【目元】
長期間二重のりを使用しており、皮膚のたるみが顕著で眠たそうな印象でした。目を開く力は十分にあるので、埋没法という糸で結ぶ簡単な方法で二重術を行いました。蒙古襞の角度は緩やかでしたので、左右差を調整して狭めの平行二重でデザインしました。目の大きさ自体は大きいのでたるみがなくなり、ぱっちりとした目元に変わりました。

【鼻】
鼻根部が低く離れ目な印象であったので鼻根部にヒアルロン酸を注入することによって鼻筋をしっかりと出し離れ目な印象を改善することができました。鼻柱が短く鼻下が長い印象でしたが、鼻上の印象を強くすることによって鼻下の印象が弱くなりました。

【輪郭・顎】
小顔になりたい、というリクエストに対して、まずはエラボトックスを行い咬筋のボリューム減少を狙いました。また、顎のラインをシャープにするため、顎のボトックス注射とヒアルロン酸注射も行いました。もともとお口元のボリュームに対して顎の骨がやや後退しており、口が前に突出した印象のあるお顔立ちですので、顎の筋肉（オトガイ筋）の過緊張をとりながら輪郭形成を行うことが今回の注入テクニックのポイントです。また、エラボトックス後にフェイスラインのもたつきをスッキリと支えあげるように糸リフトも行っております。

【シワ・ほうれい線】
笑顔がとてもチャーミングな方ですが、ご年齢と比較して表情ジワがやや目立つ印象がありました。ナチュラルボトックスにより目元や鼻周りの表情筋の動きを軽減させることでシワを目立たなくさせました。また、笑ったときに法令線がぐっと深くなり上歯茎が見えるような表情が印象的でしたので、エレガントな笑顔の印象になっていただけるように法令線に対してボトックスとヒアルロン酸注射も併用しております。

【輪郭】
糸リフトによりフェイスラインや法令線、マリオネットライン等のたるみを全体的に改善しました。また、エラ（咬筋）ボトックスにより小顔効果も期待できます。
糸リフトやボトックスは術後の腫れもほとんどなく、手軽にできるリフトアップ・小顔治療です。

【目元】
元々左目の開きが右に比べるとやや悪く、左右差がある状態でした。眼瞼下垂の修正は本来切開で行いますが、切開はダウンタイムが長くなるので、今回は最も腫れの少ない埋没法であるクイックコスメティークダブルで二重幅を広げるとともに可能な限り修正致しました。また、ボトックスにより目尻のシワの改善、ヒアルロン酸により涙袋を形成することによって若返りを図っています。

【鼻・顎】
ヒアルロン酸を注入して鼻筋を高くし、顎は少しだけ前に出すことにより綺麗な横顔（Eライン）を形成しました。鼻や顎の手術は大掛かりでありダウンタイムも長くなりますが、ヒアルロン酸であれば術後の腫れもなく、手軽にきれいなEラインができます。

【唇】
唇にヒアルロン酸を注入することにより、唇全体のボリュームアップと口角挙上効果があります。唇のハリが出て口角も上がると、顔全体の若返り効果もあり、お勧めです。