湘南美容クリニックの目の下のクマ取りは、ダウンタイムを最小限に抑えながら、一度で半永久的な効果が期待できる施術です。クマでお困りの方は、ぜひ当院にご相談ください。
